まいたけ(舞茸)

きのこ

マイタケ(舞茸)はトンビマイタケ科マイタケ属の食用きのこです。
日本を含めた世界中の温帯地域のブナ科の広葉樹に重なり合うように生えてきます。
ほとんど同じ場所に生えてくるキノコで、大きなものは直径50cm以上、重さは10k、20kといった大きな塊になります。

まいたけの名前の由来

マイタケの名前の由来は諸説あります。

  • 非常に見つけにくいキノコなため見つけた人が喜んで舞いあがったということから付けられた。
  • 生えている姿が、人々が集まって群舞しているように見えることから付けられた。
  • 傘の形状が舞う姿に似ているということで付けられた。

 まいたけの人工栽培

天然のものを見つけることは非常に困難です。そのため「幻のキノコ」とまで言われてきました。生える場所を見つけたら家族にも教えないというほどだったとか。
新潟県南魚沼市に本社を置く「(株)雪国まいたけ社」の大平喜信社長が1970年代に人工栽培に成功してから、ちまたのスーパー等で手軽な値段で手に入るようになったようです。

まいたけの近縁種

  • シロマイタケ・・・色が白はクリーム色。人工栽培により作られた品種。
  • トンビマイタケ・・・マイタケに比べて傘が大きい。その姿がトンビが翼を広げたように見えることが名前の由来。食用にしない地域もある。
  • チョレイマイタケ・・・サルノコシカケ科。主に生薬として用いられる。

 まいたけの選び方

傘の色が茶褐色ではりと厚みがあるもの。軸は白く弾力があるもの。傷や変色がないもの。株で売られているもの。

まいたけの産地

天然ものは東北、北陸地方が多い。

生産量トップは新潟県。全国シェアの60%以上を占めている。
他は静岡県、福岡県、北海道、群馬県、等。

 まいたけの食べ方・料理

鍋物、煮物、味噌汁、天ぷら、和え物、炒め物、炊き込みご飯、等。
シロマイタケは煮汁が黒っぽくならないので吸い物や洋食などでも仕上がりがきれになります。

ひらたけに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

まいたけ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 16  3,7  0,7  2,7  1  330  1  130   0,5   0,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,25  0,49  60  0  0  2,7  0

まいたけ・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 17  3,1  0,8  3,6  1  160  5  89   0,4   0,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,12  0,19  28  0  0  3,6  0

栄養成分の詳細
まいたけに多く含まれる栄養成分。

 

 

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まいたけの効能

他のきのこ同様、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富ですから生活習慣病などの予防に有効です。
ただし、食べる上での注意点も幾つかあるようです。

栄養学的にはビタミン類やミネラル食物繊維に富み、特に亜鉛ナイアシンビタミンDを多く含む。食物繊維を構成する多糖類βグルカン、マイタケDフラクションの一部は身体の免疫力を高めるなど、さまざまな効果があるとする研究もなされている。

注意点

  • 国立健康・栄養研究所によれば、「血糖値に影響を与える作用がある」との報告と、「低血圧のリスクがある人、あるいは降圧薬の服用をしている場合は注意が必要」としている。
  • キノコアレルギーによりアナフィラキシーショックを起こす場合がある。
  • 加熱は必須で、生食により食中毒を起こす場合がある

引用元:wikipedia

まいたけの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・天然ものは秋(9~10月)・栽培ものは通年
  • 理想的な保存方法・・・冷蔵・冷凍・乾燥
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵では2・3日

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