ぶどう

ぶどう

ぶどう(葡萄)の種類としては、巨砲やマスカット、ベリーA、デラウエア、甲州ブドウなどなどこれも多くの種類があります。

ぶどうで目立つのは、糖やカリウムが多い点です。
これは生のぶどうの場合であって、干しブドウにはが100g中に2,3mg、カルシウムが65mgなど、干すことにより豊富に含んできます。

ぶどうの果肉の食べ方として多いのはやはり生でしょうか、後は干したり、加工してワインやスイーツ、ジュースなどでも当然食べられています。

このように果肉は様々な形で食べられていますが、面白いのは種です。
種はほとんど捨てられますが、実は種には強い抗酸化作用を持つ「プロアントシアニジン」という成分が含まれています。
この抗酸化作用はかなり強く、心臓病や動脈硬化などに大きな力を発揮します。

 

ぶどうに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ぶどう・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 59  0,4  0,1   15,7  1  130  6  15   0,1   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2  0,04  0,01  4  2  0  0,5  0

干しぶどう(レーズン)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 301  2,7  0,2   80,7  12  740  65  90   2,3   0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,12  0,03  9  微量  0  4,1  0

栄養成分の詳細
ぶどうに多く含まれる栄養成分。

 

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ぶどうの効能

ぶどうに含まれる糖質は、そのほとんどがブドウ糖です。
ブドウ糖の特徴としては、吸収されるのが早いので脳や体の疲労回復にかなり効果的です。

ブドウは他にもファイトケミカルの仲間であるポリフェノールが豊富に含まれていますので、活性酸素を取り除く力が強く、生活習慣病やガン、老化の予防などにかなり効果的です。

 

ぶどうの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏~秋
  • 理想的な保存方法・・・キッチンバサミでばらして密閉袋に入れ冷蔵庫へ(冷凍も可)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・3~4日

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熱帯果実(トロピカルフルーツ)

マンゴー

熱帯果実(トロピカルフルーツ)にはパイナップルやバナナ、マンゴウ、パパイヤ、あるいはドラゴンフルーツ、グアバ、ノニ、などなど、多くのものがあります。
これらの果実には独特の風味や味があり、さらに栄養価もかなりのものです。

まだまだ、熱帯果実には多くの種類があり数え上げればきりがないので、一般的に市場に出回っている中で特に人気がある、パパイヤ、マンゴー、パイナップル、ドリアンを紹介してみます。

パイン

トロピカルフルーツに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

パパイヤ・完熟

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 86  0,5  0,2   9,5  6  210  20  11   0,2   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 40  0,02  0,04  44  50  0  2,2  0

 パイナップル

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 51  0,6  0,1   13,4  微量  150  10  9   0,2   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,08  0,02  11  27  0  1,5  0

マンゴー

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 64  0,6  0,1   16,9  1  170  15  12   0,2   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 51  0,04  0,06  84  20  0  1,3  0

ドリアン

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 133  2,3  3,3   27,1  微量  510  5  36   0,3   0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,33  0,20  150   31  0  2,1  0

栄養成分の詳細
熱帯果実に多く含まれる栄養成分。

 

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熱帯果実(トロピカルフルーツ)の効能

パパイア

パパイアの食べごろは果皮がオレンジ色で、身に弾力があるようになったものです。
パパイアで目立つのはビタミンCです。100g中に50mg以上含まれています。
そして完熟したものにはカロテンも480μgと豊富に含まれていますし、タンパク質分解酵素のパパイン、なども含まれています。
ビタミンCやカロテンの効能としては、美肌保持や風邪に効果を発揮します。パパインは肉や魚の消化吸収を助けます。
さらに、カルパインという抗がん活性効果がある成分がありますのでガンにも有効です。

パイナップル

パイナップルの食べごろとしては、表面を押せばへこむくらいがおいしいころです。
保存するときは葉の部分を下にしましょう、甘みが全体にまわります。
ビタミンCやブロメイン(タンパク質分解酵素)が豊富に含まれていますし、又食物繊維も豊富です。
酸味のもととなるクエン酸も含んでいますので、ブロメインと相乗効果で食欲不振や疲労回復に力を発揮します。

マンゴー

マンゴーの食べごろとしては、全体がやわらかくなり果肉にしわが少しでたぐらいが良いでしょう。
通常は常温で保存して食べる前に冷蔵庫に入れ冷やすとおいしいとされます。
マンゴーには「カラバオマンゴー」と「アップルマンゴー」があります。
濃厚な甘みで人気の果物ですが、栄養素としてはカロテンが100g中に610μg、ビタミンEが1,8mg、ビタミンCが20mgとビタミンが豊富です。
これらの効能は、抗酸化作用による免疫力の向上でガンの予防。
粘膜強化による肌荒れや風邪の予防、冷え性や動脈硬化、高血圧など・・・

ドリアン

独特の臭みがある果物ですが、ドリアンにはカリウムビタミンCやE食物繊維などが豊富に含まれています。
これらの効能としては、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病、美肌効果、風邪予防、便秘解消などに有効です。

熱帯果実(トロピカルフルーツ)

  • 食べると良い時期(旬)・・・輸入物は秋・国産は冬
  • 理想的な保存方法・・・完熟してないものは常温で保存(完熟したらポリ袋などに入れ冷蔵庫へ)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1週間

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温州みかん

みかん

温州みかん(うんしゅうみかん)とは、通常どこでも売られているみかんのことです。
この名前は、もともとの産地であった中国の「温州」に由来しているようです。

冬のくだものの代表格ともなるみかんですが、栄養分はというとビタミンC食物繊維のペクチン、ヘスペリジン、βカロテンなどがオレンジ同様多く含まれています。
ビタミンCは100中に約33mg程度含まれますが、これはほとんど生のときであって、缶詰にすると半分程度になってしまいます。

みかんを選ぶときのポイントですが、色が鮮やかできずや斑点がないものを選びましょう。

 

みかんに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

みかん薄皮(袋)付き

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 46  0,7  0,1   12,0  1  150  21  15   0,2   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 84  0,10  0,03  24  32  0  1,0  0

 みかん薄皮(袋)付き・早生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 45  0,5  0,1   11,9  1  130  17  12   0,1   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 87  0,07  0,04  24  35  0  0,7  0

栄養成分の詳細
みかんに多く含まれる栄養成分。

 

 

 

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温州みかんの効能

温州みかんに多く含まれるビタミンCは、美肌効果や風邪の予防に有効です。
みかんにはクエン酸が1g程度含まれていますが、これは疲労回復に大きな効果を発揮します。

果肉を包む袋や白い筋にも有効成分が含まれます。
これは、「ヘスペリジン」というもので、血圧の上昇を抑える作用や、血中の中性脂肪を減少させる効果、などがあります。

さらに、色素にはβクリプトキサンチンという成分が有り、βカロテンの5倍ともいえる発ガン抑制効果があります。

 

みかんの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・直射日光を避けて室温が3度~5度位に安定している場所に置く(箱買いしたときは、箱の口は開けておく)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・約2週間

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オレンジ

オレンジ

オレンジにはネーブルとバレンシアという種類があります。
外見での違いはヘタと反対方向に突起があるものがネーブルです。

栄養価の差としては、ネーブルの果肉のほうがビタミンCを多く含み、100g中に60mgも含まれています。他の成分の差はそれほどありません。

オレンジの選び方としては、バレンシアの場合重量感があるものが良く、ネーブルは皮が薄くなめらかなものを選びましょう。

 

オレンジに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 バレンシアオレンジ(果肉)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 39  1,0  0,1   9,8  1  140  21  24   0,3   0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 10  0,10  0,03  32  40  0  0,8  0

バレンシアオレンジジュース・ストレート

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 42  0,8  微量   11,0  1  180  9  20   0,1   微量
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,07  0,01  25  22  微量  0,3  0

バレンシアオレンジジュース・濃縮還元

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 42  0,7  0,1   10,7  1  190  9  18   0,1   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,07  0,02  27  42  0  0,2  0

バレンシアオレンジジュース・50%果汁

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 47  0,4  0,2   10,8  2  99  5  10   0,1   微量
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,04  0,01  12  16  0  0,1  0

バレンシアオレンジジュース・30%果汁

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 41  0,2  微量   10,0  6  57  3  6   微量   微量
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  0,01  8  10  0  0  0

ネーブル(果肉)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 46  0,9  0,1   11,8  1  180  24  22   0,2   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 11  0,07  0,04  34  60  0  1,0  0

栄養成分の詳細
オレンジに多く含まれる栄養成分。

 

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オレンジの効能

オレンジに多く含まれるビタミンCは肌をきれいにする作用や風邪を予防する効果が有ります。
果肉をおおっている袋の部分には、食物繊維のペクチンや「ヘスペリジン」豊富に含まれます。
ペクチンは便通を良くしますし、コレステロールを減らすにも有効です。
又、同じ食物繊維である「ヘスペリジン」の場合は、ビタミンCの働きを強化しますので、抗酸化作用が高くなります。

他にも、血中の中性脂肪を分解しますので、生活習慣病やガン、肥満などの予防にも有効です。

 

オレンジの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・ネーブルは冬~春・バレンシアは夏
  • 理想的な保存方法・・・乾燥を防ぎ冷暗所などへ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・約1週間

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柿

柿も種類が多いのですが、総じて言えるのはビタミンCカロテンが多いとことです。
このビタミンCは葉にもたくさん含まれています。

果物の中でも柿は干しても食べられていますが、干した場合にビタミンCは、生で100g中70mg程度あったものが2mgくらいになってしまいます。

ただし、ビタミンAカリウムカルシウムなどは逆に増加します。
さらに食物繊維は100g中に1.6mgも含まれていて、全食品のなかでもかなりの量です。

柿の食べ方としては、生はもちろんのこと干しても古くから食べられています。
他はスイーツや柿の葉茶も人気があります。

 

柿に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 甘柿・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 60  0,4  0,2   15,9  1  170  9  14   0,2   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 35  0,03  0,02  18  70  0  1,6  0

干し柿

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 276  1,5  1,7   71,3  4  670  27  62   0,6   0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 120  0,02  0  35  2  0  14,0  0

栄養成分の詳細
柿に多く含まれる栄養成分。

 

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柿の効能

柿にもカロテンやビタミンCが豊富に含まれますので、風邪の予防や美容効果にも力を発揮します。
タンニンも含まれていますが、これは血圧を下げる作用がありますので高血圧の予防に有効です。

他で目を引くのは「アルコールデヒドロゲナーゼ」という酵素です。これにはアルコールを分解する働きがありますので二日酔いに有効です。

 

柿の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 理想的な保存方法・・・柿のへたの部分を濡れテッシュなどで包み、下にしてポリ袋などで密閉する
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・生で約1~2週間

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梨

梨は大別すると、西洋梨と通常の日本の梨に分かれます。
さらに、日本の梨では二十世紀や長十郎、幸水、長寿・・・などで、西洋梨ではラ・フランスを初めとしてパートレットなどが多く出回っています。

西洋梨と日本の梨を比較した場合、成分の違いとしては食物繊維が西洋梨に多い程度で、他はそれほど違いはありません。
どちらにもみられるのはカリウムが多いところです。

梨は水分が多い果物ですから、選ぶときのポイントは重量感があるものを選びましょう。

 

梨に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 梨・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 43  0,3  0,1   11,3  微量  140  2  11   0   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  微量  6  3  0  0,9  0

洋ナシ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 54  0,3  0,1   14,4  微量  140  5  13   0,1   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  0,01  4  3  0  1,9  0

栄養成分の詳細
なしに多く含まれる栄養成分。

 

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梨の効能

梨の水分量の多さは、利尿作用や高熱による脱水症状を緩和する働きが有りますので、日射病や発熱、熱射病などに有効です。

他にもサポニンやアスパラギン酸、タンパク質分解酵素も含まれていますので、のどの炎症を鎮める作用や、疲労回復効果、肉や魚のタンパク質を消化吸収を良くさせます。

 

梨の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 理想的な保存方法・・・乾燥に弱いので濡れた新聞紙などに包み、密閉したポリ袋に入れ野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で約1週間

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いちご

いちご

いちご(苺)の種類は多く100種類以上にものぼるといわれます。
一般に言われるのは、栽培される多年草のオランダイチゴのことを指します。

いちごで特筆しているのはビタミンcです。
その量としては100g中に約60mgも含まれています。
しかしこれは生で食べた場合のことであり、ジャムなどといった加工品ではその量は満たされません。
他にも、カリウム食物繊維が比較的多く含まれます。

いちごを選ぶときのポイントとしては、色が鮮やかでへたがみずみずしいものを選ぶようにしましょう。

 

いちごに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 いちご・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 34  0,9  0,1   8,5  微量  170  17  31   0,3   0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,03  0,02  90  62  0  1,4  0

いちごジャム(高糖度)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 256  0,4  0,1   63,3  6  67  9  13   0,2   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,01  23  9  0  1,3  0

いちごジャム(低糖度)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 205  0,4  0,1   48,4  12  79  12  14   0,4   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,01  27  10  0  1,1  0

栄養成分の詳細
いちごに多く含まれる栄養成分。

 

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いちごの効能

苺に豊富に含まれているビタミンcには、美肌効果や抗酸化作用による老化、ガン予防効果があります。
さらに、ペクチンも多く含まれますが、これには血中のコレステロールを下げて善玉コレステロールを増やすといった働きが有りますので生活習慣病に有効です。

他にも、メチルサリチルという酸味の成分には神経痛や頭痛を和らげる効果が有ります。

 

いちごの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・輸入物は秋・国産は冬
  • 理想的な保存方法・・・重ねずに容器に入れて冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1週間

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ピーナッツ

ピーナッツ

ピーナッツとは落花生のことで、食品として出回ると殻を剥いたものがピーナッツと呼ばれ、殻のついたものを「落花生」と一般的に呼んでいます。又、「南京豆」とも呼ばれることもあります。

国内に出回る木の実ではこのピーナッツ系が一番多く、生産量でもトップです。
栄養成分としては、良質のタンパク質脂質を多く含んでいますし、カルシウムや亜鉛、鉄などといったミネラルも豊富に含んでおりなおかつそのバランスが良いのも特徴で、ビタミンではビタミンEの含有量が100g中に約10mgも含まれ、B群も豊富です。

ピーナッツは一般的に炒ったものや茹でたものを食べることが多いのですが、炒め物などでも利用されます。選ぶときのポイントとしては、重みが有り網目がくっきりしたものを選びましょう。

 

ピーナッツに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ピーナッツ・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 562  25,4  47,5   18,8  2  740  50  380   1,6   2,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,85  0,10  76  0  0  7,4  0

バターピーナッツ

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 592  25,5  51,3   18,2  120  760  50  380   2,0   3,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,20  0,10  98  0  0  6,9  0,3

ピーナッツバター

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 640  25,4  50,7   20,5  350  660  47  370   1,6   2,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,20  0,09  87  0  0  6,1  0,9

栄養成分の詳細
ピーナッツに多く含まれる栄養成分。

 

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ピーナッツの効能

ピーナッツの脂質には、必須脂肪酸のリノール酸や、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸が多く含まれますので、コレステロールを減少させ高血圧や動脈硬化を防ぎます。

ビタミンEは冷え性や更年期障害などに効果がありますし、抗酸化作用で生活習慣病や癌などを予防します。
他には、コリンやサポニン、レシチン、などの成分が含まれ、コレステロールの低減、肝機能の強化、ぼけの防止などに効果を発揮します。

しかし、エネルギーも高いので食べ過ぎに注意することにこしたことはないでしょう。

 

ピーナッツの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 理想的な保存方法・・・早めに茹でて冷凍する
  • 保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍したものであれば約3ヶ月

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プルーン

プルーン

プルーンとは西洋すももの一種です。
プルーンで目を引くのはカリウムやカルシウムなどのミネラル類ビタミン類です。
そして、食物繊維も豊富に含み、その量は100g中に約7mgも含んでいます。

しかしこれはドライタイプのプルーンの成分で、フレッシュのものは到底この量には及びません
ドライタイプのプルーンを選ぶときのポイントとしては、新しく大粒のものを選びましょう。

 

プルーンに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 プルーン・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 49  0,7  0,1   12,6  1  220  6  14   0,2   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 40  0,03  0,03  35  4  0  1,9  0

プルーン・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 235  2,5  0,2   62,4  1  480  39  45   1,0   0,5

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 110  0,07  0,07  3  0  0  7,2  0

栄養成分の詳細
プルーンに多く含まれる栄養成分。

 

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プルーンの効能

プルーンの効能としてまず目を引くのは鉄です。
鉄が1mgと豊富に含まれますので、貧血に高い効果を発揮します。

そして骨を強化にするカルシウム、食物繊維の効能、カロテンは美肌効果なども挙げられます。

 

プルーンの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 保存方法・・・ジャムや乾燥(ドライフルーツ)などに加工すると長期保存できる・熟してないものは常温で追熟させ容器や袋にいれ冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間(賞味期限)・・・生のものは1週間以内

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うめ

うめ

うめ(梅)を食べる場合は通常酒につけるとか、干して梅干などにします。
これは、生がまずいとかおいしいとかの問題ではなく、有毒成分とされる「青酸化合物」が含まれているからです。

うめに目立つ成分としては、酸味のもとでもある、クエン酸りんご酸食物繊維ビタミンEが豊富に含まれています。
うめを選ぶときのポイントとしては、虫食いがなく粒がそろっているものを選びましょう。

うめに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 うめ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 28  0,7  0,5   7,9  2  240  12  14   0,6   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 20  0,03  0,05  8  6  0  2,5  0

うめ塩漬け

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 24  0,7  0,4   6,7  7600  150  47  15   2,9   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,02  0,04  1   0  0  2,7  19,3

うめ干し(塩漬け)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 33  0,9  0,2   10,5  8700  440  65  21   1,0   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 7  0,02  0,01  1   0  0  3,6  22,1

栄養成分の詳細
うめに多く含まれる栄養成分。

 

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うめの効能

梅干しには「ピルビン酸」という成分があります。
これは、肝機能の強化に有効です。
うめ(梅)の酸味でもあるクエン酸には糖質の代謝を促し、筋肉に蓄積された乳酸や疲労物質を燃やしエネルギーに変換してくれます。

これにより、疲労回復に効果を発揮したり、腰痛や肩こりなども和らげます。
さらに抗菌作用や食欲増進効果、血行促進効果なども効能もあります。
そして、梅肉に含まれる「ムメフラール」という成分はクエン酸とともに血が固まるのを防いでくれます。

 

うめの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・塩・焼酎などに漬ける(漬けるまでは新聞紙などで包み冷暗所へ置く)
  • 賞味期限・・・塩漬け・梅干などについては賞味期限はない

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