さくらえび

桜海老

数多いエビの中でも比較的多く出回っている、さくらえび(桜海老)を取り上げてみましょう。

さくらえびというエビは、おそらく静岡県の駿河湾、由比、蒲原地方でとれるえびだと思います。
この地方の近辺ではスーパーでも生で売られていますが、多くの場合釜ゆでされたものや素干し、あるいは掻き揚げなどで売られていることでしょう。

このさくらえびの特徴としては、殻ごと食べることが通常ですから、豊富なカルシウムが含まれている点です。
特に、干したものでは100g中62000mgも含まれています。

他にも、タンパク質も豊富で、ミネラルもバランスよく含まれています。ビタミン類では、ビタミンB群やビタミンEが多く含まれます。

さくらえび(桜海えび)の食べ方としては、刺身や、掻き揚げ、野菜などとの煮物などが一般的でしょうか、選ぶときは色がきれいなものにしましょう。

さくらえびに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 さくらえび・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 91  18,2  1,5  微量  830  250  690  360  0,5  1,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 7  0,10  0,08  41  0  230  –  2,1

さくらえび・素干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 312  64,9  4,0  0,1  1200  1200  1200  1200  3,2  4,9

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,17  0,15  230  0  700  –  3,0

栄養成分の詳細
さくらえびに多く含まれる栄養成分。

 

 

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さくらえびの効能

さくらえびに含まれるカルシウムは圧倒的ですし、ともに含まれるマグネシウムも骨の強化に貢献しますので、腰痛や骨粗鬆症に効果的です。

さらに、タウリンやチキン、アスタキサンチン、ビタミンEも豊富に含まれていますので、動脈硬化や高血圧、などの生活習慣病やガンにもかなり有効です。

 

さくらえびの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~春
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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