トレビス

トレビス

チコリの一種。キク科キクニガナ属の野菜です。
紫きゃべつに似ていますが、アブラナ科ではありませんので全く別の種類になります。

トレビスという名はイタリアの都市「トレビゾ」に由来していると言われます。
原産地のイタリアでは「ラディッキオ・ロッソ」と呼ばれています。アメリカでは「イタリアンレタス」とか「レッドレタス」とも呼ばれます。

トレビスには上の写真ように結球するものと不結球のもの、半結球のものがありますが日本に出回っているものは結球したものがほとんどです。
長頭形のものもありますが、これは「ヴェローナ」と呼ばれます。

トレビスの選び方

色が鮮やかで変色していないもの。しなびていないもの。重みがあるもの。結球しているものはきれいな丸みをおびているもの。

トレビスの産地

日本に輸入されたのが1980年代と言われていますので比較的新しい野菜です。そのため国内では鹿児島や長野、北海道、静岡県等の一部地域でのみ生産されています。
輸入物は原産地のイタリヤやアメリカから輸入しています。

トレビスの食べ方・料理

特有の苦味がありますが大人であれば気になるほどではありません。
サラダやチコリのように何かを乗せてオードブルのようにして利用したり、炒め物やパスタの具等に利用されます。

トレビスに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 トレビス・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 18 1,1  0,2  3,9  11  290  21 34  0,3   0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,04  0,04  41  6  0  2,0  0

栄養成分の詳細
トレビスに多く含まれる栄養成分。

 

 

スポンサーリンク

トレビスの効能

カリウム意外は目立ったものはありません。

葉の紫色は「アントシアニン」です。これはフラボノイドの一種で抗酸化作用があります。
主な働きは、視力回復効果や眼精疲労、網膜の病気などを防ぐ効果、高血圧を予防する効果や動脈硬化、心筋梗塞、脳血管障害の予防、肝機能の改善、などの効果が期待できます。

トレビスの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・11月から3月
  • 理想的な保存方法・・・ラップで包み冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1週間以内

関連記事

栄養は出来る限り自然な食材から取りたい

できれば普段の栄養はサプリなどに頼らず、自然な食材から摂りたいものです。

しかし、現代人の生活において、必要な栄養素を全て自然な食材から過不足なく摂ることは現実的ではないことも否めません。

地方在住の方なら道の駅で地元産の新鮮かつ安全なおいしい野菜を手に入れることも容易ですが、都会暮らしでは難しいと言わざるを得ません。

みずみずしく美味しい旬の野菜を選ぶにも目利きが必要ですし、忙しい方は買い物に行くのも大変でしょう。

そこで一度、本当に新鮮でみずみずしい旬の野菜を食べてみて、ご自身の目利きの力を養ってみるのはいかがでしょうか?

Oisix(オイシックス)では、送料無料で様々な野菜がたっぷり入ったお試しセットを購入することができます。

おいしくなければ全額返金対応です。

まずは一度、本当の野菜を知ってみることをおすすめします。きっと今後の野菜選びに役に立ちます。

全額返金対応のOisixのお試し野菜セット(送料無料)はこちら

スポンサードリンク
LINEで送る
Pocket