なずな

なずな

なずなはアブラナ科ナズナ属の越年草です。越年草とは1年で枯れてしまう植物のうち、年をまたいで生存するものをいいます。
舗装されていない道端や田んぼ、畑等、どこにでも生えているといって良いでしょう。

春の七草のひとつで、若芽が食用になります。
通常はスーパーで見かけるものは他の七草とセットになっています。

なずなの別名

なずな(薺)という名前は、撫でたい花という意味から「撫菜(なでな)」とか夏に枯れることで「夏菜」などから名前が付いたようです。
実が三味線のバチに似ていることで「三味線草」とも呼ばれています。又、三味線を弾くとぺんぺんという音がすることから「ぺんぺん草」とも呼ばれます。

なずなの産地・生育地・探し方

産地は特にありません。全国に分布します。
日当たりの良い道端や石垣、田んぼ、畑、荒地、山等どこにでも生えていますが、日陰や水辺、山の奥にはあまり見られません。

なずな

なずなの選び方

花が咲いてないもの。変色していないもの。枯れた部分がないもの。緑色がはっきりしているもの。自生しているものを選ぶときは綺麗な所に生えているもの。

なずなの食べ方・料理

まずは良く洗うことから始めます。
七草粥以外では、和え物やおひたし、天ぷら、サラダ、汁の具等に利用されます。

なずなに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 なずな・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 36  4,3  0,1  7,0  3  440  290  92  2,4   0,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 430  0,15  0,27  180  110  0  5,4  0

栄養成分の詳細
なずなに多く含まれる栄養成分。

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なずなの効能

普段は雑草扱いされている植物ですが、意外にミネラル、ビタミン、食物繊維はバランスよく豊富に含まれています。
目立つのは鉄でしょうか。鉄は肺から取り込んだ酸素を全身の組織に供給する役割をしています。又、「貯蔵鉄」として、肝臓や骨髄、脾臓、筋肉などにストックされ不足したときに使われます。

なずなの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・花が咲く前の初冬から初春
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙で包み冷蔵庫へ(早めに食べる)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1~2日

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