春が産卵期・極上抱卵(のっこみ)めじなの食べ方と含まれている栄養成分

めじなの画像

磯釣りの人気ターゲットであるメジナには「口太メジナ」と「尾長メジナ」という種類があります。
写真のものは口太メジナと呼ばれるほうです。(因みに釣ったばかりのときはもっと青色に近い色をしています)
この大きさで、頭からしっぽの先まで約43cm、重量は1,6kg位です。この時期のめじなとしてはそこそこのサイズだと思います。
のっこみのためおなかに卵が詰まっているため重量があるのです。
ちなみにのっこみとは産卵期のことをいいます。

このメジナという魚は港の周りやテトラポット、近場の磯等、比較的身近な場所に生息しているためどこでも見ることができます。
しかし、どこでも生息しているという割りには、意外に近場では大きなものは釣れません。特に水温が下がるとなおさらです。

そのため、この位のサイズを釣ろうと思うと磯に行かなくてはなりません。磯には歩いても行ける「地磯」と渡船でしか渡れない「沖磯」があります。
沖磯に渡るのはもちろん釣り人で船も専用の装備がされています。渡される磯は観光目的のものではありませんからただの岩です。
もちろん手すりもなければ、平に削られているわけでもありません。中には立っていられるスペースは畳半畳位しかないようなところもあります。

そんな岩の上に真冬のようやく辺りが見え始めるような薄暗い頃に渡され、いくら荒れてない日を選んだといっても携帯の電波も届かないような海の上に7~8時間放置されるのです。
ライフジャケットや滑らないシューズを装備していますし、終わりの時間が来るまでに何回かは船が見回りに来てくれますが、一歩足を滑らせ、真冬の海に落ちるようなことがあればかなりの確率で溺死すると思います。現に海に落ちて流された人や亡くなった人の話はよく聞きます。
釣りが目的ですから一応レジャーか趣味になるのですが、興味がない人から見ればあの光景は軽い自殺みたいなものでしょう。

地磯はもっと危険です。
釣り場に行くまで切り立った崖を降りたり下ったりしながら行くようなところもあるのです。ましてや他に釣り人がいないことが多いですから、撤収の判断を誤り、もし流されたとしても誰にも見つけてもらうことすらありません。

しかしそんな危ない釣りにもかかわらず、真冬が近くなり水温が18度以下になってくると、このメジナを釣りたくて休みの日などは、人気がある磯に渡す船がある港には釣り人が押し寄せてくるのです。

それは、この魚を釣ることの面白さにはまったてしまったのと、邪魔な餌取りがいないので大型が釣れる事、そして春先の産卵に向けて白身特有の上品な脂がたっぷりのって、めじなが極上の味になるからなのです。

 

寒めじなの釣り方

ウキの画像

釣りは大別すると「餌釣り」と「疑似餌」を使うものに分かれます。
疑似餌とはその魚が捕食してる餌に似せた作られた偽物です。ルアーフィッシングやフライフィッシングと呼ばれる釣りでは専用に作られた疑似餌を使います。

めじなはオキアミと呼ばれる生の餌を使って釣ります。
オキアミとはエビに良く似た甲殻類で、鯨が主食にしてる海の生物です。釣りの餌以外には、熱帯魚の餌や塩辛や魚醤の原料等に使われます。

釣り方は主に「ふかせ釣り」か「かご釣り」という方法を用います。
どちらもコマセと餌にオキアミを使うのですが、冬場は特に「ふかせ釣り」と呼ばれる方法が主流です。

釣具や漁具は今やめざましい進歩を遂げ様々なものがあるれているのですが、この「ふかせ釣り」は大昔からほとんど変わりません。
コマセを海面に撒き、そこに約3~4cm程のウキと、ガン玉とかカミツブシと呼ばれる小さなオモリと餌が付いた一本針の仕掛けを投入し、できるだけ自然に流して魚を釣るというシンプルなスタイルです。

ただ、仕掛け自体は大きな変化はないのですが、個々の道具が進歩しています。
ウキに関して言えば感度が良くなり、アイテムが増えています。
写真のウキはふかせ釣りで使用するものですが、これだけで15000円以上はします。高いものは1個4000円以上のものも混ざっています。

しかしこんな高いもの(ウキ)を使わなければ釣れないのかといえば、そうでもありません。
めじな釣りは20年ぶり位に再開したのですが、昔は(30年以上前)は数百円のものでも十分釣れたような気がします。

魚が当時より利口になったのでしょうか、それとも高い道具を使えば当事よりたくさん釣れるようになったのでしょうか・・・・・?!

寒めじなの食べ方

寒めじなとは概ね12月ごろから翌年の3月下旬位のめじなを差します。
恐らく釣り人が呼ぶ呼び方だと思います。

めじなは雑食です。水温が高い時期は様々なものを食べるため独特の磯の臭みがあります。しかし水温が低下してくるにつれ海草を好んで食べるようになるとその臭いは消えます。
又、産卵に向けて栄養を蓄えてきますので身に脂がのってくるのです。

脂がのった旬のめじなは刺身にすればその味は真鯛をもしのぐとも言われます。
下の写真が刺身にしたものです。脂がのっているのが伝わると思います。

刺身の画像

刺身以外の食べ方では、煮つけや塩焼き、フライ、カルパッチョ等、通常の魚料理ではほとんど利用できます。
しかも、どんな食べ方をしてもかなり上等な味に仕上がります。

ネットで食べ方を調べてみると、釣り人がアレンジした料理がいくつかヒットしますので料理する機会があったら一度ご覧になってください。
因みに、「クックパッド」でもアレンジしたメジナ料理を幾つも紹介しています。凝った料理、変わった味付けを家庭で手軽に楽しむにはおすすめです。

 おすすめの食べ方

個人的なおすすめは刺身です。
煮付けもおいしかったし、塩焼き、アクアパッツァ、フライやソテーにしてタルタルソースやワサビマヨネーズで食べるのもかなりおすすめです。
生ではカルパッチョやちょっと辛目のヅケ(島唐辛子を使用)なんかにもしましたがこれらもいけました。

醤油の画像

しかし、一番おおすすめは上のタレをつけて食べる刺身です。

写真ではわかりにくいと思いますが「砂糖醤油」です。
小さじに入っているのは「砂糖」で、その上にある緑色の練り物はチューブのワサビです。

通常魚の刺身にはワサビや生姜、にんにくなんかを使うでしょう。(漁師さんの中にはマヨネーズをつけて食べる地域もあるそうです)
おそらく砂糖を醤油に溶かして刺身を食べるということはあまり聞かないと思います。

ワサビは好みで入れなくてもいいのですが、砂糖はこの位の量は入れます。ちょっと気持ち悪いような味を想像するかも知れませんが、これが魚の身の甘味と相まってすっきりした甘味が出るのです。友人にも何人か勧めましたが誰からも高評価をもらうことができました。

でも考えてみれば煮魚を作るときは砂糖醤油で煮るわけですから、かけ離れた取り合わせではないと思います。
これは真鯛でも試しましたがそれもおいしくいただけました。おそらく白身の魚には合うと思います。

好みはあると思いますが、気になった方は是非一度試してみて下さい。

めじなに含まれる栄養成分

魚介類のページでも紹介しましたが食品成分表を見ると下記のような成分が含まれています。
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 125  19,4  4,5   0,1  91  380 27  240   0,3   0,9 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 55  0,05  0,38  2  0  56  0  0,2

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