あしたば

 

あしたば

あしたば(明日葉)はせり科シシウド属の植物です。
伊豆諸島、房総半島、紀伊半島の太平洋岸に自生する野草です。

1m位に育つ多年草で、食用になるのは葉と茎です。
近年ではその効能が知られるようになり、健康食品としての利用が進んでいます。

あしたばの別名・地方名

八丈草(はちじょうそう)、明日草(あしたぐさ)と呼ばれるそうです。
又、伊豆諸島では下記のように呼ばれています。

茎の色で伊豆大島産のものを「赤茎」、八丈島産のものを「青茎」と呼ぶ。

引用元:wikipedia.

あしたばの食べ方・料理

葉と茎を食べます。生でもいいのですが、独特のくせがありますから、沸騰した湯で1分程茹でるのが基本になります。
おひたし、炒め物、てんぷら、茶碗蒸しの具、和え物、薬味、などで食されます。

健康食品では、明日葉茶、明日葉そば、錠剤、ドリンク、青汁等で利用されています。

あしたばを選ぶときのポイント

色があせてきたり変色したものは避けましょう。
葉や茎に張りがあることは言うまでもありません。
柔らかいもののほうが食べやすいことから、茎は細いほうがいいでしょう。

あしたばの産地と旬

生産高全国1は東京都(伊豆諸島)です。
旬は早春から初夏です。

 

あしたばに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 あしたば・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 33  3,3  0,1  6,7  60  540  65  65   1,0   0,6
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 440  0,10  0,24  100  41  0  5,6  0,2

栄養成分の詳細
あしたばに多く含まれる栄養成分。

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あしたばの効能

ビタミンC・Aの他にミネラルも豊富に含まれます。
又、キサントアンゲロールと呼ばれるカルコン類やクマリン類が含まれるのが特徴です。これらには抗菌作用があります。
又、クマリンにはアルツハイマー型痴呆症を予防する効果があるそうです。

あしたばの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・初春から初夏
  • 理想的な保存方法・・・濡れた新聞紙で包み冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・3~4日

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