セルロース

セルロースとは

セルロースは多糖類の一種で植物の細胞壁を作る主成分です。

不溶性植物繊維に分類され最も多く食べられています。

 

セルロースの働き・効能

セルロースの働きとしては、腸でほとんど分解されませんから、便の量が増し便通を促します。
有害物質であるダイオキシンなども吸着して体外に排出しますので、大腸がんの予防や便秘解消にも効果を発揮します。

セルロースを含んでいる食品というのは一般的には硬めなので、よくかむことにより顎が丈夫になり、唾液や胃液の分泌を促し消化を助けます。

そして、よくかむということは早食いが防止され、満腹中枢が刺激されますので肥満の予防にも有効です。

 

多糖類とは

糖質の一種です。

糖質はごはんなどの穀類に多く含まれ、エネルギーのもとになります。炭水化物と考えてもいいでしょう。

糖質は単糖類と少糖類、多糖類に分類されます。

単糖類は1個の糖からなるもので、穀物や果物に多く含まれるブドウ糖(グルコース)、果汁に多く含まれる果糖(フルクトース)、乳汁に多く含まれるガラクトースなどがあります。

少糖類は単糖が2~10個結合したもので、結合数により二糖類、三糖類などと呼ばれます。種類としては、ブドウ糖と果糖が結合したショ糖(スクロース)、ブドウ糖が2個結合した麦芽糖(マルトース)、ブドウ糖とガラクトースが結合した乳糖(ラクトース)、ビヒィズス菌などの栄養源になるオリゴ糖などがあります。

 

さて多糖類ですが、これは単糖が多数結合した高分子化合物です。

デンプンやグリコーゲン、セルロース、ペクチン等があります。

デンプンはブドウ糖が多数結合した植物性の貯蔵多糖類で、イモ類や穀類に多く含まれます。

グリコーゲンはブドウ糖が多数結合した動物性の貯蔵多糖類で、肝臓や筋肉に多く含まれます。

セルロースやペクチンは難消化性多糖類、またはここで紹介しているように食物繊維と呼ばれます。

それぞれの働きについては、「糖質の働きと種類」でも解説していますのでそちらもご覧下さい。

 

セルロースが含まれる食品

ほとんどの植物に含まれますが、特に米ぬかなどの穀類の外皮に多く含まれています。

 

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