嫁菜(よめな)

嫁菜

嫁菜はキク科の多年草。多年草とは複数年にわたり生存する植物の事です。
本州中部から西、九州、四国の道端や水田、野原等に自生している野菊の総称です。

原産地は東南アジア。オオユウガギクとコヨメナの交配で生まれたといわれます。
食用に利用されるのは若芽で、歴史を紐解くと万葉集の中にも登場するそうです。

嫁菜の別名

別名は「ナツギク」「キクナ」「オハギ」「ノシュンギク」「ヤマシロキク」等。

嫁菜の食べ方・料理

万葉集ではおはぎを「うはぎ」という名で呼ばれているようです。

若芽を摘んで食べる。古くは万葉集の時代から使われていたようで、オハギ、あるいはウハギと呼ばれている。

引用元:wikipedia.ヨメナ

他は、新芽を刻んでご飯に混ぜる「嫁菜ごはん」や和え物やおひたし、天ぷら等があります。

嫁菜に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

嫁菜・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 46  3,4  0,2  10,0  2  800  110  89   3,7   0,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 560  0,23  0,32  170  42  0  7,8  0

栄養成分の詳細
嫁菜に多く含まれる栄養成分。

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嫁菜の効能

ビタミン・ミネラル・食物繊維ともに豊富に含まれています。
特に目立つのはカリウムとビタミンA、食物繊維です。

カリウムには、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ高血圧を予防する効果があります。
ビタミンAは「目のビタミン」ともいわれ、目に必要不可欠なロドブシンという物質を作るのに重要な働きをしています。
食物繊維はコレステロールの低減に役立つことで生活習慣病の予防に有効です。

嫁菜の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春(3・4月)
  • 理想的な保存方法・・・ビニール袋にいれ冷蔵庫の野菜室へ。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1~2日

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