油揚げ

揚げ

油揚げとは、豆腐を薄く切ったものを油で揚げたものです。
一般的なものは中は袋のようになっているので、詰め物料理に重宝されます。
又、各地で特色ある油揚げが作られています。

油揚げの別名

薄揚げ、稲荷揚げ、狐揚げ、寿司あげ、等。

きつねと油揚げ

油揚げは昔から狐の好物とされています。そのため「稲荷様」には油揚げをお供えする週間が定着しています。又、きつねうどんに油揚げが入っているのもその影響でしょう。
これには諸説あるようですが、狐の好物が揚げたねずみであったことで、殺生を禁じた仏教の影響からかわりに油揚げになったと言われます。

生揚げ(厚揚げ)との違い

生揚げも豆腐の加工食品です。
豆腐を半分程度に切り油で揚げます。中みが十分に揚げられてないので生揚げと呼びます。又、厚いことで厚揚げとも呼ばれます。

油揚げの食べ方・料理

稲荷ずし、煮物、炊き込みご飯、炒め物、焼き物、味噌汁、等。

油揚げに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

油揚げ

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 386  18,6 33,1  2,5  10  55  300  230  4,2  2,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 30  0,06  0,03  19  微量  微量  1,1  0

栄養成分の詳細
油揚げに多く含まれる栄養成分。

 

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油揚げの効能

ミネラル、たんぱく質が豊富です。
特に目立つのはカルシウム。カルシウムは人体の2%前後をしめています。
その99%が骨や歯の成分で「貯蔵カルシウム」と呼ばれ、残りは筋肉などにあり「機能カルシウム」と呼ばれます。

貯蔵カルシウムは強い骨を作り、機能カルシウムは人体の生命の維持に必要な役割を果たします。カルシウムを貯蔵できるのは35歳前後と言われます。そして骨密度のピークは20歳位と言われますから、それゆえ若い頃からカルシウムをとる必要があります。

体内に存在する残り1%のカルシウムは。血液や筋肉、すべての細胞に分布しています。
血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きをしています。

油揚げの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では4・5日(冷凍は2週間~1ヶ月程度)

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