おかひじき

おかひじき

おかひじきとはアサガオ科オカヒジキ属の一年草です。
「ひじき」の名が入っているだけあって、乾燥させる前の海草のひじきに形はそっくりです。色はこちらのほうが緑色です。
およそ20~30cm位の高さに育つ植物で、海岸の砂浜等に生息し、ほぼ日本全国に分布します。

おかひじきの別名

「ミルナ」とも呼ばれています。
これも海草の「ミル」に似ていることから、この名が付けられています。

山形県の伝統野菜

おかひじきは山形県置賜(おきたま)地域の伝統野菜に指定されています。
置賜地域とは山形県の南に位置する地域の総称です。

おかひじきの他にも、わらび、ぜんまい、あざみ、薄皮丸なす、花作大根、うこぎ、小野川豆もやし、雪菜、紅大豆、高豆くうり、小野川あさつき、梓山大根、遠山かぶ、馬のかみしめ、窪田なす、畔藤きゅうり、夏刈ふき、といったものが山形県庁の公式サイトで紹介されています。

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おかひじきの選び方

線状円柱形の葉がしなびていない。変色していない。若く柔らかいものを選ぶ。

おかひじきの食べ方・料理

アクがあるため一般的には茹でておひたしや和え物、汁物、サラダ等に利用されます。

おかひじきに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 おかひじき・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 17  1,4  0,2  3,4  56  680  150  40   1,3   0,6
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 280  0,06  0,13  93  21  0  2,5  0,1
栄養成分の詳細
おかひじきに多く含まれる栄養成分の詳しい解説は下記のリンクをご覧ください。

おかひじきの効能

ビタミンAの他にミネラルも豊富に含まれます。
カルシウムは骨や歯を丈夫にしますし、カリウムは血圧を下げる作用がありますから高血圧を予防する効果が期待できます。
ビタミンAは目に必要不可欠なロドブシンという物質を作るのに重要な働きをしています。

又、茹でたものであってもそれほど極端には栄養成分に変化はありません。

おかひじきの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・ハウス栽培のものは通年・(露地ものは夏)
  • 理想的な保存方法・・・理想は濡れた新聞紙で包み冷蔵庫へ(乾燥を防ぐ)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・3~4日

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