くえ

くえ

くえはスズキ目ハタ科に属する海水魚です。
大きなものでは50k位になる 肉食魚で、水深15m~100m位の岩礁帯やサンゴ礁に生息します。
本州の中部以南から東シナ海、南シナ海位まで確認されています。

ハタ科の魚は巨大なものが多く、「マハタ」の老成魚は大きなものは「カンナギ」と呼ばれます。
以前、テレビ大阪の人気釣り番組「ザ・フィッシング」で、神津島の重郎平丸から釣り上げられたカンナギは100kを超えていました。

くえに似ている魚

似ている魚に「イシナギ」という魚がいます。
これもスズキ目ですがスズキ科に属します。大きなものは50k位は有に超えます。
通常イシナギと呼ばれる魚は「オオクチイシナギ」で、日本近海のほぼ全域の水深150~500m位に生息しています。
ただこの魚は肉は美味ですが、肝臓にビタミンAが過剰に含まれているため中毒を起こす恐れがあるとされ、食品衛生法では食用禁止となっています。

「アブラボウズ」という魚がいます。
肉食の大型魚ですがこれはカサゴ目ギンダラ科に属します。イシナギより深海に生息しており、名前の通り脂肪分が多い魚です。
クエに外観も似ており、身も脂がのった白身のため美味であることから、クエに偽装されたことがあります。
ただし、脂分が多いため食べ過ぎると腹をこわし下痢を起こすこともありますから注意が必要です。

食品生成法で食用禁止となっている他の魚

イシナギの他には「バラムツ」「アブラソコムツ」「ドクカマス」があります。
バラムツ・アブラソコムツは駿河湾等に生息する深海魚で、体内の脂成分が「ワックスエステル」と言われる「蝋(ろう)」でできています。
そのため、消化吸収されない脂分が肛門から漏れたり、下痢や腹痛を起こすことがあります。大量に摂取すると昏睡状態に陥った例もあるそうです。

ドクカマスは「シガテラ毒」と呼ばれる神経麻痺等を引き起こす毒成分が含まれます。
主に熱帯や亜熱帯に生息する一部の魚に含まれています。イシガキダイによるシガテラ毒中毒は本州・中部でも確認されています。

尚、シガテラ毒に関する記事は「ハマフエフキ」のページをご覧ください。

くえの別名・地方名

九州では「アラ」、関東近辺では「もろこ」と呼ばれます。
アラもモロコも他に正式名称を持つ魚がいますが、これらとは別の種類です。

他には、愛知で「マス」三重で「クエマス」四国では「アオナ」とも呼ばれています。

くえの食べ方と料理

非常に高級魚です。特に天然物は市場で高値が付きます。
最近は静岡県御前崎市で完全養殖が行われ、特産品として売り出しています。

刺身や鍋(クエ鍋・アラ鍋)が一般的です。見た目とは違い上品な甘味がある魚です。
特に九州では大相撲の九州場所が開催されるとちゃんこ鍋の具材として人気があります。
他の食べ方は、ステーキ、から揚げ、カルパッチョ、ムニエル、中華あんかけ、等、癖がない淡白は白身ですからほとんどの魚料理に合います。
又、内臓も食べられます。

くえの旬と保存方法

通年おいしい魚です。脂がのるのは冬ですから、旬は冬になります。
保存するには下処理をしてラップで冷蔵庫が一般的です。ある程度の大きさの切り身にするほうがいいでいしょう。
中型、大型は 2・3日寝かし熟成させたほうがおいしくいただけます。

くえの産地

関東・東海や伊豆諸島、九州各地でも漁獲されますが、産地となると高知や和歌山が知られています。
養殖では静岡県の御前崎 や和歌山県の白浜です。

くえの漁と釣り方

延縄漁が一般的です。一部地域では一本釣り(夜釣り)も行われています。

釣りの対象魚としては人気が高い魚です。
船から狙う場合と磯から狙う場合がありますが、どちらも魚やイカをそのまま 針に付け海底の岩礁帯周りを探ります。
活餌がいいのですが死んだ餌でもかまいません。 餌にするのはサバやムロアジ、ソーダカツオ、カツオ、メジマグロ、イサキ、アカイカ、スルメイカ、ヤリイカ等です。
船釣り仕掛けは200~300号のオモリと一本針といったシンプルな 胴付き仕掛けですが、竿とリールから糸・針に至るまで強力な物を使用します。
初めの当たりは強力で餌をくわえたらいっきに岩礁帯の住み家に潜ろうとします。一度岩礁帯(根)に潜られたら引き出すことはほぼ不可能です。この引きに耐えられない竿は折れますし、リールに耐性が求められます。ドラグが締まらないものは巻き上げられません。糸は切られてしまいます。
ですから、折れない竿と針、強力なリール、切れない糸とその結び方が重要なのです。

磯から釣るほうが大変です。
もちろん竿から仕掛けは磯大物用や専用の物を使います。
それに加え竿を固定する ピトンや竿立ても強力な物を使用しなければ海に引きずりこまれます。
又、釣りなのにヘルメットを着用します。これは根がかり(岩礁帯に仕掛けがひっかかること)をはずすときオモリによる事故を防止するためや、魚とのせめぎあいで勢い余って転倒したときの事故防止です。
ちなみに、磯から釣れるくえは一人の釣り人が3~5年に一度位釣れればよい、という程確立は少ない釣りです。
それでも中には夜釣りと昼釣りの通しで昼夜一匹づつ釣れるというラッキーな人もいないことはありません。 

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