おこし

おこし

おこし(粔籹)とは、米等の穀物を揚げるなどして飴で固めた和菓子のことです。
菓子の分類としては「干菓子」に入ります。
材料は米以外では、ゴマや大豆、落花生、はと麦等を使ったものあります。

本来は中国の菓子で、日本には平安時代に伝ったとされます。
江戸時代の料理書には「おこし米」という名前で製法が記されているそうです。

おこしの種類

各地に様々なものがあります。

  • 雷おこし・・・東京都台東区浅草の土産物。
  • 岩おこし・・・大阪の銘菓。原料は米。
  • 栗おこし・・・大阪の銘菓。原料は米だが細かくして栗のように見せている。
  • 米おこし・・・長崎県 諫早市の銘菓。愛媛県でも同じ名前のものがある。
  • あわやおこし・・・久留米の銘菓。

おこしに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

おこし(米おこし・栗おこし含む)

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
383 3,8 0,8 90,1 95 25 4 22 0,2  0,8 
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,02 0,01 3     0 0 0,4 0,2

栄養成分の詳細

おこしに多く含まれる栄養成分。

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おこしに含まれる栄養成分の効能

ナトリウムが多いのは、製法の段階で米などで作った餅を乾燥させ、粒状に砕き、それを釜で炒るときに塩を使うからでしょう。
塩は分離・回収されますが、おそらく成分が残っているのだと思います。

ナトリウムはカリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
しかし慢性的な摂り過ぎは、高血圧や動脈硬化といった生活習慣病をまねくことになります。

おこしの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・高温多湿を避け常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・包装紙に記載されている(30日位)

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