いとよりだい

いとよりだい

いとよりだいは、硬骨魚網スズキ目イトヨリダイ科に属するか異種魚です。
魚体は腹部以外は赤みがかかった鮮やかな色をしており、腹には黄色の横線が数本走っています。 大きなものでも40cm位にしかなりません。
本州中部以南の水深50~100m前後の中深場の泥砂に生息している魚で、スーパーなどではあまり一般的ではありませんが大変おいしく、関西では高級魚の部類に入ります。

いとよりだいの地方名

尾びれの上部が糸状になっているためか「イトヒキ」とも呼ばれます。
沖縄では「 イジュキン」とも呼ばれるようです。

いとよりだいの食べ方・料理

身がやわらかい魚ですから生で食べるのであれ「霜皮造り(湯引き)」が良いでしょう。
くせがない魚ですから 、焼き物、蒸し料理、フライやてんぷら、から揚げなどの揚げ物といった和風料理の他、洋風料理や中華料理でもおいしくいただけます。

いとよりだいの漁と釣り方

底引き網や刺し網、延縄で漁獲されますが、水揚げはけして多くありません。
専門に狙う釣り方はないと思います。アマダイを狙っているとたまにかかります。

いとよりだいに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

いとよりだい・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 93  18,1  1,7  0,1  85  390  46  200   0,5   0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 28  0,04  0,08  5  2  70  0  0,2

栄養成分の詳細
いとよりだいに多く含まれる栄養成分。

 

 

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いとよりだいの効能

カリウムが多く含まれますが、カリウムには、細胞内の酵素反応を調節する働きがあります。エネルギーの代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境づくりをしています。又、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があります。

リンはカルシウムやマグネシウムと結合して骨や歯の主成分になります。

いとよりだいの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋から春先(通年おいしい)
  • 理想的な保存方法・・・下処理をして水分をとり、ラップで冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で3~4日程度

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