カキ

かき

カキ(牡蠣)は海のミルクとも呼ばれ、たいへんすぐれた栄養価をもっています。

カキはほとんどが養殖ですが、中には「岩ガキ」のように天然のものも出回っています。
ちなみに、養殖物のカキの旬は冬ですが、岩ガキの旬は夏です。

カキの栄養成分では、特にカルシウムや鉄、亜鉛、銅、、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれている点です。
他にも、ビタミンB群やEが多く含まれます。

食べ方は、焼き物や刺身、洋食、煮物、など多くの料理に使われます。
選び方は、とにかく身がふくらんでいるもの、縁のひだが黒いものなどが良いでしょう。

 

カキに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 カキ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 60  6,6  1,4  4,7  520  190  88  100   1,9   13,2 

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 22  0,04  0,14  40  3  51  0  1,3

カキ・燻製油漬缶詰

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 298  12,5  22,6   11,2  300  140  35  260   4,5   25,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2  0,05  0,09  25  0  110  0  0,8

栄養成分の詳細
かきに多く含まれる栄養成分。

 

 

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かきの効能

かきにはヘモグロビンの構成成分となるが多く含まれ、さらに鉄の吸収を助けるが多く含まれています。

そして、赤血球の生成を促進するビタミンB12もたっぷり含んでいますので貧血にはかなり有効です。
又、糖質のほとんどを占めているグルコーゲンは肝臓の働きを助けます。タウリンも含まれていますので、アルコールの分解を助けたり、中性脂肪を減らします。

豊富に含まれている、カルシウムマグネシウムには神経の興奮をしずめますので、精神安定やストレス解消、高血圧予防、視力回復、などに有効です。

他にも、精子をつくる亜鉛も豊富に含まれていますので、精力増強効果も期待できます。
この量は大きめのカキ一つで1日の亜鉛の必要量を満たすと言われます。

 

かきの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬(真がき)夏(岩がき)
  • 理想的な保存方法・・・パックのものはそのまま冷蔵庫で保存、冷凍にするときは小分けにしてラップに包み保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日

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しじみ

しじみ

しじみ(蜆)は、大和シジミとましじみという種類が多く市場に出回っています。

しじみの栄養成分で特に多いものはミネラルです。
ミネラルの中では、カルシウムや鉄がもっとも多く含まれていて、なんとその量は貝類の中ではトップクラスです。

ビタミン類も多く、ビタミンAやビタミンE、ビタミンB群、さらにビタミンB12は100g中62,4μgとこれは魚介類の中では一番です。

しじみの食べ方としては、味噌汁が一般的です。尚、しじみは淡水に生息していますので、真水で砂抜きをしましょう。
選ぶときのポイントは、異臭が無くかたく口を閉じているものが良いでしょう。

 

しじみに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 

 しじみ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 51  5,6  1,0  4,3  73  66  130  86   5,3   2,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 24  0,03  0,25  17  1  78  0  0,2

栄養成分の詳細
しじみに多く含まれる栄養成分。

 

 

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しじみの効能

しじみに豊富に含まれる、ビタミンB12は赤血球を増加させ、貧血を予防します。

さらに、タウリンやメチオニン、シスチンも豊富に含まれますので、血圧やコレステロール値を下げる効果や、疲労回復効果、肝機能を強化する効果などがあります。

 

しじみの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・海水で砂抜き後、ビニール袋に入れ冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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えび

あまえび

えび(海老)と一言でいってもどれだけの種類がいることでしょう。
日本のものだけみてもその種類は700種位はあるといわれます。

特に身近にあるものとしては、イセエビや車えび、桜えび、芝エビ、白エビ、ボタンエビ、甘エビ、ブラックタイガー、などでしょうか。

えびに共通していえることは、高たんぱくで低脂肪というところです。さらに、ミネラルビタミンが豊富、特にビタミンではEがイセエビや甘エビなどに多く含まれています。

エビの料理はそれこそ、数限りなくあります。
選ぶときのポイントとしては、生では殻にぬめりがあり変色していないものを、むきえびは太っているものを選ぶと良いでしょう。

 

えびに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 あまえび・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 87  19,8  0,3  0,1  300  310  50  240   0,1   1,0
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,02  0,03  25  微量  130  0  0,8

いせえび・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 92  20,9  0,4  微量  350  400  37  30   0,1   1,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,03  15  1  93  0  0,9

くるまえび・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 97  21,6  0,6  微量  170  430  41  310   0,5   1,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,11  0,06  23  微量  170  0  0,4

しばえび・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 83  18,7  0,4  0,1  250  260  56  270   1,0   1,0
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,02  0,06  57  2  170  0  0,6

さくらえび・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 91  18,2  1,5  微量  830  250  690  360   0,5   1,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 7  0,10  0,08  41  0  230  –  2,1

栄養成分の詳細
えびに多く含まれる栄養成分。

 

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えびの効能

えびはコレステロール値が高い食品ですが、悪玉コレステロールを強力に除去するいろいろな成分も含んでいます。それゆえ、結果的には生活習慣病やガンの予防にかなり効果的なのです。

そして、高たんぱくで低脂肪、低エネルギーです。
これはダイエット食品としても有効ですし体重コントロールをするにも効果的でしょう。

 

えびの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏~冬
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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うなぎ

うなぎ

うなぎ(鰻)という魚は、まだその生態についてはほとんど不明で、卵からふかさせる完全養殖には成功しておらず、稚魚を採って育てるという養殖形態をとっています。

日本は古くからこの鰻とは関わりが深く、蒲焼やどんぶり物で多くの人に親しまれてきました。
現在その消費量としては世界でも一番といわれています。

うなぎの栄養成分として抜きにでているものは、ビタミンミネラルの含有量です。
例えば、ビタミンAでは100g中2400μgも含まれていますし、他にもビタミンCを除いて、ビタミンB群、D、Eも大変豊富に含まれます。
他にも、良質のタンパク質脂質、カルシウムなどもバランスよく、しかも十分な含有量を兼ね備えています。

このように、大変すぐれた栄養価を持つうなぎは、夏ばてが気になる時期に食べると、最適な栄養補給になるとして、昔から「土用の丑」の日に食べる習慣がついています。

うなぎの選び方は、蒲焼などの場合は身が厚いもの、生は身が締まり光沢があるものが理想です。

 

うなぎに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

うなぎ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 255  17,1  19,3   0,3  74  230  130  260   0,5   1,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2400  0,37  0,48  14  2  230  0  0,2

うなぎ・蒲焼

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 293  23,0  21,0   3,1  510  300  150  300   0,8   2,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1500  0,75  0,74  13  微量  230  0  1,3

栄養成分の詳細
うなぎに多く含まれる栄養成分。

 

 

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うなぎの効能

うなぎ(鰻)に含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を助け疲労物質を取り除きます。
ビタミンB2やB6は、脂質やタンパク質の代謝を助けエネルギーに変えるという働きがあります。
ビタミンB12も含まれていますが、これは、食欲不振に効果的で体力を増強するという働きがあります。

ビタミンAやEもたっぷり含んでいますが、これは免疫力を高める作用があります。これにより、細菌やウイルスを撃退してくれますし、かぜの予防や肌荒れ、冷え性、肩こりなどにも有効とされます。

さらに、骨粗鬆症に力を発揮するカルシウムやカルシウムの吸収を助けるビタミンD、生活習慣病を予防するEPAやDHA、胃腸の粘膜を保護し消化吸収を助ける、ムコプロテインという成分も含まれています。

 

 

うなぎの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・蒲焼などの焼き物はラップで冷凍室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で3~4日程

 

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いか

するめいか

いか(烏賊)と一言に言ってもその種類は多く、例えば一般的に売られているヤリイカやスルメイカ、ホタルイカを初めとして、コウイカ、アオリイカ、アカイカ、ジンドウイカ、など、日本近海のものだけでも100種類を越えていると言われます。

中でも最も漁獲量が多いのはするめいかです。
その量としては、いかの総漁獲量の約40%近くを占めているといわれます。

良く見かける、するめいか、やりいか、ほたるいかを見てみますと、するめいかやヤリイカの場合はタンパク質ビタミンEが多く含まれています。
富山で獲れるほたるいかは、内臓にビタミンAやEを大量に含んでいます。

いかの料理としては、刺身や焼き物、煮物、炒め物、干物、洋食、などありとあらゆる料理法があります。これは使いやすさと価格、味の良さなどが関係しているのでしょう。
選ぶときのポイントとしては、色がつやつやしていて透明感があるものが良いとおもいます。

ほたるいか

いかに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

するめいか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 88  18,1  1,2   0,2  300  270  14  250   0,1   1,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 13  0,05  0,04  5  1  270  0  0,8

あかいか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 89  17,9  1,4   微量  200  330  12  280   0,1   1,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,01  0,02  2  1  280  0  0,5

こういか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 66  14,9  0,3   0,1  280  220  17  170   0,1  1,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 5  0,03  0,05  3  1  210  0  0,7

ほたるいか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 84  11,8  3,5   0,2  270  290  14  170   0,8   1,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1500  0,19  0,27  34  5  240  0  0,7

やりいか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 85  17,6  1,0   0,4  170  300  10  280   0,1   1,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 8  0,04  0,03  5  2  320  0  0,4

栄養成分の詳細
いかに多く含まれる栄養成分。

 

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いかの効能

いかは脂質が少なく低エネルギーなのが特徴です。
さらに、良質のタンパク質を多く含んでいますので体重コントロールやダイエットをしている人には有効ではないかと思います。

さらに、タウリンも多く含まれていますので、中性脂肪を減らす効果が高いでしょう。
そして、イカ墨には「リゾチーム」という成分があり、これには抗がん作用があるといわれます。

 

いかの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・やりいかは秋から冬、するめいかは秋、ほたるいかは春
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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たらこ

たらこ

たらこ(鱈子)とは、すけとうだらという鱈の卵巣を塩漬けにしたもです。
そしてとうがらしで味付けをしたものを「からし明太子」といいます。

このたらこの特徴としては、ビタミン類が豊富な点です。
ビタミンAは100g中24μg、ビタミンCは33mg、ビタミンEは7,1mg、ビタミンB群も豊富に含まれます。
さらに、カルシウムが24mg、亜鉛が3,1mgとミネラルもかなりふくまれているのです。

尚、辛子明太子には「カプサイシン」という成分が含まれていて、これは脂肪を燃焼しやすくしてくれますのでダイエットには有効かもしれません。

たらこは焼いて食べたり、そのまま食べたりするのが一般的ですが、スパゲティなどに利用しても大変おいしく頂くことができます。
選ぶときのポイントは、透明感があり膜が薄く形が整っているものが良いでしょう。

 

たらこに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

すけとうだら・たらこ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 140  24,0  4,7   0,4  1800  300  24  390   0,6   3,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 24  0,71  0,43  52  33  350  0  4,6

すけとうだら・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 79  18,1  0,2   0,1  130  350  41  270   0,4   0,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 56  0,07  0,14  6  0  74  0  0,3

栄養成分の詳細
たらこに多く含まれる栄養成分。

 

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たらこの効能

たらこには、糖質や脂質、タンパク質の代謝を促進するビタミンB群が豊富に含まれます。
これは、糖尿病や肥満の予防、疲労回復に効果を発揮します。

鉄やビタミンB12、葉酸、ビタミンcも多く含まれますので貧血の予防にも有効ですし、さらにビタミンEやA、C、パントテン酸、ナイアシンなども含まれますから、血管の若返りや美肌効果、老化防止などにかなり効果を発揮します。

 

たらこの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・周年
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で4~5日程度

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こい

こい

こい(鯉)は白身の淡水魚です。
それほど多くの地域で食べられてはいませんので、一般的食材とは言えないかも知れませんが、海に面していない地域では刺身の代表格となる魚です。

この、こいという魚はタンパク質も多いのですが、ビタミン類の含有量が非常に多いというのが特徴です。例えば、ビタミンDは100g中に14μg、ビタミンEは2,0mg、ビタミンB1は0,46mgと豊富です。

こいの食べ方としては、洗いや鯉こく、甘露煮などでしょうか。
しかし、鯉やフナには肝臓ジストマと呼ばれる寄生虫の幼虫が寄生していることがありますので、生で食べるときは注意が必要です。

こいを選ぶときのポイントとしては、身がしまっていて、うろこがきれいにそっろっているものが良いでしょう。

 

こいに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 こい・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 171  17,7  10,2   0,2  49  340  9  180   0,5   1,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,46  0,18  5  微量  86  0  0,1

こい・水煮

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 208  19,2  13,4   0,2  47  330  13  180   0,6   1,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,37  0,17  9  1  100  0  0,1

栄養成分の詳細
こいに多く含まれる栄養成分。

 

 

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こいの効能

こいの効能で特筆しているのは利尿作用でしようか。
この利尿作用は、妊娠中毒症などのむくみをとるのにかなり有効で、膀胱炎や慢性肝炎の改善にも力を発揮します。
又、母乳を出す効果も高いので、産後や妊娠中には積極的に食べるとよいでしょう。

たっぷり含まれているビタミンB1には、倦怠感や食欲不振を改善しますし、疲労回復や精神安定にも効果を発揮します。

 

こいの効能と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・生きているものは、泥抜きを数日間真水で行う。さばくときは胆嚢を傷つけないようにする。切り身はキッチンペーパーに包み、ラップで保存。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度

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タラ

たら

タラ(鱈)といえば「まだら」や「すけとうだら」がありますが、すけとうだらはでんぶやたらこを採る時に使われるのが多く、一般的にたらというと「まだら」を指します。

たら(鱈)の特徴としては、ほとんどが北海道で獲れることや、栄養分では脂質が少なくタンパク質が豊富な点でしょうか。脂質は100g中にわずか0,2g程度しか含まれていません。

カルシウムやミネラルも含んではいるのですが、量的にはそれほど多いとはいえません。
白子には、ビタミンB群のビタミンB1やB2、Eなどが多く含まれています。

選ぶときのポイントとしては、切り身では透明感があるものを選びましょう。

たら

たらに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 たら(まだら)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 77  17,6  0,2   0,1  110  350  32  230   0,2   0,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 9  0,10  0,10  5  微量  58  0  0,3

たら(まだら)・白子

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 62  13,4  0,8   0,2  110  390  6  430   0,2   0,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 8  0,24  0,13  11  2  360  0  0,3

すけとうだら・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 79  18,1  0,2   0,1  130  350  41  270   0,4   0,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 56  0,07  0,14  6  0  74  0  0,3

すけとうだら・たらこ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 140  24,0  4,7   0,4  1800  300  24  390   0,6   3,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 24  0,71  0,43  52  33  350  0  4,6

栄養成分の詳細
たらに多く含まれる栄養成分。

 

 

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たらの効能

たら(鱈)は脂肪やコレステロールが少なく高たんぱくですから、ダイエットやウエートコントロールをしなければならない人には最適な食材です。

タウリンも豊富に含まれていますので、余計なコレステロールが排泄され高血圧や生活習慣病の予防には大きな効果を発揮します。

 

たらの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~冬
  • 理想的な保存方法・・・キッチンペーパーで包みラップをして冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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かれい

かれいかれい(鰈)は平目とほんとに良く似ている魚です。
良く言われるのは、左ひらめに右かれいと言い、簡単に言えば右向きか左向きかで見分けることができます。似ているのは姿だけで、価格のほうはひらめのほうが一部のかれい(城下かれい)を除けば数段上です。

かれいにも多くの種類があります。
中でも最も多く市場に出回っているものは「真がれい」でしょう。

かれいにもやはり良質のタンパク質が100g中約20gと多く含まれています。
脂質は少ないのですが、子持ちがれいには比較的多く含まれます。

ミナラルでは、カルシウムや亜鉛、マグネシウム、などが多く含まれていて、ビタミンではビタミンB2やEが豊富に含まれています。

食べ方は、煮付けや刺身、しゃぶしゃぶ、から揚げ、洋食などでしょうか。
選び方は、身が厚くつやがあるものが良いでしょう。

 

かれいに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 まがれい・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 95  19,6  1,3   0,1  110  330  43  200   0,2   0,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 5  0,03  0,35  4  1  71  0  0,3

まこがれい・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 99  19,5  1,8   微量  110  320  42  200   0,2   0,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 6  0,06  0,36  5  1  71  0  0,3

栄養成分の詳細
かれいに多く含まれる栄養成分。

 

 

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かれいの効能

かれいの効能としては、高たんぱく低脂肪ですから、食欲増進、疲労回復、ダイエットなどに効果的です。

タウリンも多く含まれますので、コレステロールを分解して排泄し、血液をサラサラに保つ効果が大きく、眼精疲労や視力低下を防ぐ効果も期待できます。
尚、タウリンはビタミンEとの相乗効果で生活習慣病を予防します。

 

 

かれいの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~冬
  • 理想的な保存方法・・・内臓を出し水分を拭き取り、キッチンペーパーで包みラップをして冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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たい

鯛

鯛(たい)にはマダイやチダイ、レンコダイ、黒鯛、ヘダイ、など多くの種類がありますが、鯛といえば一般的にマダイを指し、ほとんどが養殖によるものです。

鯛は、高たんぱくで低脂肪の代表的な白身の魚です。ただ養殖のものは天然に比べどうしても脂質が多くなってしまい、その量100g中約5gに対して養殖は約11gと2倍程度になります。
他の栄養素では、ビタミンB1やEの含有量が多いのは特徴です。

似ている魚「チダイ」

れんこだい

上の写真が「チダイ」です。

最も真鯛に似ているのはチダイ(ハナダイ)と呼ばれ、素人目にはほとんど見分けは付きません。違いは鰓の部分が赤いことと、尾の縁が黒くないことです。
そのため、時々このチダイがスーパーでタイとか、時には真鯛とか書かれて売られているのをが見られます。・・・これも一種の食品偽装と言うのでしょうね。

鯛の食べ方・レシピ

食べ方としては、刺身や塩焼き、煮付け、混ぜご飯、吸い物、洋食など、タンパクで癖がないせいか多くの料理に使われます。
選び方は、目が澄んでいて色が鮮やかのものが良いでしょう。

鯛に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 鯛(天然)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 142  20,6  5,8   0,1  55  440  11  220   0,2   0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 8  0,09  0,05  5  1  65  0  0,1

鯛(養殖)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 194  21,7  10,8   0,1  56  470  11  240   0,2   0,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 11  0,34  0,09  4  2  72  0  0,1

ちだい(はなだい)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 105  19,4  2,4   0,1  75  390  33  230   0,6   0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 21  0,03  0,10  3  2  74  0  0,2

栄養成分の詳細
たいに多く含まれる栄養成分。

 

 

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鯛の効能

鯛に多く含まれているタンパク質は良質のタンパク質です。
良質のタンパク質とは、体のタンパク質のアミノ酸構成に近いものほど、体のタンパク質を合成する上で良質とされます。

鯛の皮に多く含まれるビタミンB2には、皮膚や目、口の中の粘膜を健康に保つ働きがあります。
さらに、ビタミンEには抗酸化作用や血行を促進する効果がありますので、細胞を若返らせことが可能です

 

鯛の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春
  • 理想的な保存方法・・・キッチンペーパーなどで包みラップをして冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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