どじょう

どじょう

どじょうはコイ目ドジョウ科に属する淡水魚です。どじょうと言えば通常「まどじょう」を指します。
淡水魚とは塩分濃度の低い真水に生息する魚のことです。
全国の平野部にある水田や沼、小川、用水路・湿地等に生息するのですが、近年では農薬の影響で昔に比べれば減少しています。

大きなものでも20cm位にしかなりません。
口の周りにひげが10本生えているのが特徴です。

どじょうの種類

どじょうには幾つかの種類が存在します。

  • まどじょう・・・日本全国に生息しますが数は減少している・ぬめりがある。
  • ほとけどじょう・・・最大でも8cm・本州の琵琶湖以北に生息。
  • しまどじょう・・・最大でも10cm・本州と四国に生息(一部地域はいない)・黒い斑点が縞のようにある・ぬめりは少ない・ひげは6本。

どじょうの漁と釣り方・獲り方

水路の下流に網を仕掛け、音を出しながらどじょうを追い込むという「追い込み漁」。長良川等では「のぼり落とし」と呼ばれる漁罠で捕らえたようです。

獲り方は「洞(ど)」と呼ばれる竹製の仕掛けに、餌となる米ぬかだんごやみみずを入れて川に沈めて入るのを待ちます。ペットボトルも応用できます。
アカムシやミミズを小さく切って小さな針(袖針の1・2号等)に付ければ浮き釣りもできます。

どじょうの食べ方・料理

柳川鍋が有名です。
他は、甘露煮、から揚げ、味噌汁、天ぷら、等があります。

どじょうに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 どじょう・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 79  16,1  1,2  微量  96  290  1100 690   5,6   2,9
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 15  0,09  1,09  16  1  210  0  0,2

栄養成分の詳細
どじょうに多く含まれる栄養成分。

 

 

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どじょうの効能

カルシウムが非常に多く含まれています。
カルシウムは骨や歯を丈夫にする働きがあります。
滋養強壮効果も期待できます。

どじょうの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・初夏・夏
  • 理想的な保存方法・・・できるだけ綺麗な真水で生かすようにする(泥をはかす効果もある)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・死んでしまうと味が落ちるので保存には向かない

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