とろろこんぶ・おぼろこんぶ

とろろこんぶ

乾燥昆布を酢に付けて柔らかくして、何枚もを重ねて専用の機械で長時間圧縮します。そうすることで昆布の粘りで昆布どうしがくっつきます。
その断面を削ったのがとろろこんぶです。「削りこんぶ」とも呼ばれ糸状になっています。

こんぶ

一方、おぼろこんぶのほうは昆布を柔らかくするまでの行程は一緒ですが、こちらは職人が1枚1枚手すきで昆布を薄く削り上げます。
そのため、おぼろこんぶに使うものは肉厚な昆布を使用することになります。こちらは薄い板状になっています。

使われる昆布の種類

昆布には多くの種類があります。
とろろこんぶやおぼろこんぶに使われるものは、トロロコンブ、ネコアシコンブ、アツバスジコンブ、カゴメコンブ、リシリコンブ、ホソメコンブ、マコンブ等。

とろろこんぶ・おぼろこんぶの食べ方・料理

昆布汁、味噌汁、スープ、お吸い物、和え物、酢の物、おにぎり(海苔の代わり)、煮物、卵焼きの具、等。

とろろこんぶ・おぼろこんぶに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 とろろこんぶ・おぼろこんぶ

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 117  6,5  0,9  50,2  2100  4800  650  190   3,6  1,1 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 64  0,33  0,28  32   19  0  28,2  5,3

栄養成分の詳細
とろろこんぶに多く含まれる栄養成分。

 

スポンサーリンク

とろろこんぶ・おぼろこんぶの効能

素干しの昆布同様栄養成分は豊富です。
ミネラル、ビタミン、食物繊維ともにかなりの量が含まれています。

食物繊維はアルギン酸やフコイダンといった水溶性食物繊維です。
水溶性食物繊維の主な働きは、胆汁酸を吸着し排出しますので、結果的にコレステロールの低減に役立ちますから、脂質異常症や糖尿病の予防効果が期待されます。ナトリウムの排泄もすることから高血圧にも有効です。
又、乳酸菌などの有益菌を増やして腸内環境を改善する効果もあります。

食物繊維の摂取量は生活習慣病を予防するためには、成人男性であれば1日に19g以上、成人女性は17g以上が摂取基準になります。

とろろこんぶ・おぼろこんぶの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・容器に入れて冷蔵庫で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・約半年(開封後は早めに食べる)

関連記事

栄養は出来る限り自然な食材から取りたい

できれば普段の栄養はサプリなどに頼らず、自然な食材から摂りたいものです。

しかし、現代人の生活において、必要な栄養素を全て自然な食材から過不足なく摂ることは現実的ではないことも否めません。

地方在住の方なら道の駅で地元産の新鮮かつ安全なおいしい野菜を手に入れることも容易ですが、都会暮らしでは難しいと言わざるを得ません。

みずみずしく美味しい旬の野菜を選ぶにも目利きが必要ですし、忙しい方は買い物に行くのも大変でしょう。

そこで一度、本当に新鮮でみずみずしい旬の野菜を食べてみて、ご自身の目利きの力を養ってみるのはいかがでしょうか?

Oisix(オイシックス)では、送料無料で様々な野菜がたっぷり入ったお試しセットを購入することができます。

おいしくなければ全額返金対応です。

まずは一度、本当の野菜を知ってみることをおすすめします。きっと今後の野菜選びに役に立ちます。

全額返金対応のOisixのお試し野菜セット(送料無料)はこちら

スポンサードリンク
LINEで送る
Pocket