EPA(エイコサペンタエン酸)

 EPAの働き・効能・効果

EPAのほうが知られていますが、今はIPA(イコサペンタエン酸)と呼ばれています。

EPAは多価不飽和脂肪酸の一つでn-3系脂肪酸に該当します。特に、いわしやさば、かつおなどの青魚に含まれます。又αーリノレン酸をとると体内で変換されます。

EPAの効能としては、血液をさらさらにする働き、血管を拡張し血行を良くするなどといった働きをします。
中性脂肪やLDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やしますので、高血圧や動脈硬化、脂質異常症、脳血管障害、などといった生活習慣病の予防や治療に大きな力を発揮します。

さらに、花粉症、アトピー性皮膚炎、慢性関節症、ガンの予防などにも有効です。

これらのは効能は、DHAも同様の働きをするのですが、中性脂肪を減らす効果や血栓を予防する効果EPAのほうが高いようです。

 

LDLコレステロールとHDLコレステロール

LDLコレステロールとは「悪玉コレステロール」とも呼ばれています。

一方HDLコレステロールのほうは「善玉コレステロール」と呼ばれます。

LDLコレステロールが増加すると、血管に溜まってきて、動脈硬化を進行させることになります。中性脂肪が増えすぎるとLDLコレステロールも増加していきます。

悪玉などと呼ばれると人体にとってはかなり有害になるように感じますが、本来の役目は胆汁酸の原料であるコレステロールを体内に供給する役目を果たしています。そのため正常値の範囲内であれば、特に問題はありません。

通常140mg/dl以上が治療域とされます。

 

HDLコレステロール(善玉コレステロール)ですが、これは体内に蓄積された古いコレステロールを回収して肝臓に送るという働きをしています。この働きは動脈硬化の予防につながります。

ちなみに、HDLコレステロールが40mg/dl未満であれば治療域となります。

 

n-3系脂肪酸

炭素原子のn末端から何番目に最初の二重結合があるかで系列が決まります。

例えば、リノール酸は6番目にあるためn-6系列、EPAは三番目になるのでn-3系列となります。

n-6系脂肪酸を摂りすぎると、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が低下して動脈硬化につながりやすくなったり、アレルギー疾患を悪化することになります。

n-3系脂肪酸は心疾患やアレルギーを予防する働きがあります。

 

EPAを多く含む食材

養殖はまち・きんき・いわし・さば・うなぎ蒲焼・さんま・まぐろ脂身・養殖まだい・など

 

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