ふかひれ

ふかひれ

ふかひれとは一般に、大型のサメの尾びれや背びれを乾燥させた高級食材です。1キロ当たり数万円のも値が付きます。
主に中華料理に使われます。
使用されるサメは「ヨシキリザメ」「アオザメ」「ジンベイザメ」「イタチザメ」「ウバザメ」等です。
この中で、ジンベイザメ、ウバザメが最高級のもので、一般に出回っているものではヨシキリザメが一番多く利用されています。

ふかひれの特産地

日本では「気仙沼」が産地です。ここは加工技術が優れているのがその要因になっているそうです。
岩手県、長崎県でも作られていますが、気仙沼は全体量の7割位を生産しています。
インドネシアやシンガポールの生産量も多くなっています。

ふかひれの漁の問題点

サメは延縄で主に漁獲されます。まぐろの延縄によくかかってきます。
問題とされているのは、獲ったサメのヒレだけを切り取り、体を生きているまま海に捨てるためです。
こうして捨てられたサメは他の魚に食べられたり、苦しみながら死を迎えることになるため残忍だということで問題視されています。

ふかひれの料理

中華料理で主に利用されます。
代表的なものでは、姿煮、スープ、ラーメン、ステーキ、刺身、チャーハン、煮こごり、等が挙げられます。

ふかひれに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ふかひれ・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 342  83,9  1,6  微量 180  3  65  36   1,2   3,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  微量  微量  23  0  250  0  0,5

栄養成分の詳細
ふかひれに多く含まれる栄養成分。

 

 

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ふかひれの効能

良質のたんぱく質が多く含まれています。
たんぱく質は体を作っていくうえで必要な栄養素ですが、他にも酵素や、免疫抗体、血液成分、遺伝子、神経伝達物質、エネルギーなどにも利用されます。

コラーゲンやコンドロイチンも多く含まれます。コラーゲンはは骨を丈夫にして、骨粗しょう症や関節炎を予防する効果や、眼精疲労や老眼の改善、老人性白内障の予防にも役立ちます。コンドロイチンは、老化防止、腰痛等に効果があります。

ふかひれの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬に乾燥させたものが良質とされる
  • 理想的な保存方法・・・湿気のないところで保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2ヶ月~(保存状態による)

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