レンズ豆

まめ

レンズ豆はマメ科ヒラマメ属の一年草の種子です。「ひらまめ(扁豆)」とも呼ばれます。
形状は丸く平たい。大きさは4~8mm前後。表皮は緑、茶、黒、など様々。オレンジのものは皮が剥かれたものです。
拡大鏡の凸レンズのような形状をしているため語源はそこから来ているのだと思ったらその逆で、凸レンズがレンズ豆の種子に似ていることで「レンズ」と呼ぶようになったそうです。

レンズマメの産地

紀元前から食べられていた豆で、原産地は西アジアから地中海地方と考えられています。
日本では生産されていません。アメリカ、インド、オーストラリア、トルコ、カナダ、中国、ネパール等が主な産地です。

レンズマメの食べ方・料理

この豆の特徴は直接煮込めるということ。通常大豆などでは丸1日位水に浸さなければなりませんが、レンズマメは水に浸ける時間が短くていいし、下茹でしなくてもかまいません。そのまま煮込み料理などに使うことも可能です。料理としてはスープやカレー、野菜や肉とともに煮込んだり、サラダなどが一般的です。

レンズマメに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

レンズマメ(乾燥)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 353  23,2 1,3  61,3  微量  1000  58  440   9,4   5,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2  0,55  0,17  59  微量  0  17,1  0

栄養成分の詳細
レンズマメに多く含まれる栄養成分。

 

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レンズマメの効能

脂質が少なく高タンパク。又ミネラルやビタミン類も豊富という、栄養価的には優れた食品です。
他の豆と比較すると鉄や亜鉛、ビタミンB1が目立ちます。

鉄はヘモグロビンの構成物質として体内に酸素を運び、貧血を予防するといった働きをしています。
亜鉛は、タンパク質や遺伝情報物質DNAの合成や、糖質、脂質の代謝、インスリンの合成、免疫反応などに関与しています。
ビタミンB1は、体内で糖質がエネルギーに変わるときに必要な補酵素として重要な働きをしています。又、脳の中枢神経や手足の末梢神経の働きを正常に保つという役目も果たしています。そのため、不足すると反射神経の異常や手足のしびれなどが現れます。

レンズマメの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・常温・冷蔵・冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では1ヶ月が目安

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