雛あられ

ひなわられ

雛あられは、3月3日に行われる桃の節句「雛祭り」に食べる風習がある和菓子です。
原料となるのはもち米や豆。これらを蒸したり炒るなどし砂糖をコーティングして甘味を出します。
色を付けるのは主に季節に関連したもので、ピンクは桃、白は雪、緑色は木の若芽の色だといわれます。

ただ、これは関東で主に造られるもので、関西では醤油や塩味のもちから作ります。
かたちも楕円形ではではなく1cm程度の丸型。簡単にいうと丸い煎餅みたいなものです。

桃の節句・雛祭りとは

節句は、伝統的な年中行事を行う節目の日のこと。年間に5回あり、これを「五節句」と呼びます。
雛祭りは女の子の成長を祈って行われる年中行事のことです。

  • 1月7日(人日)・七草の節句・・・七草粥
  • 3月3日(上巳)・桃の節句・雛祭・・・雛あられ・白酒・菱餅
  • 5月5日(端午)・菖蒲の節句・・・柏餅(関東)・ちまき(関西)
  • 7月7日(七夕)・七夕・・・素麺
  • 9月9日(重陽)・菊の節句・・・菊の花入りの酒

雛あられに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

雛あられ(関東風)

エネルギー タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム カリウム カルシウム リン 亜鉛
Kcal(カロリー) g g g mg mg mg mg mg mg
400 5,1 4,3 85,3 67 120 36 53 1,2  0,3
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC コレステロール 食物繊維 食塩相当量
μg mg mg μg mg mg g g
0 0,06 0,05 15 0 0 1,3 0,2

栄養成分の詳細

雛あられに多く含まれる栄養成分。

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雛あられに含まれる栄養成分の効能

糖質(炭水化物)とカリウムが目立ちます。
糖質は脳や神経系、赤血球、筋肉などが活動する場合のエネルギー源で、不足してしまうと血糖値が下がり機能が低下します。ただ、慢性的な摂り過ぎは糖尿病になるおそれが考えられます。

カリウムは、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があります。
成人男性の1日の摂取量の目安は2500mg、女性は2000mg位です。又、ナトリウムとカリウムの摂取比率が2以下が望ましいとされます。

雛あられの保存方法

  • 理想的な保存方法・・・常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・開封後は早めに食べる(未開封の賞味期限の目安は2ヶ月)

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