ドリアン

doriann

ドリアンはアオイ科、もしくはパンヤ科の果実です。
実の大きさは大きなもので30cm位。重量は2~3kgが多いが、中には5kg位になるものもあります。
表面お果皮は硬い棘で覆われていて、割ると内部の可食部は部屋のように分かれた部分に入っています。

果物の王様ともよばれるほど果実は甘みが強いのですが、悪魔のフルーツと言われるほど臭いがきつい。
その臭いは腐ったタマネギのような強烈な臭いです。そのため飛行機の機内やホテル等へは持込が禁止されているほどです。
しあkし、この臭いがしだしたころが食べごろなのです。最近はこの臭気を抑えられた品種も出回っています。

ドリアンの匂い成分

判明しているだけでも以下のような匂い成分が含まれています。

ドリアンの香り成分として分かっているだけでも、エステル、アルコール、アルデヒドに属する26種類の揮発成分、及び8種類の硫黄化合物が存在する。強烈な臭いの元は臭い成分の一つ硫黄化合物1-プロパンチオールC3H7SHが核となり、その他さまざまな臭い成分が複雑に絡み合い作り出されている。

引用元:wikipedia:ドリアン

ドリアンの名前の由来

durianという言葉は、マレー語で棘(duri: ドリ)を持つという意味から来ているそうです。
種名はzibethinus。これは「麝香(じゃこう)の香りを持つ」という意味だそうです。
この2つを合わせると「麝香の香りを持ち、針を持つもの」という意味になりますから、まさしくドリアンにはぴったりの名前だといえます。

 

ドリアンの産地

原産地はインドネシアのボルネオもしくはマレーシア。
世界一の産地はタイ(特に東部)、それに次いでマレーシアになります。日本に輸入されるもののほとんどはタイからになります。
他はフィリピンでも栽培されています。

ドリアンの種類・品種

数十種の品種があるそうですが、良く出回っているものは以下のようなものです。

  • モントーン(Mon Thong)・・・臭いが少ない品種。タイ語で「金(トーン)の枕(モン)」という意味で、果肉は黄色く枕のような形をしている。
  • カンヤーオ(Kan Yao)・・・茎の部分が長い品種。「茎(Kan)が長い(Yao)」という意味から名前が付けられている。流通量が少ない高級品種。
  • チャネー(Cha Nee)・・・チャネーはタイ語で「テナガザル」。木に生っている様子からこのように呼ばれる。安価のため流通量は多いが匂いがきつい。
  • クラドゥムトン(Kradum Thong)・・・金のボタンという意味。流通量が最も少ない品種。

ドリアンの選び方

売られているものは、香りがある品種はその香りがしっかり出ているもの。傷や変色がないもの。
自然のものは熟して樹から落ちたもの。

ドリアンに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

ドリアン・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 133  2,3  3,3  27,1  微量  510  5  36  0,3   0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,33  0,20  150  31  0  2,1  0

栄養成分の詳細
ドリアンに多く含まれる栄養成分。

 

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ドリアンの効能

果物の大様というだけあってミネラルもビタミンも豊富です。
昔は大様が精力剤代わりに食してしたことで、「大様の果物」と言われたそうですがそれも納得できます。

注目したいのはビタミンB1とB2。
王様が精力剤代わりにしていたとされるのはB1が多いためです。ビタミンB1は、体内で糖質がエネルギーに変わるときに必要な補酵素として重要な働きをしています。
ビタミンB2は、脂質や糖質、タンパク質を分解してエネルギーに変える反応を、補酵素として助ける働きがあります。「発育のビタミン」とも呼ばれますが、成長の促進や皮膚や髪、爪などの細胞の再生に関与しているからです。

ドリアンの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・周年(タイでは5~6月)
  • 理想的な保存方法・・・追熟が必要なものは常温保存(熟しているものは冷蔵庫へ)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍すれば長持ちはするが早めに食べたほうがいい

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