ぶり

ぶり切り身

ぶりの栄養成分と食べ方のアドバイス!
ぶり(鰤)という魚は成長していくにつれ呼び方が変わる「出世魚」です。
ちなみに呼び方としては、ワカシ、イナダ、ワラサ(ハマチ)、ブリなどと地方によって呼び名に多少の違いはありますが、このように変化していきます。
市場に周年出回っているものはほとんどが養殖物でこちらも今では「はまち」と呼ばれるのが一般的です。
ぶりにもハマチにも、どちらにも良質のタンパク質脂質が豊富に含まれます。
その含有量としては、タンパク質が全体の約20%、脂質はどちらも100g中に17g以上も含まれています。

さらに、ビタミン類ではビタミンAやB群を初めとして、DやEなどもバランスよく豊富に含まれ、ミネラルでは血合いの部分に鉄分が特に多く含まれています。
ぶりの食べ方としては、刺身やブリ大根などの煮物、香味揚げなどの揚げ物など、煮ても焼いても刺身でも親しまれています。さらにアラや頭も汁や煮物で食べますのでほとんど捨てるところは無い魚です。
選び方は、血合いが鮮やかで、切り口がきれいなものを選びましょう。

 

ぶりに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ぶり(成魚)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 257  21,4  17,6   0,3  32  380  5  130   1,3   0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 50  0,23  0,36  7  2  72  0  0,1

はまち・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 256  19,7  18,2   0,3  37  310  12  200   0,9   0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 28  0,16  0,19  8  2  72  0  0,1

栄養成分の詳細
ぶりに多く含まれる栄養成分。

 

 

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ぶりの効能

ぶりやハマチの脂肪には、同様にEPAやDHAが豊富に含まれているのが特徴です。
その含有量は魚類の中でもトップクラスと言われます。
EPAやDHAは、血中のコレステロールの酸化を防ぎ動脈硬化などの予防や、中性脂肪を減らす効果、脳細胞を活発にして脳の老化を防ぐ効果などがあります。

 

ぶりの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~冬
  • 理想的な保存方法・・・切り身1枚づつキッチンペーパーに包みラップをして冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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カツオ

katsuo_kagos

カツオという魚は赤身の魚で、春と秋に旬があります。
春のカツオは初鰹とも呼ばれ初夏の味として古くから多くの人に親しまれています。
一方秋にとれるカツオは戻り鰹と呼ばれ、あっさりした味わいの初鰹に比べると、たっぷり脂がのっているのが特徴です。

カツオの食べ方としては、タタキと呼ばれる調理法が一般的ですが、にんにくと合わせたステーキなども親しまれているようです。
鰹を選ぶときのポイントは、身の色が鮮やかで血合いがはっきりしているものが良いでしょう。

栄養価としては脂がのっている戻り鰹のほうが上ですが、どちらにも共通して言えることは良質のタンパク質が100g中25gも含まれている点です。

さらに、鉄分も1,9mg程度含まれておりますし、ビタミン類ではB群やD、ナイアシンの多さが目立ちます。
赤みということもあるのか、特に血合いの部分にはビタミンやミネラルが豊富に含まれています。

 

カツオに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 初鰹(春)・生

ネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 114  25,8  0,5  0,1  43  430  11  280   1,9   0,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 5  0,13  0,17  6  微量  60  0  0,1

戻り鰹(秋)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 165  25,0  6,2  0,2  38  380  8  260   1,9   0,9
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 20  0,10  0,16  4  微量  58  0  0,1

そうだがつお・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 136  25,7  2,8  0,3  81  350  23  230   2,6   1,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 9  0,17  0,29  14  微量  75  0  0,2

栄養成分の詳細
かつおに多く含まれる栄養成分。

 

 

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かつおの効能

カツオに含まれるビタミンB群には、赤血球の生成を促進するB12が100g中8,4μgと豊富に含まれています。この効能としては貧血の予防に効果を発揮します。

DHAも目の裏側の脂肪に多く含まれています。
このDHAは、脳細胞を活性化しますので、学習能力を高める効果があると言われますし、コレステロールを減少させる効果や血管をしなやかにもします。
さらに、含まれているナイアシンにも脳と神経系の健康を保つ働きがあります。

結論としては、カツオは血液をサラサラにしたり血管も若くして、なおかつ脳の働きも活発にする魚です。

 

 

カツオの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・初夏~秋
  • 理想的な保存方法・・・大きなものは下処理をした後、三枚におろし水分を拭き取りキッチンペーパーなどで包みラップをして冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度

 

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いわし

いわし

いわし(鰯)といえば魚の中でも代表的な大衆魚というイメージですが、近年では漁獲量も減少傾向にあるといわれ、このイメージに変化がでてきているようです。

いわしの種類は、マイワシ、ウルメイワシ、カタクチイワシ、などが挙げられます。
食べ方としては、刺身を初めとして、ミリン干しや目刺し、煮干、タタミイワシ、などの干物や煮物、あるいは缶詰など、多くの料理と加工品があります。

いわしにも他の青魚同様、良質のタンパク質脂質が豊富に含まれます。
さらに、ミネラルでは鉄やカルシウム、ビタミン類ではビタミンAやB群、ビタミンE、ビタミンDまでも含まれているのが大きな特徴です。
含有量の例としては、中位の大きさ1匹にタンパク質が約10g、カルシウム35mg、ビタミンDは5,0μg程含まれています。

 

いわしに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 まいわし・丸干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 193  32,8  5,5  0,7  1500  470  440  570   4,4   1,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 40  0,01  0,41  31  微量  110  0  3,8

うるめいわし・丸干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 239  45,0  5,1  0,3  2300  820  570  910   4,5   2,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,25  0,43  44  微量  220  0  5,8

かたくちいわし(いりこ)・煮干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 332  64,5  6,2  0,3  1700  1200  2200  1500  18,0   7,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,10  0,10  74  0  550  0  4,3

うかたくちいわし(ごまめ)・田作り

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 336  66,6  5,7  0,3  710  1600  2500  2300   3,0   7,9
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,10  0,11  230  0  720  0  1,8

栄養成分の詳細
いわしに多く含まれる栄養成分。

 

 

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いわしの効能

いわしの脂質には、EPAやDHA、タウリンなどといった注目される栄養成分が豊富に含まれています。

これらには、血液の流れをよくする働きや、血液をサラサラにする働き、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす働き、中性脂肪を減らす働き、などがあります。
さらに、豊富に含まれるビタミンEには、血管を若々しく保つ効果などもあります。
動脈硬化や高血圧、心筋梗塞、脳梗塞、などといった生活習慣病にはとても有効です。

さらに、カルシウムも100g中に70mg、まいわしのまる干しでは440mg、かたくちいわしの丸干しでは2200mg、うるめの丸干しでは570mg、とかなり豊富に含まれていますし、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含みなす。
これにより、骨を丈夫にしますし、骨粗鬆症にも有効です。

 

いわしの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~冬(まいわし)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度

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しらす干・煮干・ししゃも・わかさぎ・など

しらす

しらす干・煮干・ししゃも・わかさぎ・などといった小魚にはカルシウムが豊富に含まれています。
特に、煮干やしらす干しなどの乾燥させたものは特に豊富です。

さらに、ミネラル(マグネシウムや鉄、亜鉛など)やビタミンB群やビタミンDも豊富です。
例えば煮干では、ミネラルではカルシウムが100g中に2200mg。鉄は18mg、亜鉛は7,2mg、マグネシウムは230mgなどどれをとってもかなりの数字です。

これだけの栄養素はやはり、小さいですから1匹まるごと食べることができますし、一度に何匹も丸ごと利用できるからなのでしょう。特に成長期の子供などには少しでも良いですから、毎日食べさせたい食材です。

選ぶときのポイントとしては、つやが有り形がしっかりしているものを選ぶようにしましょう。

ししゃも

小魚に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 しらす干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 113  23,1  1,6  0,2  1600  210  210  470  0,6  1,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 140  0,11  0,03  29  微量  240  0  4,1

ししゃも・生干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 166  21,0  8,1  0,2  490  380  330  430  1,6  1,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 100  0,02  0,25  37  1  230  0  1,2

わかさぎ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 77  14,4  1,7  0,1  200  120  450  350  0,8  2,0
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 99  0,01  0,14  21  1  210  0  0,5

かたくちいわし(いりこ)・煮干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 332  64,5  6,2  0,3  1700  1200  2200  1500  18,0   7,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,10  0,10  74  0  550  0  4,3

栄養成分の詳細
小魚に多く含まれる栄養成分。

 

 

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小魚の効能

これらの小魚にはカルシウムが豊富に含まれます。
しかしこのカルシウムはビタミンDが必要とされます。
ビタミンDはカルシウムを定着させる効果があります。

しかし、これらの小魚にはこのビタミンDや、カルシウムの働きを調節するマグネシウムも豊富に含まれるのです。
よって、骨を丈夫にして骨粗鬆症などに高い効果を発揮します。さらに、このカルシウムは精神を安定させる作用がありますのでストレスの緩和などに有効です。
そして、鉄やビタミンB群は貧血にも有効です。

他にも、例えばどじょうには肝機能を強化する働きがありますし、ふなには胃腸を丈夫にする働きもありますので、機会があったら何日か食べて見るのも良いでしょう。

 

小魚の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・しらす干しでは秋~冬
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で4~5日程度

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赤貝

赤貝

赤貝(あかがい)には、タンパク質が多く含まれます。
その量としては、100g中13,5gと大変多く、他にもカルシウムや鉄などのミネラルが豊富です。

さらに、ビタミンB12も貝類ではシジミについで2番目ですし、他のビタミンもビタミンcが少ないだけでバランス的には十分な量です。

赤貝(あかがい)の選び方としては、口がしっかりとじているものを選びましょう。
赤貝に含まれる、ヘモグロビンやビタミンcは熱に弱いですから、食べるときは生で食べるとよいでしょう。

 

赤貝に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 赤貝・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 74  13,5  0,3  3,5  300  290  40  140  5,0  1,5

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 35  0,20  0,20  20  2  46  0  0,8

栄養成分の詳細
あかがいに多く含まれる栄養成分。

 

 

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赤貝の効能

赤貝(アカガイ)の赤い成分はヘモグロビンの色です。
これは、血液の成分となります。

さらに、ビタミンB12と鉄が豊富に含まれますので、貧血の予防には有効です。
他には、肌の健康を保つビタミンAや糖質の代謝を促進するビタミンB1、体脂肪を予防するビタミンB2なども豊富に含んでいます。
赤貝(アカガイ)の赤い成分はヘモグロビンの色です。
これは、血液の成分となります。

さらに、ビタミンB12と鉄が豊富に含まれますので、貧血の予防には有効です。
他には、肌の健康を保つビタミンAや糖質の代謝を促進するビタミンB1、体脂肪を予防するビタミンB2なども豊富に含んでいます。

 

赤貝の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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はまぐり

はまぐり

はまぐり(蛤)の栄養素で目立つのは、カルシウムです。
さらに、ミネラルでは鉄やマグネシウムご豊富ですし、ビタミンB群もバランスよく含まれます。

はまぐりは二枚貝の中でもうまみが強いのですが、これはグリニンやアラニン、グルタミン酸が豊富に含まれているからです。

はまぐり(蛤)の食べ方としては、吸い物や焼き物、酒蒸し、などが一般的でしょう。
選ぶときは、中くらいの大きさで殻につやがあり、かたく閉じているものが良いでしょう。

 

はまぐりに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 はまぐり・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 38  6,1  0,5  1,8  780  160  130  96  2,1  1,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 9  0,08  0,16  20  1  25  0  2,0

はまぐり・焼き

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 77  13,3  1,0  2,8  770  230  140  140  3,3  2,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 16  0,13  0,29  27  2  62  0  2,0

栄養成分の詳細
はまぐりに多く含まれる栄養成分。

 

 

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はまぐりの効能

ハマグリ(蛤)の効能としては、鉄やビタミンB12、葉酸が含まれていますので、赤血球が増え、ヘモグロビンの生成を促します。

カルシウムも多いですから骨粗鬆症にも有効です。
さらに、タウリンはコレステロールが血管に付くのを防ぎますし、高血圧の予防や疲労回復に有効です
ハマグリ(蛤)の効能としては、鉄やビタミンB12、葉酸が含まれていますので、赤血球が増え、ヘモグロビンの生成を促します。

カルシウムも多いですから骨粗鬆症にも有効です。
さらに、タウリンはコレステロールが血管に付くのを防ぎますし、高血圧の予防や疲労回復に有効です。

 

はまぐりの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・塩水で砂抜きをして、塩水につけたまま保存用容器で冷蔵庫へ(酸素を取り入れる隙間を空けることが大切)・長期保存は冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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あさり

あさり

あさりは貝の中でももっとの多くとれますし、又消費量も多い貝の一つです。

あさりに含まれる成分としては、ビタミン類ではB2とB12が豊富に含まれています。
ミネラルでは、カルシウムが100g中に66mg、鉄は3,8mgとこちらも多く含んでいます。

アサリの食べ方としては、味噌汁がなんといっても一般的でしょうか、他にもパスタや酒蒸し、佃煮、あるいは缶詰めなどでも出回っています。

アサリを選ぶときのポイントは、模様が鮮やかで水管を出しているものがよいでしょう。

 

あさりに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 あさり・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 30  6,0  0,3  0,4  870  140  66  85  3,8  1,0

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,02  0,16  11  1  40  0  2,2

あさり・つくだ煮

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 225  20,8  2,4  30,1  2900  270  260  300  18,8  2,8

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 43  0,02  0,18  42  0  61  0  7,4

栄養成分の詳細
あさりに多く含まれる栄養成分。

 

 

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あさりの効能

あさりにはビタミンB12と鉄が豊富に含まれています。
この効果は、貧血の予防や肝機能を強化する働きがあります。

タウリンも含まれていますので、血圧やコレステロールを下げ、生活習慣病や疲労回復に大きな効果を発揮します。

 

あさりの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏~冬
  • 理想的な保存方法・・・塩水で砂抜き後、容器に入れ冷蔵庫へ(酸素を取り入れる隙間が必要)・冷凍も可
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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かに

ずわいがに

かに(蟹)には、たらばがに、ずわいがに、毛がに、ワタリガ二、などが一般的ですが、他にもゾウリガ二やタカ足ガ二、イソガ二、サワガニなども地方によっては食べられています。

一般的に食される、ずわいがに、毛がになど、これらを見るとタンパク質が多く含まれ脂質が少ないのが特徴です。
さらに、ビタミンB群やEミネラルではマグネシウムやカルシウム、銅などが多く含まれています。

食べ方も、刺身はもちろんのこと、しゃぶしゃぶや焼き物、茹で物、和え物、吸い物、鍋物、炒め物、洋食、
中華、など味もよいので多くの料理に使われています。
選ぶときのポイントとしては、重量感があり腹に粘りがないものを選びましょう。

 

かにに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 毛がに・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 83  18,4  0,5  0,2  240  280  66  200  0,6  3,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,07  0,23  10  微量  53  0  0,6

ずわいがに(松葉蟹・越前蟹)・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 69  15,0  0,6  0,1  240  240  120  150  0,7  3,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,21  0,57  9  微量  44  0  0,8

たらばがに・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 80  17,5  0,5  0,3  310  230  48  190  0,2  4,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,07  0,06  15  微量  53  0  0,8

わたりがに(がざみ)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 65  14,4  0,3  0,3  360  300  110  200  0,3  3,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,02  0,15  22  微量  79  0  0,9

栄養成分の詳細
かにに多く含まれる栄養成分。

 

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かにの効能

かに(蟹)には、コレステロールを減少させる働きがある、タウリンやキチン、アスタキサンチンが豊富に含まれています。

食物繊維であるキチンには、便秘の予防やガンの予防に効果的ですし、血圧を正常にする作用もあります。さらに、アスタキサンチンにもコレステロールの酸化を防ぐ効果が有りますし、ビタミンEとともに動脈効果を予防します。

 

かにの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・足と甲羅を離して密閉袋やラップなどで巻いて冷凍保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度(生・ボイル)

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たこ

たこ

たこ(蛸)にも多くの種類があります。
例えば、まだこやいいだこ、みずだこ)、など・・・

市場に多く出回っているものでは、まだこやいいだこが一般的でしょうか、たまにはみずだこも売られていますが・・・
蛸の特徴としては、脂質が少ないところでしょうか。

個別に見て見ると、まだこにはタンパク質が豊富に含まれています。
いいだこの方は内臓ごとたべることがほとんどですから、カルシウムや亜鉛、鉄、銅、などのミネラルビタミン類が豊富に含まれています。特にビタミンEは2,7g、鉄は2,2g(100g中)も含まれています。

タコを選ぶときは、弾力が有り色がきれいなものを選びましょう。

 

たこに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 真だこ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 76  16,3  9,7  0,1  280  290  16  160  0,6  1,6
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 5  0,03  0,09  4  微量  150  0  0,7

真だこ・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 99  21,7  0,7  0,1  230  240  19  120  0,2  1,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 5  0,03  0,05  2  微量  150  0  0,6

いいだこ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 70  14,6  0,8  0,1  250  200  20  190  2,2  3,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 36  0,01  0,08  37  1  150  0  0,6

栄養成分の詳細
たこに多く含まれる栄養成分。

 

 

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たこの効能

蛸にはタウリンが多く含まれているのが特徴です。
これは、生命活動を維持するのに欠かすことができない成分です。
タウリンは体内でも含まれているアミノ酸ですが、食べ物からとった場合はコレステロールや血圧を正常に保ちます。

さらに、胆汁酸の分泌を促進して、コレステロールを分解して排出します。
そして、疲労回復や肝臓機能の強化、視力低下などにも効果を発揮します。

 

たこの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~冬
  • 理想的な保存方法・・・塩もみしてぬめりを取り、ジッパー付きポリ袋に入れ冷凍保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度

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さくらえび

桜海老

数多いエビの中でも比較的多く出回っている、さくらえび(桜海老)を取り上げてみましょう。

さくらえびというエビは、おそらく静岡県の駿河湾、由比、蒲原地方でとれるえびだと思います。
この地方の近辺ではスーパーでも生で売られていますが、多くの場合釜ゆでされたものや素干し、あるいは掻き揚げなどで売られていることでしょう。

このさくらえびの特徴としては、殻ごと食べることが通常ですから、豊富なカルシウムが含まれている点です。
特に、干したものでは100g中62000mgも含まれています。

他にも、タンパク質も豊富で、ミネラルもバランスよく含まれています。ビタミン類では、ビタミンB群やビタミンEが多く含まれます。

さくらえび(桜海えび)の食べ方としては、刺身や、掻き揚げ、野菜などとの煮物などが一般的でしょうか、選ぶときは色がきれいなものにしましょう。

さくらえびに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 さくらえび・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 91  18,2  1,5  微量  830  250  690  360  0,5  1,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 7  0,10  0,08  41  0  230  –  2,1

さくらえび・素干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 312  64,9  4,0  0,1  1200  1200  1200  1200  3,2  4,9

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,17  0,15  230  0  700  –  3,0

栄養成分の詳細
さくらえびに多く含まれる栄養成分。

 

 

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さくらえびの効能

さくらえびに含まれるカルシウムは圧倒的ですし、ともに含まれるマグネシウムも骨の強化に貢献しますので、腰痛や骨粗鬆症に効果的です。

さらに、タウリンやチキン、アスタキサンチン、ビタミンEも豊富に含まれていますので、動脈硬化や高血圧、などの生活習慣病やガンにもかなり有効です。

 

さくらえびの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~春
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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