酒石酸とは
酒石酸とは、レモンや梅干、ぶどう、りんごなどに含まれる果実酸の一種です。
酒石酸は、クエン酸やリンゴ酸と同様にクエン酸サイクルの働きで酸性物質の分解を促進させます。
主に食品添加物として酸味料に利用されます。
酒石酸(しゅせきさん Tartaric acid)は酸味のある果実、特に葡萄、ワインに多く含まれる有機化合物で、示性式が HOOC−CH(OH)−CH(OH)−COOH と表されるヒドロキシ酸である。IUPAC命名法では 2,3-ジヒドロキシブタン二酸(2,3-dihydroxy butanedioic acid)となる。
引用先:wikipedia-酒石酸
クエン酸とは
クエン酸は人間の体内にも存在する有機酸の一種です。
摂取した食べ物のエネルギーを活動のエネルギーに変えるには、食べ物を消化吸収し、複雑な化学反応を経る必要があります。
クエン酸はその最終段階でブドウ糖を無駄なくエネルギーに転換するために必要なものなのです。エネルギー補給に欠かせない成分であり、疲労物質と呼ばれる乳酸を分解する働きもあることから、疲労回復やスタミナ維持に欠かせません。
また、カルシウムやマグネシウムなどの、吸収しにくいミネラルと結び付き吸収しやすくする働きもあります。
この働きを「キレート作用」といいます。
酒石酸の働き・効能
酒石酸の働きとしては、クエン酸サイクルを促進させ疲労を回復させます。さらに免疫力の向上、そして活性酸素の発生もおさえるといわれます。
ただし、有効性・安全性についての科学的根拠は明らかにされていないようです。
酒石酸が多く含まれている食品
梅干・レモン・ブドウ・・・など