にぎす

にぎす

ニギス目ニギス科の海水魚です。
シロギスに形が似ていることから、キスの名が付けられたと言われます。ただ、見方によっては「きびなご」を大きくしたような感じでもあります。
大きさもシロギス程度で、最大でも30cm位にしかなりません。

日本海沿岸、福島県以南の水深100~400m位に生息しています。動物性プランクトン、オキアミが主に餌となります。
地方名も幾つか有り、沖ギス、沖ウルメ、沖イワシ、沖カマス、朝鮮ギス、トンガリ、ハダカ、ミギシ等と呼ばれています。

にぎすと漁と特産地

底引き網が一般的です。
太平洋側でも漁獲されますが、日本海側のほうが多く漁獲されています。
石川県、島根県、新潟県、兵庫県、静岡県、愛知県、三重県が主な産地です。

にぎすの食べ方と料理

一般的なのは塩焼きか干物でしょう。
フライや天ぷら、刺身、煮付け、椀物、汁物、等、癖がない白身の魚ですからどんな料理でもおいしくいただけます。
すり身にして団子やさつまあげにしてもいけます。

にぎすに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 にぎす・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 91  18,7  1,2  0,1  190  320  70 220   0,4   0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 75  0,12  0,26  8  1  120  0  0,5

栄養成分の詳細
にぎすに多く含まれる栄養成分。

 

 

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にぎすの効能

にぎすにもカリウムが多く含まれます。これはナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があると考えられています。

比較的多く含まれるビタミンAは「眼のビタミン」と呼ばれます。眼精疲労に有効です。

にぎすの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・脂がのるのは春から初夏(通年おいしい)
  • 理想的な保存方法・・・干物にして保存(冷凍も可)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍では長期保存も可

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