糖質の働きと種類

糖質の代謝と働き

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糖質は「単糖類」、「少糖類」、「多糖類」に分類されます。

単糖類には「ブドウ糖」、「果糖」、「ガラクトース(脳糖)」があり、少糖類は「ショ糖」、「オリゴ糖」、「乳糖」など、多糖類では「でんぷん」や「グリコーゲン」などがあります。これらは糖質の結合数によって分類されたもので、体内での働きはそれぞれ異なります。

体内に吸収された糖質が、体に必要なエネルギーに変わるプロセスを「糖質の代謝」といいます。

まず糖質は体内でブドウ糖になりますが、これは植物の光合成により二酸化炭素と水から太陽の光を結合のエネルギーにして作られたものです。

穀類やイモ類はこのブドウ糖をでんぷんに変え成分に蓄えます。それを人間が食べてエネルギーにしています。

人間が摂取したでんぷんは体内でブドウ糖に分解され、小腸から吸収され肝臓に送られますが、一部は血液中に入り(血糖)、組織のエネルギー源になったり、筋肉グリコーゲンとして蓄えられることになります。

又、一部のブドウ糖はグリコーゲンとして肝臓に蓄えられますが、肝臓での貯蔵量を上回る量は内臓脂肪や皮下脂肪になります。

糖質の代謝には二通りあります。それは酸素を使う代謝と使わない代謝です。

ブドウ糖は酵素の働きによりピルビン酸になるのですが、その過程で微量のエネルギーが発生します。この酸素を使わない代謝を「解糖」といいます。これは、運動後の酸素が不足しているときなどに使われるエネルギーです。

又ピルビン酸は、さらに酵素によりアセチルCoという物質に変化し、TCA回路に入ります。ここで作られた物質がクエン酸ですが、これは呼吸により取り入れられた酸素と反応することで水と大量のエネルギーが発生します。

このエネルギーは生命を維持するための重要な活動源になります。

糖質は脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。糖質をとる量としては1日100g以上は必要です。

しかし、過剰摂取すれば体脂肪として蓄積され、しいては生活習慣病の原因にもなりますから注意が必要です。
特に砂糖や果実に含まれる糖質は脂肪に変わりやすいので、できれば穀類やイモ類からとるほうが、糖尿病の予防には効果的です。

 


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糖質の種類とその働き

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