肝臓・胆のうの病気と有効な栄養素

肝臓の病気

肝臓は体内で最も大きな臓器です。
糖質、脂質、タンパク質の代謝、消化を促進する胆汁の生成、アルコールの分解、有害物質の解毒など、さまざまな役割をしている働き者の臓器です。
再生する力も強いのも肝臓の特徴です。そのため一部が損傷しても症状があらわれにくいため、「沈黙の臓器」とも呼ばれます。

肝臓の疾患には脂肪肝、急性・慢性・劇症肝炎、肝硬変などがあります。脂肪肝は肝臓の細胞に脂肪がたまる状態で、肥満や飲酒、糖尿病などが原因です。急性肝炎は、飲酒、薬物摂取なども原因になりますが、ほとんどはウイルス感染が原因です。

上記のような病気にならなくても機能が低下すると、栄養素がうまく利用できなくなったり、老廃物が排泄できなくなります。そうなると倦怠感や疲労感が生じることがあります。

 

肝臓に有効な食生活のポイント

食べ過ぎ、お酒の飲みすぎには注意が必要です。どちらも、肝臓に負担がかかりますし、脂肪肝を招くことになります。
便秘に注意する。便秘も肝臓に負担がかかるので、予防のため食物繊維をとるようにしましょう。

特にとりたい食品

まぐろ等に含まれるたんぱく質は肝臓の細胞を再生するのに欠かせない栄養素です。良質なタンパク質をとるようにしましょう。たこなどに含まれるタウリンは、肝機能を高めたり、血圧を下げる効果があるとされています。

エネルギー代謝をするにはビタミンやミネラルが必要です。野菜は毎日350g以上食べるのが理想的です。

 

栄養成分についての知識
栄養成分についてのの詳しい解説は
下記のリンクをご覧ください。

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胆のうの病気

胆のうは肝臓で作られる胆汁を貯蔵する臓器です。胆汁は胆のうから十二指腸に分泌されて脂肪を乳化し、膵液に含まれている消化酵素の働きを助けるのが役割です。

胆石は胆汁の成分が固まり、胆のうや胆のうと肝臓や十二指腸をつなぐ胆管にできる固形物です。胆石症は無症状の場合も多いのですが、腹痛や発熱、黄疸などの症状がある胆石発作が起こる場合があります。

胆石症の腹痛は暴飲暴食、高脂肪食、過労が引き金になります。胆石は成分によりコレステロール胆石と色素胆石に分けられます。
コレステロール胆石は食の欧米化とともに増えていますから、コレステロールが高い食事を控え、食物繊維を多く摂るようにしましょう。

 

胆のうに有効な食生活のポイント

コレステロールを含む動物性食品は適量摂取する。食物繊維をとるとコレステロールの排泄を促します。
摂取カロリーを減らすため、油を使う料理を控えたり、オリーブオイルなどをできるだけ使う。

暴飲暴食をやめて、適度な運動を行なう。

 

特にとりたい食品

肉類は脂質が少ない鶏のささみや、豚や牛は赤身がおすすめです。
コレステロールの排泄を促す食物繊維は、玄米に多く含まれます。玄米がにがてなら胚芽米や雑穀でも十分です。

 

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