金玉糖

金玉糖(きんぎぉくとう)とは、寒天を溶かし砂糖や水飴を加えて煮詰めてから、冷やして固める和菓子です。
名前の金玉は財宝とか珍しいといった意味があるそうです。

見た目は半透明で、表面にはざらめ糖をまぶします。
まぶさないものもありますが、これは「金玉羹(きんぎょくかん)」と呼ばれます。

清涼感があるため、夏向きの和菓子として古くから親しまれています。

寒天の成分

寒天は天草やオゴノリといった、赤い海草(紅藻類)から作られています。
成分はほとんどが食物繊維ですから健康には良い食品です。
お菓子の材料に使われる以外は、ダイエットに適した健康食品としても注目されています。

ざらめ糖とは

ざらめ糖は通称で、本来は白双糖(しろざらとう)という砂糖の一種です。
砂糖の主成分である「蔗糖(スクロース)」を結晶させたものです。
特徴は結晶が確認できるほどの大きさ。その見た目から当初は「あらめ」と呼ばれていたそうですが、次第に発音が訛って「ざらめ」にあったそうです。
菓子に良く使われるのは、砂糖としての純度の高さと、高温でも透明さを保っている点です。

金玉糖に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

金玉糖

エネルギー  タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム  カリウム カルシウム  リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
288 微量 微量 72,0 2 2 7 微量 0,1 微量
ビタミンA  ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC  コレステロール 食物繊維 食塩相当量 
μg mg mg μg mg mg g g
0 0 0 0 0 0 0,8 0

栄養成分の詳細

金玉糖に多く含まれる栄養成分。

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金玉糖に含まれる栄養成分の効能

炭水化物(糖質)がほとんどです。
糖質は脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。

食物繊維は寒天に含まれるアガロースやアガロペクチンなどの多糖類です。
食物繊維の効果としては腸内環境の改善や肥満予防等があげられます。

金玉糖の保存方法

  • 理想的な保存方法・・・常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1~3日(賞味期限内に食べる)

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