栄養成分の正しい知識

野菜の画像です。

栄養成分の正しい知識は食生活の基本です。

ご存知のとおり日本は食料自給率40%と先進国の中ではなり低い国です。原因として考えられるのは、農地面積が狭く後継者が不足していることや、家畜の飼育に必要なとうもろこし、大豆などを輸入に頼らざるをえないこと、等があげられると思います。

しかし食料自給率が低いといっても、ほとんどの物はお金さえ出せば手に入りますし、ないものは無いと言われるくらい豊富な食材が揃っているのが現実です。
これは見方を変えればかなり恵まれた環境だと思うのですが、それほど恵まれた環境であっても、現代人は健康面で大きな問題を抱えているのが現実です。

それは過食であったり、偏った食事、不規則な食事がそれらの原因とされるのです。

ただお腹が空いたからといって、その空腹を満たすためではなく、できる限り体に必要な栄養成分を効果的に接種すればそのようなことのにはならないのです。
偏った食事や不規則な食事を長い間続けていると、体調も悪くなるでしょうし、健康な体を維持できません。

今や朝食を食べなかったり、インスタント食品ばかり食べている人、さらに夕食は外食などで高カロリーをとりすぎているなど、このようなケースは珍しくありませんが、こんな食生活を続けていると、生活習慣病や貧血、低血圧などになってしまいます。

これは、お金がある限り、食べたいものを食べたいときに、食べたいだけ食べているともいえると思います。
言いかえれば、現代人は健康作りに無頓着になっているのではないでしょうか。

食物にはそれぞれ必要な栄養素が含まれています。健康を維持するためには、必要な栄養素をバランスよくとることが何より大切なのです。
もし必要な栄養素が不足すると欠乏症にもなりかねませんし、逆に摂取しすぎると過剰症を引き起こすこともありえるのです。

 


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PFCバランス

PFCのPはタンパク質、Fは脂質、Cは炭水化物です。

総摂取エネルギーに占める、たんぱく質・脂質・炭水化物のエネルギー構成比を「PFC比率」といいます。これにより、栄養摂取のバランスを判定することができます。

適正比率の例としては、18歳以上であれば、タンパク質(P)が13%・脂質(F)が25%・炭水化物(C)が62%となります。

近年の傾向を見ると、脂質の摂取率が25%を超えて30%に近づいてきているといわれます。これは、常日頃耳にする肥満人口の増加から見ても、その数字は納得できると思います。

肥満者の割合を見ても、平成20年頃の国民健康・栄養調査では、20歳以上の男性で約28%、女性が約20%となっており、今もその数値は劇的に変わっていません。

この肥満が生活習慣病の根源ともいえるのです。

太っていると貫禄があり、スーツなどを着れば見ようによっては偉い人のように見えるのですが、今はそういう時代ではないでしょう。肥満の改善は企業をあげて取り組んでいるところもあるのですから。

そして、1日2食という食生活もよくありません。

朝食を抜く食生活は若い世代に多く、これでは1日に必要とされる栄養素を摂取できなくなり力もでません。そのうえ、夜は遅くまでアルコールを飲んで、脂っこいものを食べて帰る。これではバランスのとれた食生活とはかけ離れてしまいます。

このような食生活を続けていると、栄養バランスがくずれて、脂肪の過剰摂となり、肥満や激やせといった体になってしまい、それを長く続けていると結果的に寿命を縮めてしまうことにもなってしまうのです。

 

BMI

BMIは体格指数ともいい、「Body Mass Index」の略で、体重を身長の二乗で割った数値です。

この計算で出た数値が「25」以上あれば肥満です。ちなみに日本人の場合は「22」であれば健康が維持できてると判断してもいい数値です。

一般的には、BMI25以上あれば脂質異常症・高血圧と判断され、27以上あれば糖尿病、29以上もあったときは高コレステロール血症がそれぞれ2倍になります。

これによると、代表的な生活習慣病の30~60%は肥満が原因であるとされます。

ちなみに、日本人の死因の半分以上は生活習慣病がらみです。糖尿病では、その可能性を否定できない人まで含めると2000万人を超えてしまうのです。

要するに、栄養成分に関する正しい知識を身につけ、バランスの良い食生活をおくることが、いかに重要であるかということです。

 

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