パントテン酸

 パントテン酸の働き・効能

パントテン酸は、コエンザイムAという補酵素の構成成分で、多くの代謝過程において中心的なサポート役として働いています。

コエンザイムAは、3大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)からエネルギーが作られるときみ、140種類以上もの酵素の重要な補酵素となります。そのため、コエンザイムAとなるパントテン酸は、体内のすべての組織にとり必要なビタミンといえます。

パントテン酸は、ストレスに対処する物質である「副腎皮質ホルモン」の産出を促進する役目を果たしています。さらにエネルギーを作るうえでも必要不可欠です。
よって、ストレス社会といわれる現代には欠かすことができないビタミンといえます。

パントテン酸は極端に栄養状態が悪くならない限り欠乏症は起こしませんが、日常コーヒーやアルコールを多くとるひとはこのビタミンが消耗しやすいですから普段から気をつけましょう。

 

過剰摂取と不足

パントテン酸の語源は、ギリシャ語の「いたるところに存在する」ということらしいです。

そこからみても、パントテン酸は動物性から植物性まで様々な食品に広く含まれていますので不足売るということはありません。又、腸内細菌によっても合成されますから、通常の生活をしている限り欠乏することはありません。

もし欠乏すると、頭痛や疲労、手足の知覚異常などの症状が見られるとの報告があります。

 

1日の摂取量・摂取基準

成人男性では5~6mg、成人女性では5mgです。(妊婦は+1、授乳婦は+1を付加)

 

パントテン酸の上手なとりかた

あらゆる食材に含まれていますが、缶詰や冷凍、精製などの加工過程で分解されやすいので、加工度が低い食品を利用したほうがいいでしょう。

又、水に溶けやすく、熱に分解されやすいので、あまり凝った料理より、シンプルな料理法が理想的です。

 

パントテン酸を多く含む食材

レバーや肉、魚、ナットウ、などに多く含まれます。そこで、パントテン酸の含有量が多い順に並べてみましたので参考にしてください。

  1. 鶏レバー(50g)・・・5,05mg
  2. 豚レバー(50mg)・・・3,60mg
  3. 牛レバー(50mg)・・・3,20mg
  4. 子持がれい(1切れ・100g)・・・2,41mg
  5. にじます(1匹・100g)・・・2,36mg
  6. 納豆(50g)・・・1,80mg

 

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