かしわもち

かしわもち

かしわもち(柏餅)は柏の葉で上新粉で作った餅を包んだ和菓子です。
餅の中にはつぶあんかこしあん、あるいはみそあんを入れます。

西日本の一部地域では柏の葉が自生していないため、サルトリイバラ(サンキライ、山帰来)の葉を代用として作る場合もあります。
サルトリイバラは「猿でも捕れるイバラ」という意味で名前が付けられたと言われます。
その場合地域によってはかしわもちと言わず、「かたら餅」「しばもち」「かたらもち」「いびつ餅」「葉もち」等と呼びます。

かしわもちは江戸で生まれた和菓子ですが、参勤交代により全国に伝わったとされています。
一説には、江戸時代以前は本来サルトリイバラの葉が本来使われていたそうですが、都会の江戸では大量に集めるのがむずかしいとのことで柏の葉を代用品として使ったとも言われます。
柏の葉を使ったのは、新芽が育つまで古い葉は落ちないということで、子孫繁栄に繋がるとして縁起をかついだとされるようです。

かしわもちを食べる時期

端午の節句の縁起ものとして食べます。
これは子孫繁栄、跡継ぎが途絶えない、家系が絶えない、といった縁起をかついだことによるものです。

かしわもちに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

かしわもち

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
206 4,0 0,4 46,7 55 40 7 47 0,9 0,5
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,03 0,02 4 0 0 1,7 0,1

栄養成分の詳細

かしわもちに多く含まれる栄養成分。

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かしわもちに含まれる栄養成分の効能

糖質は組織のエネルギー源になったり、筋肉グリコーゲンとして蓄えられることになります。
又、脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。糖質をとる量としては1日100g以上は必要です。
ただし、過剰摂取は肥満のもとになり、生活習慣病をまねくおそれもあります。

ナトリウムはカリウムとともに細胞内外の物質交換や細胞の浸透圧、水分調節、体液のph、神経の刺激伝達、心筋の弛緩を促すなど多くの働きをしています。
摂り過ぎはこれも高血圧や動脈硬化等の生活習慣病につながることがあります。

かしわもちの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・高温多湿をさせ常温で保存(冷凍も可)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1・2日(冷凍であれば長期保存も可)

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