野沢菜

野沢菜

野沢菜は「アブラナ科」の野菜です。

菜の花の呼ばれ親しんでいるのはこの野沢菜の花です。

主な産地は長野県の信越地方ですが、寒さが厳しい冬は生産することができないため、徳島県で生産されています。
この連携があったからこそ、「野沢菜漬け」は全国の消費者に認知されているといわれます。

この野沢菜漬けは浅漬けの部類に入り、これを長期間漬け込み乳酸発酵させたものが「たまり漬け」や「古漬け」となり保存食として昔から食されてきたようです。

 

野沢菜に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 野沢菜・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 16  0,9  0,1  3,5  24  390  130  40  0,6   0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 100  0,06  0,10  110  41  0  2,0  0,1

野沢菜・塩漬け

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 18  1,2  0,1  4,1  610  300  130  39 0,4  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 130  0,05  0,11  64  27  0  2,5 1,5

栄養成分の詳細
野沢菜に多く含まれる栄養成分。

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野沢菜の効能

カリウムが多く含まれていますので、ナトリウムの排出をスムーズにし、血圧を下げる作用がありますので高血圧の予防になるでしょう。
しかし、塩漬けはナトリウムが多く含まれすぎですから、食べすぎには注意しなければなりません。

ビタミン類の中では、ビタミンAが多く含まれていますが、これは「目のビタミン」ともいわれ、目に必要な「ドブシン」という物質を作るのに重要な働きをしています。
この物質は 暗がりでもわずかな光に反応してこわれ、脳に刺激を与えた後、元の形に再生される物質です。この過程を「暗順応」といいます。

 

野沢菜の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋から冬
  • 理想的な保存方法・・・野沢菜漬けは常温で保存すると急激に酸味がでるので低温で保存しなければならない。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・保存される温度で変わるが、冷蔵庫で2週間程度。

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