抹茶の栄養成分とカロリー・おいしい点て方、使ったレシピなど

抹茶

抹茶とは蒸し製緑茶「碾茶(てんちゃ)」を茶臼で挽いて粉末にしたものです。
茶道で使うお茶はこの抹茶です。流派により点て方に違いがあります。

抹茶は渋みが少なく甘みが強いものが良質とされ、高級品として扱われます。
抹茶には「濃茶」と「薄茶」の2種類があり、高級なものは濃茶に使われます。

「濃茶」と「薄茶」の特徴は以下のようになります。

  • 濃茶・・・樹齢50年以上、中には100年以上にもある古木の若芽を使ったもの。黒味がかった濃い緑色。茶会などでは数人分を一つの茶碗で練り、順に回し呑む。
  • 薄茶・・・鮮やかな青緑色。若木の新芽を使ったもの。1人分ずつ点てるときに使う。そのため大人数の茶会などに向いている。

抹茶の栄養成分とカロリー・点て方、レシピなど・メニュー

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抹茶の産地

抹茶の原料となる「碾茶(てんちゃ)」生産量が多いのは、京都府、静岡県、愛知県、三重県、奈良県、岐阜県、等。
その中でも京都府は最も多い生産量がある。それに次ぐのは静岡県、愛知県、三重県。

  • 京都府・・・宇治茶の産地。てん茶は和束町など。
  • 静岡県・・・日本最大のお茶の産地。牧の原台地、富士山麓、安部川、天竜川、大井川等、多くの場所で生産される。
  • 愛知県・・西尾市、豊田市など。
  • 三重県・・・伊勢茶。県内の主産地は北部の北勢地方と南部の南勢地方。

 抹茶のおいしい点て方

茶道では流派により点て方に違いがあります。下記は家庭で飲むようなときの一例です。

  1. 抹茶の専用のふるいなどでこして細かい粒子にする。
  2. 茶碗に湯を注ぎ温める。
  3. 温めた茶碗は水滴が残らないようにする。
  4. 抹茶を茶碗に入れる。量は茶杓で1杯~1杯半。
  5. 90度前後のお湯を注ぐ。量は約60ml。
  6. 茶筅で軽く混ぜた後、勢い良く振り泡立てる。最後は茶筅で泡を細かくして飲む。

抹茶を使ったレシピ

抹茶の風味、苦味は砂糖との相性が良いので和菓子や洋菓子の材料にも使われます。

  • 和菓子・・まんじゅう、焼き菓子、あんみつ、水ようかん、だいふく、等
  • 洋菓子・・・ケーキ、アイスクリーム、クッキー、マカロン、プリン、等

抹茶に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

抹茶

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g   mg  mg  mg  mg  mg  mg
 324  30,6  5,3  38,5  6 2700  420  350  17,0   6,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2400  0,60  1,35  1200   60  0  38,5  0

抹茶の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・開封後は早めに消費する

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栄養は出来る限り自然な食材から取りたい

できれば普段の栄養はサプリなどに頼らず、自然な食材から摂りたいものです。

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