ゆず

ゆず

ゆずはミカン科ミカン属の常緑小高木です。
柑橘類の一種で「ほんゆず」とも呼ばれます。

ゆずの果実は表面は凹凸が激しく、種も多く含まれます。
実は酸味が強く香りもありますが、ほとんど皮を香り付けに使うことが多いと思います。

果実が小型で早熟成の「ハナユ」というのがありますが、これはほんゆずとは別種になります。
ただし両方をゆずと呼ばれるのが一般的です。

ゆずは夏は未熟な青い実になります。これも香り付けに利用されますが、熟したものは秋かた初冬になります。

ゆずの食べ方

ゆずは果汁が香味や酸味を加えるための料理に使われます。
果肉のみならず皮も同じような使われ方をしますし、七味唐辛子の材料にもなっています。

又、「柚子胡椒」という調味料にもなっています。これは四国・九州地方の特産品です。
他にも、スイーツやチューハイ、ゆずを使用したワインも出ているそうです。

暮らしの中で利用法

良く知られているのは「柚子湯」です。
果実や皮を網や布袋に入れ、湯船に浮かべます。香りを楽しめますし、体が温まると言われています。

香水にも使われているそうです。

ゆずの産地

原産地は中国の揚子江上流部の山地です。
日本では四国地方の高知県や愛媛県、徳島県などが挙げられます。

ゆずに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ゆず・果皮

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 59  1,2  0,5   14,2  5  140  41  9   0,3   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 20  0,07  0,10  21  150  0  6,9  0

 栄養成分の詳細
ゆずに多く含まれる栄養成分。

 

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ゆずの効能

多く含まれているカリウムには、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果が期待できます。

ビタミンcがかなり多く含まれます。
ビタミンcには、 体内で行われている多くの化学反応に関与しています。抗ストレス作用を持つ副腎皮質ホルモンの合成を促進したり、腸管での鉄の吸収率を高めるといった働きがあります。

免疫力を高める白血球の働きの強化や、抗ストレスビタミン、メラニン色素の生成の抑制、赤血球の合成など多様な役割もしています。
又、強い抗酸化力により過酸化脂質の生成を抑制し、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの予防効果もあります。発ガン物質であるニトロソアミンの形成を抑える働きもありますから、抗がん作用も期待できます。

ゆずの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・未熟な青ゆずは夏、成熟したものは晩秋から冬
  • 理想的な保存方法・・・タップで包み冷蔵庫へ、香りがあるうちに食べることです。(冷凍も可)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1週間程度・冷凍では半年~

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