タイラギ(タイラ貝)

貝

タイラギはイガイ目・ハボウキガイ科に属する大型の二枚貝。本州中部以南の内湾に生息しています。
殻長は30cm以上にもなり、写真のように鋭角な3角形をしています。

殻の表面は薄い緑褐色で内側は光沢があります。
又、殻の表面がなめらかな無鱗型と突起がある有鱗型の種類があります。

タイラギの別名・地方名

タイラギガイ、タチガイ、ヒランボ、エボウシガイ、バチガイ、タイラガイ、タテガイ、ババトリ、等

主な産地と獲り方

愛知県(三河湾)、九州有明海、瀬戸内海(播磨灘、伊予灘、備讃瀬戸)等。
生息しているのは10~50m位の海底に刺さるように生息しています。漁は船からホースをで空気を送りながら海底の貝を採るという特殊潜水器漁(ヘルメット潜水)で行われます。

タイラギの食べ方・料理

刺身、寿司だね、バター焼、醤油焼、酢の物、天ぷら、酒蒸し、炒め物、汁物、等。
又、貝柱は干したものも流通しています。

タイラギに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

タイラギ・(貝柱生)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 100  21,8  0,2  1,5  260  260  16  150   0,6   4,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,01  0,09  25  2  23  0  0,7

栄養成分の詳細
タイラギに多く含まれる栄養成分。

 

 

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タイラギの効能

ミネラル分はかなり多く含まれていますが、他の貝類と比べるとカルシウムは少ないほうでしょう。
この貝も亜鉛が多いほうだと思います。

亜鉛はタンパク質や遺伝情報物質DNAの合成や、糖質、脂質の代謝、インスリンの合成、免疫反応などに関与しています。

又、舌を中心に「味蕾」という味を感じる細胞の集合体が存在していますが、この味蕾は、新陳代謝が活発で10~12日のサイクルで新しく作られます。亜鉛はその形成にも不可欠な成分です。
最近の研究では脳機能を活性化させ、学習能力の向上に効果があるとされています

タイラギの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬から春
  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍(貝柱)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では3・4日(冷凍は1ヶ月以上)

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