栄養成分とは?

パプリカの画像です。

栄養成分とはいったいなんなんだろう?・・・と考えたことはありませんか!!
日常生活で何気なく「栄養」という言葉を使っていますが、その言葉を正しく理解している人は少ないかもしれません。
そこで栄養と栄養成分について考えてみましょう。

昔、仙人は「かすみ」を食べて生きていた!?・・・などと言われますが!

人が生きていくためにはそんな訳にはいきません。「かすみ」ではなく、食物を摂取しエネルギーを得なければなりません。

この食物には、栄養素と栄養素以外の成分が含まれています。
そして栄養素は健康な体を作っていくうえで必要不可欠なものです。

ではこの栄養素とは何を指すのでしょうか?
それは、例えば様々な食物に含まれる、たんぱく質やビタミンなどが食品がもつ成分であり栄養素なのです。

当たり前のことですが、食べた食品の個体や液体はそのままの状態で人体の各組織に変わるわけではなく、食べた個体が、筋肉や血液などといった細胞につくりかえられていきます。

ただし、栄養素でも分子量が大きいものはそのままでは吸収されません。
胃や腸で消化・吸収されてエネルギーとして体内で利用されます。

要するに、自然界から摂取した様々な物質を、人体の中で消化・吸収され体内に取り込まれ、分解(異化作用)や合成(同化作用)により、成長や生活活動に必要とされる人体特有の有効成分に変換される、この一連の工程を「栄養」ということになります。

この栄養活動が順調にすすめば、栄養素は効率よく変換されて、エネルギー源になったり体調を整えるなどの働きができるようになります。

栄養素の役割

摂取された栄養素は、体の中で消化・吸収された結果、下記の大きな働きをすることになります。

  1. 必要なエネルギーになる。
  2. 健康な体を作る。
  3. 体調を整える。

エネルギーになるのは多糖類(糖質)、脂肪酸(脂質)、アミノ酸(タンパク質)で、この科学的に複雑な構造の物質を単純な物質に分解する反応によりエネルギーが作られることになります。食品でいえば、穀類や脂肪が多い肉類などです。

筋肉や骨や歯を作るのに必要となる栄養成分は、タンパク質やカルシウムで、食品でいえば、タンパク質が肉や魚、大豆、卵など、カルシウムは牛乳やチーズなどの乳製品、めざしやわかさぎといった小魚などです。

体の各機能を調節する役目を果たすのは、海藻や淡色野菜、果物などに多く含まれる、各種のビタミンやミネラル、ファイトケミカルなどです。

皮膚や粘膜を保護する栄養成分も、各種のミネラルやビタミンで、これは緑黄色野菜に多く含まれます。

 

では、最後に少しだけ詳しくまとめてみましょう。栄養素の働きは下記のようになります。

と、このようになります。

 


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 現代の栄養事情

ご存知の通り、日本は男女共に健康寿命ランキングで世界一の国です。

俗に言う、脂質が多い欧米化の食事の影響からか、糖尿病やガンなどの生活習慣病が増加しているとはいえ、まだまだ他の国に比べれば、栄養事情は良いということなのでしょう。

この最大の原因は、日本型食生活なのだといわれます。栄養バランスがとれた食生活を長きにわたり続くけることで、他の国比べ生活習慣病を減らすことに大きな影響をもたらしているのです。

これは、栄養的に共通点がある「地中海型食生活」やその影響を受けた国にも見られることで、日本同様これらの国は上位にランキングされています。

現代では、高塩分でタンパク質や脂肪、カルシウムが不足していた伝統的な日本食も、洋風化により欠点を改善し、栄養バランスが格段にあがってきています。これを「新日本型食生活」と呼び、世界からも高く評価されているようです。

ただし、あまりに洋風化が進むと、脂質の過剰摂取により、いくら新日本型食生活といえども生活習慣病のリスクが高まることは否めないということになります。

 

 地中海型食生活とは

ちなみに、地中海型食生活とは、パスタやパンを主食とし、魚や野菜、果物をたくさんとるといった、ほとんど日本食に近い食品構成の食事です。優れている点は、パスタやドレッシングにオリーブオイルやにんにく、とまとなどをたくさん使い、コレステロールが多い肉などをあまり摂らない点です。

恐らく、赤ワインも良く消費するようですから、含まれているポリフェノールも好影響を与えているのでしょう。

いずれにしても、これにより、大腸がんのリスクを大きく抑えることが可能になっています。

地中海型食生活を送っている国・地域としては、スペインや南イタリア、フランス、等で、特にスペインの中でも地中海にあるマルタ島では、典型的な例とされるようです。

 

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