クルクミン

クルクミンとは

クルクミンとは、ウコン(ターメリック)に含まれる黄色の色素です。

ポリフェノールの一種であるクルクミノイドに分類されます。

カレーの色素やたくわんなどの色素、お菓子やドリンク剤やサプリメントなどの健康食品に利用されています。

 

クルクミンの働き・効能

クルクミンには、抗酸化作用があります。

クルクミンは体内に入ると色々な消化酵素の働きで、さらに強力な抗酸化力をもつ物質に変化して、活性酸素を除去し大腸がんなど、特定のがんを予防する効果があります。

さらに、悪玉コレステロールの酸化の抑制、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞の予防、血栓形成の原因といわれる血小板活性化因子の働きを防ぐ作用、などがあるようです。

 

クルクミンの生理作用として抗腫瘍作用や抗酸化作用、抗アミロイド作用、抗炎症作用などが知られている。

抗炎症作用はエイコサノイド合成の阻害によるものだと考えられている[11]。また、フリーラジカル補足能を持ち、脂質の過酸化や活性酸素種によるDNA傷害を防ぐ。

引用先:wikipedia-クルクミン

 

クルクミンの副作用

クルクミン自体には副作用はありませんが、大量に摂取するのは好ましくありません。

ウコンには人によってアレルギー反応や薬剤性肝障害症などが過去にあったようです。

 

関連記事

エリオシトリン

エリオシトリンとは

エリオシトリンとは、レモンやライム特有の黄色の色素で、特に皮の部分に多く含まれます。

他の柑橘類には含まれません。

エリオシトリンはポリフェノールであるフラボノイドの仲間です。

 

レモンに含まれる他の栄養成分

レモンには他にもビタミンCやカリウム、カルシウム、ビタミンEなどが含まれています。

特にビタミンCは可食部100g中に100mgも含まれています。

ビタミンCは美肌作りや風の予防に効果を発揮します。酸味は疲労回復にも有効です。

 

エリオシトリンの働き・効能

エリオシトリンには、強い抗酸化作用があります。

これにより、脂質の酸化を防ぎ癌や生活習慣病を予防します。
さらに、過剰の運動による筋肉の老化を抑制する働きや、血圧を上昇させない効果などがあります。

 

エリオシトリンの上手なとりかた

皮の部分に多く含まれますから、皮も使ったジャムやマーマレードなどにするのが良いでしょう。

 

関連記事

クランベリー

クランベリーとは

クランベリーとは、つつじ科の植物で北半球の沼地などに生息しています。クランベリーには、「ツルコケモモ」・「ヒメツルコケモモ」・「オオミノツルコケモモ」・「アクシバ」の4種類があります。

酸味が強いのが特徴で、ジュースやソース、お菓子の材料などに用いられます。

 

クランベリーの働き・効能

クランベリーに多く含まれる「キナ酸」は、体内に吸収されると馬尿酸という酸性物質に変化して、細菌の繁殖を防ぎます。
これにより、腎盂円や膀胱炎、尿路感染症を予防するといわれます。

ポリフェノールの一種「プロアントシアニジン」が含まれているので、これは膀胱炎を予防する効果が期待できるとされます。

さらに、最近の動物実験では、クランベリー製品、サプリメントなどを定期的に摂取すると、乳がんの進行を抑制する可能性があるとされています。

 

アンチエイジング効果

アンチエイジングとは老化防止などといわれます。

老化防止に有効とされるのは活性酸素の除去ですが、それには抗酸化力を持つ成分を摂取することが必要です。

抗酸化物質には、ビタミンCやビタミンE,カテキン、フラボノイド、カロテノイドなど、多くの成分がありますが、クランベリーはベリー系の植物の中では、ORAC(活性酸素吸収能力)が最大といわれます。

 

クランベリーの上手なとりかた

クランベリーは非常に強い酸味を持ちます。

そのため、生食には向いていませんので、ジュースやソース、などにして利用するのが良いでしょう。

 

関連記事

ウコン

ウコンとは

ウコンは英名で「ターメリック」といい、インド原産のショウガ科の植物です。秋ウコンとも呼ばれますが、春ウコン(キョウオウ)・紫ウコン( ガジュツ)とは同属別種です。

主に香辛料や生薬、黄色の着色料として用いられています。なじみがあるところでは、カレーに使われているスパイスやたくわんの黄色です。

英語名以外にも、インドネシア語やハワイ語などもあるようですから、各地で古くから利用されていたのがうかがえます。

 

ウコン(鬱金、宇金、インドネシア語郁金、玉金>)は、香辛料、着色料、生薬として用いられるショウガ科ウコン属の多年草。秋ウコン、キゾメグサ(黄染草)とも。学名 Curcuma longa [ syn. C. domestica ]。英語名ターメリック (turmeric)。

引用先:wikipedia-ウコン

 

ウコンの働き・効能

ウコンの主成分は「クルクミン」です。

このクルクミンは体内に摂取されると、強い抗酸化作用をもつ「テトラヒドロクルクミン」という物質に変わります。この物質は癌の予防効果があるようです。

さらに、肝機能を強化する働きもありますので、肝臓障害や肝炎などに有効です。

他には、湿潤効果や発毛抑制作用があるとされ外用剤としても利用されています。

ただし、副作用もあるようですから注意が必要です。

 

副作用・安全性

過去には、薬剤性肝障害症やクルクミン大量摂取による肝臓の脂肪変性などが報告されているようです。

又、肝障害患者は市販されてるサプリメントでも、重篤な状態に陥った例が少なからず報告されているようです。

ウコンの安全性や有効性については、まだ不明な点が多いらしく、現在でも研究が進められているといわれます。

 

・・・・しばしば「ウコン(秋ウコン)は肝臓によい」と言われているものの、肝疾患患者への投与は推奨されておらず、状態を改善させるどころか、死亡例(2人:2004年)を含んだ重篤な副作用の報道・報告があり、安易な内服は慎むべきとされている。

引用先:wikipedia-ウコン

 

関連記事

メリロート

 メリロートとは

メリロートとは、ヨーロッパからアジアにかけて広く分布している植物です。

日本名では「西洋エビラハギ」といい、別名は「スイートクローバー」と呼ばれるマメ科のハーブの一種です。

料理のスパイスとしてなじみが深い植物です。

 

メリロートの働き・効能

メリロートは、「クマリン」という成分を含んでおり、血液の擬固を防ぎ血行をよくしてくれます。他にも、鎮静作用や毛細血管の強化、リンパ液の流れの正常化などの働きをします。

そのためか、静脈循環系・リンパ系に流れを良くするのに貢献し、下半身のむくみがとれるサプリメントとして多くのものが販売されています。

ただ、生活習慣病の予防や改善、あるいはダイエット効果などに特別な効果があることは認められていないようです。

 

過剰摂取と副作用

サプリメントとして利用する場合、1日に摂取量の範囲内であれば副作用の報告はされていないようです。

 

関連記事

ガルシニアカンボジア

ガルシニアカンボジアとは

ガルシニアカンボジアとは、南アジアに自生している果物です。オトギリソウ科の常緑樹で、「タマリンド」とか「インディアンデイト」、「ゴラカ」等の別名があります。

ガルシニアカンボジアの乾燥果皮は香辛料にも利用されています。

 

ガルシニアカンボジアの働き・効能

ガルシニアカンボジアの果皮に含まれる「ヒドロキシクエン酸」には、肥満を予防する効果があります。そのため、近年ではダイエット効果が期待できるサプリメントとして利用されています。

又、ガルシノールという成分が、胃の酸性状態を緩和する働きも認められています。

古くからは、胃潰瘍の治療に使用されていたり、下痢や赤痢にも使われてきているようです。

 

ガルシニアの主成分であるヒドロキシクエン酸は、食欲と脂肪の組成を抑える働きがある。ガルシニアは、アーユルヴェーダ(インド伝承医学)において、古来より胃潰瘍の治療に使われてきた。 2002年に発表された研究結果によると、ガルシニアの成分であるガルシノールが、胃の酸性状態を緩和する働きがあることが分かった。またガルシニアの外皮は、下痢や赤痢に古くから使われてきた。

引用先:wikipedia-ガルシニア

 

過剰摂取と副作用

副作用は確認されていません。

ただし、アルツハイマー病患者や糖尿病患者、妊娠中の人、処方箋を使っている人などは注意が必要とのことです。

又、サプリメントなどでは摂取量を守れば副作用の可能性は非常に少ないとされています。

 

関連記事

ノニ

 ノニとは

ノニとは、別名「ハーブの女王」あるいは「神からのプレゼント」とか呼ばれる、東南アジア~オセアニア地方などの熱帯地方に自生するアネ科の植物です。ノニジュースやノニ茶などの健康食品で知られています。

学名をモリンダシトリフォリア(Morinda citrifolia)、和名は「ヤエヤマアオキ」、漢字では「八重山青木」と書くのだと思います。

 

ノニの働き・効能

ノニの果実には、必須アミノ酸やビタミンCやカリウムなどのミネラルといった多くの有効成分が含まれています。

原産国がある熱帯地域では、健康の維持や健康増進や体力増進、病気の予防等に効果を発揮するとされ、古くから食されているといいう文献もあるそうです。。

ノニの効果としては、抗癌作用、糖尿病の改善、等があげられます。

現在では、このノニを使ったサプリメントやジュースなどがあり手軽に利用できるようになっています。

 

基礎研究でダムナカンタール、ノニジュースの抗癌作用(効果)、動物実験で中枢性の鎮静効果、基礎研究、臨床試験とで糖尿病改善効果が報告されている。またノニの脂質過酸化抑制物質の研究報告がある。

引用先:wikipedia-ヤエヤマアオキ

 

ダイエット効果と安全性

巷では、ダイエット効果を盛んに謳っていますが、はたしてどうなのでしょう?

たしかに有効成分が多いですから、脂肪の燃焼を助けるとは思いますが、同じ生活を継続している中でノニ入り健康食品だけとったとしてもその効果は限定的だと思います。

まずは、生活習慣を改めるところから始める必要があるでしょう。

ただ、高カリウム血症や腎臓透析をしている人は医師に相談する必要があるようです。

 

ノニ果汁は、他の果実と同様にカリウムを豊富に含むため、高カリウム血症の場合や腎臓透析患者の場合は医師と相談のうえ飲用するべきである。

引用先:wikipedia-ヤエヤマアオキ

 

関連記事

ピクノジェノール

ピクノジェノールとは

ピクノジェノールとは、フランスの海岸沿いに生育する「フランス海岸松」の樹皮に含まれる成分で抗酸化物質です。

 

フラバンジェノールとの違い

ピクノジェノールは、スイスの「ホーファーリサーチ社」という会社が所有している登録商標です。

一方、フラバンジェノールは日本の企業が所有している登録商標で、国内でのみ販売されています。

 

ピクノジェノールの働き・効能

ピクノジェノールには強い抗酸化作用があり、ビタミンCやEと相乗効果を発揮します。

さらに、脳の血管や神経細胞を酸化から守る働きや、血流を良くする働きもあります。これにより、脳血管障害や認知症を防ぐ効果があります。

アレルギー症状の改善や、コラーゲンの生成を促進ししわの予防や肌の弾力を保つという効果も認められています。

 

他にも、子宮内膜症、月経困難症の改善、冷え性、肩こり、などに効果があるといわれますが、これらの効能や効果は主にピクノジェノールが含まれるサプリメントを販売している業者などによる情報です。

 

ピクノジェノールが含まれる植物

フランス南西部の海岸地帯に自生する松の樹皮。

ぶどうの種子からとれるものもあるらしい。

 

関連記事

OPC

OPCとは

OPCとは「オリゴメトリック・プロアントシアニジン」のことです。

OPCは、カテキンが2個から4個結合した物質です。

サプリメントにも利用されています。

 

カテキンの効能

カテキンは茶の苦味成分です。

カテキンの効能としては、血中コレステロールを調整する作用や、血糖値調整作用、抗酸化作用、血液上昇抑制作用、抗癌作用、抗菌作用、抗アレルギー作用、等があげられます。

カテキンが含まれる飲料には、特定保健用食品に認可された商品も生まれています。

 

OPCの働き・効能

OPCの働きとしては、植物を太陽光線から守って、遺伝子を保護するという役目をしています。

人がこれを摂取した場合は、優れた抗酸化作用を発揮して、癌や老化、あるいは生活習慣病を予防します。酸化を防ぐ力はビタミンCの50倍位あるといわれます。

 

OPCはこんな人に

OPCは下記のような人に効果が期待できます。

  • 生理痛や生理不順に悩んでいる人。
  • 疲れが取れない人。
  • 肌荒れを気にしている人。
  • コレステロール値が高い人。・・・など。

 

 OPCが含まれる食品

ほとんどの食物に含まれますが中でも緑茶やローズマリーなどの皮や種などに多く含まれます。

 

ポリアミン

ポリアミンとは

ポリアミンとは、アミノ酸の一種であるアルギンンから合成されます。

ポリアミンは、全ての生物の細胞内に存在しています。そして、細胞分裂や細胞増殖などの制御に関与しています。

母乳にも含まれていて、乳児の成長には欠かせない成分となります。そのため、粉ミルクにも使用されたことがあるようです。

ポリアミンは母乳にも含まれ、出産後10日から2週間前後に特に多くなる。消化器の成熟化など、乳児の成長促進に寄与していると考えられ、乳児用粉ミルクに添加する例がある。また、記憶に関与するともいわれる。加齢によって、体内のポリアミンは減少する事が知られており、老化との関連も示唆される。

引用記事:wikipedia-ポリアミン

 

ポリアミンの働き・効能

老化物質であるLFA-1という物質は、血管の中で炎症を起こして動脈硬化を促しますが、ポリアミンはこの老化物質の抑制に効果を発揮します。

 

ポリアミンを多く含む食品

納豆、白子、大豆、チーズ、きのこ類等に多く含まれます。

特に納豆には多く含まれます。

 

関連記事