ターサイ(ターツァイ)

ターサイ

ターサイ(ターツァイ)はアブラナ科アブラナ属の野菜。漢字では「搨菜」となります。
中国野菜と呼ばれる野菜のひとつです。

中国野菜とは1972年の「日中国交正常化」頃から日本で普及し始めた野菜のことです。
ターサイは、一つの葉を取ると同じ中国野菜の青梗菜の緑を濃くしたような感じですが、葉の数が圧倒的に多くしわがあり、不結球のため地面に対して広がっています。
又、味も青梗菜に似ています。

ターサイの別名と栽培の要点

如月菜(キサラギナ)とも呼ばれます。
これはターサイが2月頃に収穫されるため、旧暦の2月が如月と呼ばれることでこの名前で付けられています。

耐寒性があるため低温期の栽培に適しています。又、生育も旺盛であるため比較的容易に栽培できます。
ただし、暑さには強くないので早まきには気をつけなければなりません。

ターサイの産地

原産地は中国です。
日本では石川県がシェアの50%以上を占めています。
それに次いで茨城県が生産量が多く、後は千葉県や北海道、富山県等が続きます。

おいしいターサイの選び方・見分け方

緑色が濃いのが特徴です。そのため葉はハリがあり深い緑色でなければなりません。
甘味があるおのは葉に細かいしわが多いものだとされます。
又、変色しているものや、あまり広がっていないものは良品とはいえません。

ターサイの食べ方・料理

見た目はくせがありそうな感じですが、甘味もあり軟らかいのでどんな料理でも利用できます。

主に、炒め物やスープの具、花芽はお浸し、煮物等が挙げられます。

ターサイに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ターサイ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 13  1,3  0,2  2,2  29  430  120  46  0,7  0,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 180  0,05  0,09  65  31  0  1,9  0,1

栄養成分の詳細
ターサイに多く含まれる栄養成分。

 

 

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ターサイの効能

ミネラル類は他の野菜に比べ多いほうです。
特に目立つのはカルシウム。

カルシウムには骨や歯を丈夫する役割がありますし、血液凝固や筋肉の収縮、神経の興奮抑制作用のほか、細胞内外のカルシウム濃度の差を利用して、細胞の機能調節をしたり、ナトリウムを排泄して血圧上昇を防ぐ働きもあります。

ターサイの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙で包みポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1週間以内が理想

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