長ネギ

長ネギ

長ネギは大別すると葉ねぎと、根深ねぎに分かれます。
根深ねぎとは、日に当たらないようにして育てた白い部分が多い淡色野菜です。
一方葉ねぎは、緑の部分が多いねぎで、万能ねぎやあさつき、わけぎも含まれます。これは緑黄色野菜に分類されます。

気になる栄養価ですが、結論から言えば葉ねぎに軍配があがります。
一例としては、ビタミンcが約3倍、100gあたりのカロテンは根深14μgに対して、葉ねぎ1900μg、万能ねぎでは2200μgと断然の違いがあります。

特にあさつきや万能ねぎなどは、薬味として欠かす事ができない野菜ですから、他の食物とあわせ効果的に食べることが可能ではないかと思います。

 

長ネギに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 根深ねぎ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 28  0,5  0,1  7,2  微量  180  31  26  0,2  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,04  0,04  56  11  2  2,2  0

葉ねぎ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 31  1,5  0,3  7,0  微量  220  54  31  0,7  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 150  0,05  0,09  110  31  0  2,9  0

栄養成分の詳細
長ネギに多く含まれる栄養成分。

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長ネギの効能

栄養価では葉ねぎに軍配が上がりましたが、薬効では香りの強い根深のほうが多くなります。
香り成分は硫化アリルで、血行をよくして体を温めますから神経痛や月経痛、関節痛などの痛みが緩和され、冷え性の改善にも効果的です。さらに発汗を促しますのでかぜの初期症状に有効です。
ビタミンB1とも相性が良いですから、相乗効果でその作用を助けます。そして、この香りには鎮静作用がありますので、興奮やイライラを鎮めてくれますし、アレルギーや血栓を予防してくれます。他にも、生活習慣病などにも効果的です。

葉ねぎの場合ですが、こちらの効能としては、風邪の予防、感染症の予防、高血圧の予防などがあります。

 

長ネギの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙にくるみ冷蔵庫の野菜室へ。泥つきのものは日にあたらない土中へうめる。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫の保存の場合3~4日

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