うに

うに

うには、ウニ綱に属する棘皮動物の総称です。
「棘皮動物(きょくひどうぶつ)」とは、棘皮動物門に属する生物の総称で、うにの他にはなまこやクモヒトデ等が含まれます。
この名称は、 echinoderm というギリシャ語由来のラテン語を直訳したもので、ハリネズミのような皮を持つという意味だそうです。

うにはまさしくその名の通りですが、ヒトデやナマコといった類縁関係にあるものも 棘皮動物に含まれるそうです。
本来は漢字で「海胆、海栗」と書くそうですが、「雲丹」と表すときは、うにの加工食品とときに使われるそうです。
海底に生息し、全身に出ている棘を動かし移動します。岩のくぼみなどに張り付いており、海草を食べるものとデトリタスという有機物粒子を食べているものがあります。

うにの食べるところ

うにの体の中で食用とされるのは卵のように見えますが 「卵巣・精巣」です。
オスもメスも食べられるということになります。

食用となるうに

うにの種類は全世界で800種以上いるといわれます。
日本で主に食用とされるのは下記のものが一般的です。

  • ばふんうに・・・小型のうにで棘が短く密生している。馬糞に似ていることからこの名前が付いた模様。
  • むらさきうに・・・濃いむらさき色をしている。体長は10cm程度。
  • えぞばふんうに・・・ばふんうにに似ている。北海道が主な産地で最も流通量が多い。
  • きたむらさきうに・・・むらさきうにと見分けがつきづらい。中身の生殖巣が明るい黄色をしている。漁獲量が多い。
  • あかうに・・・ 関東(東京湾)以南に生息するポピュラーなうにだが獲れる量は少ないらしい。

うにの美味しい食べ方

生で食べられることが多く、刺身や寿司ネタ、うに丼、等が一般的。そのまま殻ごと焼く、焼きうにもおいしい。
クリームパスタやカルボナーラといったパスタにも合います。
地方色がある食べ方としては、うにとあわびの吸い物である「いちご煮」が挙げられます。

うにに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 うに・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 120  16,0  4,8  3,3  220  340  12  390  0,9   2,0
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 58  0,10  0,44  360  3  290  0  0,6

栄養成分の詳細
うにに多く含まれる栄養成分。

 

 

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うにの効能

葉酸が多く含まれますがこれは、造血や発育にかかすことのできないビタミンです。
ビタミンAも比較的多く含まれます。ビタミンAは目に必要不可欠なロドブシンという物質を作るのに重要な働きをしていますし、皮膚の肌荒れから守る役目や、病原菌の侵入を防ぐ役目もしています。

うにの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・産地や種類により異なる、概ね春から夏(北海道では初夏から夏)
  • 理想的な保存方法・・・産地で取れたてを食べる以外は、通常「ミョウバン」を使用している。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・ミョウバンを使用すると1週間位は持つそうです。

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