栄養素の働きとその種類

栄養素の働きとその種類メニュー


糖質の働きと種類

糖質は3大栄養素の一つで、毎日食べているご飯などの穀類に多く含まれている成分です。この糖質は、人が生きていくうえで主に、毎日のエネルギー源になるものですから必ず摂取するようにしましょう。

エネルギーになるのは脂質もあるのですが、糖質は分解・吸収が早く、即効性があるのが特徴です。

肥満になるのは、多くの場合この糖質の摂りすぎによると考えてもいいでしょう。それは消化・吸収された後、糖質はブドウ糖になるのですが、過剰なブドウ糖は脂肪に合成され、体脂肪へと姿を変え体内に蓄積されるからです。

又、砂糖や果実などに多い「果糖」も多く摂りすぎると、肝臓に蓄積され、高中性脂肪血症や高尿酸血症を起こす恐れがありますから、いずれにしても糖質の過剰摂取は気をつけねばなりません。

 

たんぱく質の働きと種類

これも3大栄養素の一つです。

タンパク質の役割は、筋肉の増強や各種の臓器を構成するうえの主成分です。ボディービルダーやアスリート等の間では、プロティンと呼ばれています。

タンパク質が多く含まれる食材としては、肉(特に赤み部分)や魚介類、卵、牛乳です。又、畑の肉とも呼ばれる大豆にも多く含まれています。ちなみに、卵も牛乳も食べないという完全なベジタリアンはこの大豆からタンパク質を摂取していると聞きます。

ただ、なんでも摂りすぎはよくありません。過剰摂取は腎臓障害につながる恐れがあります。

 

ビタミンの働きと種類

ビタミンは生命活動に不可欠な栄養素ですが、量は微量です。

種類は13種類ありますが、溶解性の違いで「脂溶性ビタミン」と「水溶性ビタミン」に分類されます。

簡単に説明すると、「脂溶性ビタミン」は水に溶けにくく、アルコールや油脂に溶けるもので、A・D・E・Kがこれにあたります。過剰摂取は頭痛を起こすこともります。

そして、「水溶性ビタミン」は水に溶けやすいのが特徴で、ビタミンB群とCです。これは、過剰に摂取したものは排泄されてしまうので、常に一定量を摂らなければならないとうことになります。

ちなみに、このビタミンという名前はラテン語で「生命」を意味する「VITA」から来ています

 

脂質・脂肪酸の働きと種類

脂質も3大栄養素の一つです。

脂質も糖質と同じように、エネルギーを生み出すのですが、それは糖質の比ではなく、わずか1gでも9kのエネルギーを生み出すのです。これは糖質の2倍に匹敵するパワーです。

糖質は構造の違いで、「単純脂質」、そして「複合脂質」、そして「誘導脂質」の3つに分類されます。

過剰摂取したらどうなるかが気になりますが、これもエネルギー過多となり、肥満を引き起こします。その結果、糖尿病やガン、動脈硬化、といった様々な生活習慣病が待ち受けているのです。

だからといって、不足してもよくありません。不足すると、血管や細胞膜が弱くなり脳出血を引き起こす可能性が高くなってしまいます。

一方脂肪酸ですが、これは炭素数や結合のしかたに種類があり、それぞれが体内での働きが違ってきます。

 

ミネラルの働きと種類

ミネラルも基本的に微量ですが、体を維持していくうえで健康の増進には、欠かすことができない栄養素です。

その種類は、必須ミネラルとして16種類があります。

ミネラルの働きは、酵素の構成成分になる、骨や歯など体の構成成分になる、神経・筋肉の興奮性の調節、などが挙げられます。

過剰摂取した場合はどうなるかというと、例えば、鉄や亜鉛を摂りすぎた場合、中毒を起こすことになります。又、ナトリウムは摂りすぎると、高血圧症につながるなど、生活習慣病ともかかわりがでてきます。

不足したときの症状で一般的になじみがあるのは、「骨粗しょう症」です。これはカルシウムの不足から起きる症状です。

 

食物繊維の働きと種類

食物繊維とは、人間の消化酵素では消化できない成分で、腸内環境の改善や生活習慣病の予防が期待されます。

食物繊維が含まれる食品はいろいろあるのですが、比較的多いものは、ごぼう、菜の花、ゆでインゲン豆、干し柿、押し麦、おから、きくらげ、イモ類、海藻類、などが挙げられます。

ただ、多く含まれているからといってただそれだけを食べるということでは、あまり上手なとりかたとはいえません。うまく体内に取り込むには、多種類の食品と合わせてとることが大切なのです。

又、生活習慣病を予防するためには、毎日摂取基準の目標量をとることが望ましいのです。

 

ファイトケミカル働きと種類

ファイトケミカルという聞きなれない栄養成分をご存知ですか。

これは、カロテン類やポリフェノール類、βグルカン、イオウ化合物、といった植物に含まれる科学物質のことです。植物の何処に含まれているかというと、それは色や香り成分、アクなどです。

その働きはというと、ほとんどのファイトケミカルはがんや老化の原因ともいわれる、活性酸素を無害化することができるのです。当然、生活習慣病やアンチエイジングには効果が期待できます。

効果的な摂取方法は、多種類の食品を組み合わせて摂ることです。

 

その他の栄養成分

ここで紹介している栄養成分は、比較的最近発見されたものが主体です。

例えば、柑橘類に含まれるクエン酸、コーヒーやお茶の苦味成分であるカフェイン、とうがらしの辛味成分カプサイシン、納豆に含まれる酵素のナットウキナ-ゼ、ビタミンB群のイノシトールからできるリン酸化合物の一種であるフィチン酸、等です。

これらの栄養成分は、ガンや糖尿病、高脂血症、等、といった生活習慣病予防などの面から。食品の生理活性成分について研究が進められています。

 

各種病気に有効な栄養素

紹介している病気の種類は、「脳・神経系」・「循環器系」・「消化器系」・「腎臓」・「眼・耳・口・鼻・」・「内分泌の病気」・「男性泌尿器」・「女性の病気」・「アレルギー性の病気」・「心の病気」・「高齢者の病気」・「ガン」・「足腰の病気」・「ストレス」です。

これらに関係する病気はどういうものがあるのかということと、その病気の特徴、効能がある食品の種類と必要な摂取量、有効な食べ方、などを紹介しています。

例えば、脳・神経の病気には「脳卒中」や「アルツハイマー」がありますよとか、脳・神経の病気に有効な働きをする食品はビタミンB1が多く含まれるうなぎや豚肉ですよ、というように病気別に紹介されています。

スポンサーリンク