ごぼう

ごぼう

ごぼうの特徴としては、食物繊維が豊富に含まれているところです。
その含有量は、野菜の中ではトップクラスで、100gあたり5,7g程度含まれます。

他にも、炭水化物のイヌリン、ミネラルではカルシウムやカリウムと、これらも多く含まれています。

 

ごぼうに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ごぼう・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 65  1,8  0,1  15,4  18  320  46  62  0,7  0,8

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,05  0,04  68  3 0  5,7  0

ごぼう・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 58  1,5  0,2  13,7  11  210  48  46  0,7  0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,03  0,02  61  1  0  2,1  0

栄養成分の詳細
ごぼうに多く含まれる栄養成分。

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ごぼうの効能

ごぼうの食物繊維は、水分の吸収率が非常に高いのが特徴です。
これにより、便通を良くするのに大きな効果を発揮しますので、発ガン物質が体内にとどまる時間を短縮できます。

食物繊維のリグニンには抗菌作用があります。
これは、ごぼうの切り口に出てきますから、切り口の表面積を増やす意味でも、ささがきにして食することが効果的です。

他にも、老化防止や動脈硬化、高血圧、糖尿病などの予防、コレステロールの低減にも有効とされます。

 

ごぼうの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏~冬
  • 理想的な保存方法・・・できれば泥つきのものを買い土の中に斜めに埋めると良い、長期保存できます。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・洗った場合は冷蔵庫で3日程度

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大根

大根

大根の場合も、葉は緑黄色野菜で根は淡色野菜です。
大根は多くの場合根を食べますが、実は根より葉のほうが栄養価は高いのです。

大根の葉には、カロテンが100g中3900μgとかなり多く含まれていますし、ビタミンcビタミンEもたっぷり含まれます。

大根は使いやすい野菜ですから、多くの料理に使われることが多いと思います。しかし葉にもこれほど栄養がありますので、食べる場合は葉も捨てずに根とともに食べるようにしましょう。選ぶときのポイントとしては、白くしまってみずみずしいものを選ぶと良いと思います。

 

大根に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 大根葉・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 25  2,2  0,1  5,3  48  400  260  52  3,1  0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 330  0,09  0,16  140  53  0  4,0  0,1

大根根(皮付き)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 18  0,5  0,1  4,1  19  230  24  18  0,2  0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  0,01  34  12  0  1,4  0

切干大根

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 279  5,7  0,5  67,5  270  3200  540  210  9,7  2,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,33  0,20  99  3  0  20,7  0,7

たくわん漬

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 64  1,2  0,3  15,2  1700  140  26  46  0,4  0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,21  0,01  24  53  0  3,5  4,3

栄養成分の詳細
大根に多く含まれる栄養成分。

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大根の効能

大根の根にはデンプンを分解する酵素「アミラーゼ」が含まれています。
このアミラーゼ(ジアスターゼ)には、消化吸収を助ける働きがありますので、消化不良や胃もたれ、胃潰瘍、胃炎などの予防に効果を発揮します。

又、辛味成分のアリル化合物には、解毒作用や胃液の分泌を促進する作用がありますので、食物に含まれた発ガン物質を抑制するのに効果的です。

さらに、白血球や活性酸素を押さえ込む作用もありますので、生活習慣病やがんの予防に大きな効果を発揮します。

 

大根の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・ラップをして冷蔵庫の野菜室・新聞紙に包み冷暗所
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で4,5日

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かぶ

かぶ

かぶは大根を丸くしたような野菜ですが、根のほうは淡色野菜に、葉は緑黄色野菜に分類されます。
栄養価は葉のほうが高いです。

根には、ビタミンcカルシウムカリウム食物繊維、デンプンの消化を助ける酵素ジアスターゼなどが含まれます。葉には、ビタミンAB1B2Cカルシウムカリウム、鉄、食物繊維などが多く含まれています。

さらに、根にはないカロテンが2800μgも含まれますし、カルシウムも野菜の中ではトップクラスです。カブは煮物や漬物にすることが多いと思いますが、選ぶときのポイントとしては根につやがありかたいものを選ぶようにしましょう。

 

かぶに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 かぶ(葉)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 20  2,3  0,1  3,9  15  330  250  42  2,1  0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 230  0,08  0,16  110  82  0  2,9  0

かぶ(根・皮付き)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 20  0,7  0,1  4,6  5  280  24  28  0,3  0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,03  0,03  48  19  0  1,5  0

かぶ(根・皮付き)・塩漬け

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 23  1,0  0,2  4,9  1100  310  48  36  0,3  0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  0,03  48  19  0  1,9  2,8

かぶ(根・皮付き)・ぬかみそ漬け

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 28  1,5  0,1  5,9  860  500  57  44  0,3  0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,25  0,04  74  28  0  2,0  2,2

栄養成分の詳細
かぶに多く含まれる栄養成分。

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かぶの効能

かぶの根には消化を助ける酵素が豊富に含まれます。
これにより、胃もたれや胸焼け、胃炎や胃潰瘍の緩和に効果的です。

葉に含まれているビタミンcやカルシウムには、抵抗力を高め精神を安定させますので、ストレスに有効です。

 

かぶの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~冬
  • 理想的な保存方法・・・根はラップをして冷蔵庫野菜室へ。葉はぬらした新聞紙でくるみ冷暗所へ。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・根は冷蔵庫で1週間程度

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なす

なす

なすには、丸いナスや通常の長細い形のなすなどがありますが、どちらの場合もそれほど栄養価には差はありません。
栄養価じたいも、食物繊維は比較的多く含まれますが他は、ビタミンミネラル類は含まれますが特に目立ってどれが多いというわけでもないのです。

しかし、なすの色素などには高い癌抑制効果などが「ありますのでじょうずに料理して食べると良いでしょう。特になすは油との相性は良いですから、漬物のみならず様々な料理に向いているといえます。

 

なすに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 なす・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 22  1,1  0,1  5,1  微量  220  18  30  0,3  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 8  0,05  0,05  32  4 1  2,2  0

なす・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 19  1,0  0,1  5,1  微量  220  18  30  0,3  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 8  0,04  0,04  22  1  微量  2,1  0

栄養成分の詳細
なすに多く含まれる栄養成分。

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なすの効能

なすのあくには体を冷やす作用があるポリフェノールが含まれています。
この効果で、よけいな熱をとることは可能ですが、冷え性の人はアクを取りたべるようにしたほうが良いでしょう。

なすにはコリンという物質も含まれますが、これは血圧を下げて胃液をの分泌を促し、肝機能も強化しますので高血圧や食欲不振に効果を発揮します。

最近の研究では、なすに高いがんの抑制効果があることがわかりました。これは色素に含まれるナスニンというもので、活性酸素の発生を強力に抑制します。
さらに、血管にコレステロールが付着するのを防ぎますので動脈硬化も予防できます。

さらに、プロレアーゼインヒビターという物質も含まれていますが、これには炎症をしずめる作用があり、口内炎や胃炎、肝炎などに効果を発揮します。発ガン物質の抑制効果もあります。

 

なすの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・暑い季節はポリ袋に入れ冷蔵庫野菜室へ。10℃程度の季節は室温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2~3日

 

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グリーンアスパラガス

アスパラガスグリーンアスパラガスの特徴としては、アスパラガスから発見された「アスパラギン酸」という栄養素が豊富に含まれているのが特徴です。

その量としては、100g中360mgと、他の野菜とは明らかに違います。
他にも、ビタミンA、B1、B2、C、E、ナイアシンなどのビタミン類ミネラルはカルシウムやカリウム、リンなどが含まれていますし、タンパク質も含まれています。

ちなみにホワイトアスパラガスという白いものもありますが、これは単に若芽に日を当てずに栽培したものです。栄養価の面ではグリーンアスパラガスより劣ります。

ゆでて食べるときは、ビタミンが壊れますのでゆですぎに注意しましょう。

 

グリーンアスパラガスに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 アスパラガス・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 22  2,6  0,2  3,9  2  270  19  60  0,7  0,5

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 31  0,14  0,15  190  15  微量  1,8  0

アスパラガス・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 24  2,6  0,1  4,6  2  260  19  61  0,6  0,6

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 30  0,14  0,14  180  16  微量  2,1  0

栄養成分の詳細
アスパラガスに多く含まれる栄養成分。

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グリーンアスパラガスの効能

アスパラガスに含まれる、アスパラギン酸には毛細血管を拡張する働きがあります。
この働きにより、血行がよくなり血圧が下がります。

他にも、疲労回復や美肌保持、内臓の強化、ルチンには高い高血圧予防効果、におい成分には血栓の防止、コバルトには貧血予防などに効果を発揮します。

 

 グリーンアスパラガスの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・初夏
  • 理想的な保存方法・・・ラップをして冷蔵庫の野菜室に立てる
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫2、3日

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ブロッコリー

ブロッコリー

ブロッコリーは、カリフラワーと同種で色違いのような野菜ですが、栄養価はブロッコリーのほうが上です。
しかも、バランスよく含まれています。

特に、ビタミンCはレモンより多く含まれ、100g中120mgもあります。
ミネラルとしては鉄が1mg、マグネシウム26mg、カリウムやカルシウムが360mg、他にもカロテンやビタミンB群、ビタミンE、食物繊維なども含まれています。

ブロッコリーの食べ方としては、サラダを初めとして、煮物なども一般的です。
しかし、ゆでた場合にはビタミンcが半減しますので、手ごろの大きさに切り、手早くゆでることのこころがけましょう。
選ぶ時にはつぼみがつまって色が濃いものを選ぶと良いと思います。

 

ブロッコリーに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ブロッコリー・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 33  4,3  0,5  5,2  20  360  38  89  1,0  0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 67  0,14  0,20  210  120  0  4,4  0,1

ブロッコリー・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 27  3,5  0,4  4,3  14  180  33  66  0,7  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 64  0,06  0,09  120  54  0  3,7  0

栄養成分の詳細
ブロッコリーに多く含まれる栄養成分。

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ブロッコリーの効能

ブロッコリーにはビタミン類が多く含まれます。
これにより、美肌効果やホルモンの分泌を活発にする効果、そして老化防止や生活習慣病、がんの予防などに効果があります。

 

ブロッコリーの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・ラップで包み、冷蔵室で立てる
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫2、3日

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春菊

春菊

春菊の特徴としてはカロテンが豊富なところです。

100gあたりの含有量としては4500μgと、しそやほうれんそう、かぼちゃに比べかなり多く含まれています。この量は、2分の一束程度食べただけで、ほとんど1日の所要量を満たすほどです。

他に含まれている成分としては、食物繊維やビタミンB1やB2、C、Eなどのビタミン、カルシウムや鉄、カリウムなどといったミネラルもバランスよく含まれます。

 

春菊に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 春菊・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 22  2,3  0,3  3,9  73  460  120  44  1,7  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 380  0,10  0,16  190  19  0  3,2  0,2

春菊・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 27  2,7  0,5  4,5  42  270  120  44  1,2  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 440  0,05  0,08  100  5  0  3,7  0,1

栄養成分の詳細
春菊に多く含まれる栄養成分。

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春菊の効能

春菊に含まれるβカロテンには、皮膚の粘膜を丈夫にする働きがありますので、美肌効果が期待できます。さらにビタミンcもシミなどを防ぎます。

食物繊維は便秘予防になりますし、肌荒れやガンにも有効です。
ビタミンEは老化防止に効果的で、肌を若返らせます。

そして、独特の香りには、αピネンなどの成分があり、胃腸を活発にさせたり、たんを切りせきをしずめる効果があります。

 

春菊の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙を湿らせくるみ冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日

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しそ

しそ

しその特徴としてはカロテンが豊富なところでしょうか。100gあたりの含有量としては1000μgとかなり多く含まれています。

他には、ビタミンCEカルシウムなどのミネラルも豊富に含まれています。

しかし、難点なところもあり、それは量を多くとれないことです。通常の場合は薬味などで使うだけですから、その量はしれています。
量を食べるのであれば、てんぷらなどにすると良いと思います。

 

しそに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 しそ・葉

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 37  3,9  0,1  7,5  1  500  230  70  1,7  1,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 880  0,13  0,34  110  26  0  7,3  0

しそ・実

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 41  3,4  0,1  8,9  1  300  100  85  1,2  1,0

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 220  0,09  0,16  72  5  0  8,9  0

栄養成分の詳細
しそに多く含まれる栄養成分。

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しその効能

しその香りは特有です。それゆえ薬味に使われることが多いのですが、この香りには「ぺリルアルデヒド」という成分が含まれていて、これが強い防腐効果を発揮して食中毒を予防します。

他にもしそには高い効能があります。
例えば、食欲増進、貧血、健胃、解熱、咳止め、血行促進、精神安定、などに高い効果を発揮します。

さらに、最近の研究では含まれているαリノレン酸が、肝炎を抑えたり、アレルギーを引き起こす物質の生産量を抑えるという働きがあることを確認したようです。

 

しその旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・水を容器にはり、それに入れ冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で3~4日

 

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モロヘイヤ

もろへいや

モロヘイヤの栄養価は野菜の中でもトップクラスと言われます。

100gあたりの一例をとってみると、カロテンがほうれん草の2倍以上で10000μg、ビタミンcが65mg、ビタミンEは6,5gと、ともにトップクラスです。
他にも、カルシウムの260mgとほうれん草の5倍ですし、ビタミンB群も豊富に含まれます。

このように、モロヘイヤには豊富なビタミンやミネラルがバランス良く含まれています。
これほどの野菜は他では見当たらないほどです。

モロヘイヤの食べ方としては、おそらく生で食べる人は少ないと思います。
ほとんどの場合、炒めたり、ゆでたり、揚げたり、あるいはスープなど加熱して食べますが、こうすると粘りに抵抗ある人でも抵抗無く食べることができると思います。

 

モロヘイヤに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 モロヘイヤ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 38  4,8  0,5  6,3  1  530  260  110  1,0  0,6

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 840  0,18  0,42  250  65  0  5,9  0

モロヘイヤ・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 25  3,0  0,4  4,0  4  160  170  53  0,6  0,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 550  0,06  0,13  67  11  0  3,5  0

栄養成分の詳細
モロヘイヤに多く含まれる栄養成分。

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モロヘイヤの効能

モロヘイヤはまさに栄養素の宝庫です。
豊富に含まれるビタミン類には、がんや生活習慣病の予防、老化防止効果、また美容にも効果を発揮します。カルシウムは、骨を丈夫にしますので骨粗鬆症を予防し、イライラなども防ぎます。

さらに、モロヘイヤ独特の粘りは「ムチン」と呼ばれる成分が主で、糖の吸収を遅らせ急激に血糖値が下がるのを防ぎますので、糖尿病の予防や治療に有効です。

 

モロヘイヤの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・ラップに包み野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日

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さやいんげん

さやいんげん

さやいんげんの特徴としては、栄養素のバランスです。
含まれているものは、ビタミンAを初めとしたビタミン類、カルシウムや鉄、亜鉛、カリウム、などといったミネラル、他にもタンパク質食物繊維などがです。

さやいんげんはつけあわせや和え物で食べることが多いと思いますが、緑が濃く曲げた場合にポキッときれいに折れるものが新鮮とされますので選ぶときのポイントにしましょう。ちなみに、同じような仲間にさやえんどうがありますが、こちらの場合はビタミンcの含有量が多いのが特徴です。

 

さやいんげんに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 さやいんげん・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 23  1,8  0,1  5,1  1  260  48  41  0,7  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 49  0,06  0,11  50  8  微量  2,4  0

さやいんげん・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 26  1,8  0,1  5,1  1  260  48  41  0,7  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 49  0,06  0,11  50  8  微量  2,4  0

栄養成分の詳細
さやいんげんに多く含まれる栄養成分。

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さやいんげんの効能

さやいんげんのタンパク質は必須アミノ酸のリジンが含まれます。

又、ビタミンAやB群がまんべんなく含まれますので、健康な肌を保つには効果的です、
そして、ビタミンB1は疲労回復効果、ビタミンB2は動脈硬化や血栓を予防する効果、B6は脂肪肝を予防する効果があります。

他にもレクチンが含まれていますが、これには免疫力を向上させる効果がありますので、ガンの予防にはよいといわれます。

 

さやいんげんの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・ポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・2~3日

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