ミネラルの働きと種類

 ミネラルの特徴

パプリカの画像

ミネラルは体を構成する元素のうち酸素、炭素、水素、窒素以外の元素のことです。

栄養素として必要不可欠なものを「必須ミネラル」といいます。これは、現在16種類が知られていますが、「日本人の食事摂取基準」では13種類が照会されています。

ミネラルの多くは、小腸で吸収されるのですが、亜鉛の一部は胃、ナトリウムの一部は大腸で吸収されます。又、カルシウムの吸収率は小腸にビタミンDや乳糖、タンパク質などあると増加します。鉄はビタミンCがあると吸収率が増加します。吸収後は肝臓に送られ、血液で各組織に運ばれ利用され、毎日尿や汗により排泄されます。

ミネラルは骨や歯の構成成分として重要ですし、有機物と結合して体の組織をつくるのに必要不可欠な栄養素です。さらにミネラルは、体の調節機能に働き、体の潤滑油としても重要な役割を持ちます。

骨や歯には「リン酸カルシウム」、「リン酸マグネシウム」として存在し、堅さや強さ、耐性などを与えています。筋肉内になるのは約10%程度で、たんぱく質と結合されています。

そして、約1%はエネルギーの元であるATP(アデノシン三リン酸といい、エネルギーを大量に含む物質)にリン酸として、細胞膜にリン脂質として、又酵素や補酵素の材料などとして存在しています。

又、ミネラルの中には、血液中や体液中で電気を帯びてイオンになるものもあります。

細胞内外のイオン濃度のバランスは一定に保たれているのですが、体がなんらかの刺激を受けると一時的に変化します。それは脳に伝わり、脳が変化に対応する適切な指令を出すことで、イオン濃度は元に戻ります。

これは、ミネラルが体のバランスを保つ源となっているということです。

ミネラルは体内で合成できませんので、食物から摂取しなければなりません。
もし、摂取量が不足するようなことになれば、様々な不調が現れたり、鉄欠乏症貧血やヨウ素不足による甲状腺などの欠乏症を起こし様々な病気の引き金にもなってしまいます。

しかし、過剰摂取すると過剰症を引き起こします。
例えば、鉄や亜鉛、マンガン、銅などは必要量のわずか数倍で中毒症を招きますし、ナトリウムの過剰摂取は高血圧などの原因にもあります。

そしてミネラルは、他のミネラルとのバランスが重要です。
特定のミネラルのみを摂取するとかえって害になりますので注意が必要です。

 


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ミネラルの種類とその働き

カルシウム リン
マグネシウム
ナトリウム カリウム
塩素 セレン
亜鉛 ヨウ素(ヨード)
マンガン イオウ
クロム
モリブデン コバルト
フッ素 ケイ素(シリコン)
バナジウム ニッケル
リチウム ゲルマニウム

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