じゅんさい

じゅんさい

じゅんさい(蓴菜・純菜・順才)は、ジュンサイ科(ハゴロモモ科)の水生植物です。
多年生ですから複数年に渡り生存しています。

綺麗な池や沼に浮かぶ水草で、若芽の部分が食用になります。若芽は1cm程度の楕円形で、ぬめりがあるのが特徴です。
日本各地の他、世界各地に分布しています。

じゅんさいの産地

山形県、北海道、秋田県等が挙げられます。特に秋田県の三種町(旧、山本町・八竜町、琴丘町)が日本一の生産量を誇ります。
特に三種町森岳地区には天然のじゅんさいが自生している沼があります。

他は、新潟市にじゅんさいが自生している「じゅんさい池」と呼ばれる池があります。

おいしいじゅんさいの選び方

若芽は楕円形に巻かれています。
この巻きの形が良いことと、あまり大きくなりすぎていないもの、ぬめりがしっかりあるものを選びましょう。

じゅんさい

じゅんさいの食べ方・料理

生で食べる場合は、ぬめりが取れないように軽く水洗いするのがポイントです。
それを湯にさっと通し緑色に変わったらすくいあげ、冷水で素早く冷やすようにします。

三杯酢やポン酢、わさび醤油、吸い物、鍋の具、酢の物等が相性が良い食べ方です。

じゅんさいに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

じゅんさい・水煮瓶詰め

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 5  0,4  0  1,0  2  2  4  5  0  0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2  0  0,02  3  0  0  1,0  0

栄養成分の詳細
じゅんさいに多く含まれる栄養成分。

 

 

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じゅんさいの効能

水分が大部分を占めるので栄養価は高くありません。

唯一目立つのは食物繊維です。これはムチンと呼ばれるぬめり成分で、たんぱく質の吸収を促進させます。
又、胃壁の保護をしますので胃炎や胃潰瘍の予防や、内臓を強化する働き、体力増強や回復、体質改善にも役立ちます

じゅんさいの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・初夏から夏
  • 理想的な保存方法・・・水煮
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1週間以内が理想(生は2・3日)

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