かるかん

かるかん

かるかん(軽羹)は九州の郷土菓子です。主に鹿児島県を中心に販売されています。
うるち米から作る「かるかん粉」と砂糖、やまいも(自然薯)を使って作ります。

スポンジ状に仕上げることで、「軽い羹」という名前が付けられたようです。
近年では餡を中に入れ饅頭状に作るため「かるかんまんじゅう」が一般的な呼び名になっています。

かるかんの歴史

薩摩藩の当主「島津斉彬(しまづ なりあきら)」が菓子職人に作らせたものというのが一般的なようですが、何らかの改良を加えたのではないかとする説もあるみたいです。

20世紀後半までは、島津斉彬が江戸から招聘した明石出身の菓子職人八島六兵衛によって安政元年(1854年)に軽羹が考案されたという説が一般的だった。軽羹の誕生が安政以前に遡ることは明らかになったものの、誕生当時の軽羹がどのような品質のものであったかについては記録がなく、八島六兵衛は軽羹に何らかの改良を加えたのではないかとする説もある。

引用元:wikipedia.軽羹

かるかんの食べ方

餡が入らない本来のかるかんは、食べやすい大きさにナイフなどでスライスして食べます。
固くなってしまったものは、水を少量かけレンジで30秒ほど暖めてから食べるとおいしくなります。
又、蒸し器で2分ほど蒸する作りたてのような味になります。

かるかんに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

かるかん

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
230 2,1 0,3 54,7 2 120 3 32 0,3 0,3
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
微量 0,05 0,01 5 1 0 0,4 0

栄養成分の詳細

かるかんに多く含まれる栄養成分。

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かるかんに含まれる栄養成分の効能

多く含まれるカリウムには細胞外液に多いナトリウムと作用しながら、細胞の浸透圧を維持したり、水分を保持したりします。
又、細胞内の酵素反応を調節する働きがあります。エネルギーの代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境づくりをしています。

カリウムには、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があると考えられています。

かるかんの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・常温で保存(冷凍も可)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・常温では約1週間(冷凍では長期保存が可)

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