グリーンピース

グリーンピース

グリーンピースとはえんどう豆が成熟される前に収穫されたものです。
缶詰で良く見かけますが、缶詰のものは水溶性のビタミンがほとんど残っていません。生のグリーンピースには食物繊維が100g中に約8gも含まれていますし、ビタミン類や亜鉛などのミネラルもバランスよく含まれます。

グリーンピースの旬は初夏です。
おいしくしかも鮮度を保つためには、調理の直前にむくことです。そして長期保存するのであればその日のうちに塩ゆでして冷凍しましょう。

 

グリーンピースに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 グリーンピース・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 93  6,9  0,4   15,3  1  340  23  120   1,7   1,2 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 35  0,39  0,16  76   19  0  7,7  0

グリーンピース・水煮缶詰

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 98  3,6  0,4   19,7  330  37  33  82   1,8   0,6 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 17  0,04  0,04  10  0  0  6,9  0,8

栄養成分の詳細
グリーンピースに多く含まれる栄養成分。

 

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グリーンピースの効能

グリーンピースに含まれる亜鉛の含有量は100g中1,2mgと豊富です。
亜鉛の働きとしては、カドミウムやヒ素、鉛などといった有害物質の毒性を弱めるという点です。

さらに、100g中に約7g程度のタンパク質が含まれますし、アミノ酸のリジンが多く含まれますので、脳細胞の活性化やボケの防止に有効とされます。

 

グリーンピースの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・初夏
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日(生)・冷凍庫では3ヶ月(塩茹で)

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豆腐

豆腐は大豆から作った食品ですから、基本的に栄養素はほとんど同じです。
ただ、大豆に比べれば消化は良くなります。

豆腐には木綿豆腐と絹ごし豆腐がありますが、絹ごしのほうにはビタミンB群が多めに含まれていて、木綿豆腐のほうがカルシウムの量が3倍程度多く含まれていますし、タンパク質も多少ですが多く含まれています。これは特にどちらが優れているかということではなく、単なる製造工程での違いが現れた結果でしょう。

 

 

豆腐に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 

 もめん豆腐

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 72  6,6  4,2   1,6  13  140  120  110   0,9   0,6 

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,07  0,03  12   微量  0  0,4  0

 

 

絹ごし豆腐

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 56  4,9  3,0   2,0  7  150  43  81   0,8   0,5 

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,10  0,04  11  微量  0  0,3  0

 

 

焼き豆腐

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 88  7,8  5,7   1,0  4  90  150  110   1,6   0,8 

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,07  0,03  12   微量  0  0,5  0

 

 

豆腐の効能

豆腐の原料は大豆ですから、効能は大豆と変わりません。

簡単に書いて見るとこんな感じです。
・イソフラボン・・・女性の更年期障害の不快症状を緩和したり、骨粗鬆症にも有効です。さらに、乳がんや前立腺がんの予防など。
・良質のタンパク質・・・必須アミノ酸がバランス良いので血中のコレステロールの上昇を抑える効果がありますので、動脈硬化や、高血圧などに有効です。
・リノール酸・サポニン・・・コレステロールを下げる働きがあります。
・サポニン・・・肥満予防、大腸がんの予防。
・オリゴ糖・・・整腸機能、便秘予防、大腸がんなどに有効。
・レシチン・・・老化防止、血行促進、など。

 

 

豆腐の保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・周年
  • 理想的な保存方法・・・容器から出し、新たな水を入れた容器に浸し冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で約1週間

 

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インゲン豆

inngenn

インゲン豆の種類には、てぼ豆やうずら豆、きんとき豆など多くの種類があります。
いんげん豆という豆はとても栄養価が高く、しかも栄養成分がバランスよく含まれています。

特に、カルシウムは100g中130mg、鉄は6mg、亜鉛は2,5mg、などミネラルはかなり豊富に含んでいます。
これは豆類のなかでもかなり優秀な数字ではないでしょうか。
さらに、ビタミンB1食物繊維の含有量も優れています。

いんげん豆の種類は豊富ですから、様々な調理方法で利用されていますし、和食や洋食など様々な料理で使われます。
選ぶときのポイントは、豆にふくらみがあり、なおかつつやがあるものが良いでしょう。

 

インゲン豆に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 インゲン豆・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 333  19,9  2,2   57,8  1  1500  130  400   6,0   2,5 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,50  0,20  85   微量  0  19,3  0

インゲン豆・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 143  8,5  1,0   24,8  微量  470  60  150   2,0   1,1 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,18  0,08  33  微量  0  13,3  0

うずら豆

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 237  6,7  1,3   49,6  110  230  41  100   2,3   0,6 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,03  0,01  23  微量  0  5,9  0,3

栄養成分の詳細
いんげんまめに多く含まれる栄養成分。

 

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インゲン豆の効能

カルシウムは骨を丈夫にしますので、骨折や骨粗鬆症の予防に効果を発揮します。
さらに、精神を安定させる効果がありますので、イライラをしずめるのにも有効です。

食物繊維は皮に大量に含まれています。
働きは、コレステロールの排出や便秘解消、整腸作用、がん予防、などです。

 

インゲン豆の保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・周年
  • 理想的な保存期間・・・ラップに包み冷蔵庫へ(冷凍するときはかためにゆでてラップに包む)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1ヵ月半(冷凍)

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大豆

大豆

大豆の特徴ですが、簡単に言えば高たんぱく低脂肪というところでしょうか。
良質のタンパク質を100g中約40g程度含んでいますが、肉などに比べれば脂質はそれほど多くありません。

他にも、ビタミンではB群やEが豊富で、ミネラルはカルシウムが240mg、鉄9,4mg、マグネシウムが220mg、亜鉛も3,2mg、さらにアミノ酸のバランスも良いのです。

他のものにも言えることですが、大豆を選ぶときのポイントとしては、自然な艶があるものを選びましょう。
注意したいのは不揃いです。あまり粒の大きさにばらつきがあるものはやめましょう。

 

大豆に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 大豆・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 417  35,3  19,0   28,2  1  1900  240  580   9,4   3,2 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,83  0,30  230   微量  微量  17,1  0

大豆・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 180  16,0  9,0   9,7  1  570  70  190   2,0   2,0 
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,22  0,09  39  微量  微量  7,0  0

栄養成分の詳細
大豆に多く含まれる栄養成分。

 

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大豆の効能

大豆にはファイトケミカルの仲間のイソフラボンが含まれているのが大きな特徴です。。
これは女性ホルモンと似た働きをします。女性の更年期障害の不快症状を緩和したり、骨粗鬆症にも有効です。さらに、ガンを強力に抑える効果もあります。

高たんぱく低脂肪ですから、ダイエットにも有効ですし、又筋肉の増強ににも効果を発揮するでしょう。
又、ベジタリアンの方には「畑の肉」とも呼ばれる大豆ですから肉の代わりにもなるはずです。

他にも、ビタミンKやホウ素、サポニン、レシチンなどが豊富に含まれています。
これらの働きとしては、ビタミンKはカルシウムの流出を抑えます。
ホウ素は、マグネシウムやカルシウムの吸収を助ける働きをしています。
そして、サポニンは血中のコレステロールを減少させたり血がかたまらないようにする効果がありますので、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、高血圧などに有効です。
さらにこのサポニンは、体脂肪が燃えるのを助けますので、肥満予防や脂質異常症などを防ぐ効果もあります。
レシチンは、脳細胞を活発にしますのでボケなどを予防します。

又、ビタミンEや食物繊維、セレンも含んでいますからガンを抑制するとも言われます。

 

 

大豆の保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・周年
  • 理想的な保存方法・・・密閉容器や袋をに入れ、密閉して冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・常温で1年

 

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帆立貝

帆立貝

帆立貝(ホタテガイ)で特筆しているのは、鉄や亜鉛ビタミンでは葉酸でしょうか。
カルシウムも含んでいますがそれほどは多く有りません。

鉄は100g中2,2g、亜鉛は2,7g、葉酸は87μgも含まれています。
他では、ビタミンA、E、B群がバランスよく含まれています。

帆立貝は貝柱がおいしく市場に出回っています。これは、うまみ成分である、コハク酸やグリシン、グルタミン酸、イノシン酸などが含まれているからです。

選ぶときは、口にさわるとすぐ閉じるものが新鮮です。

 

帆立貝に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 帆立貝・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 72  13,5  0,9  1,5  320  310  22  210   2,2   2,7 

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 23  0,05  0,29  87  3  33  0  0,8

帆立貝・貝柱・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 97  17,9  0,1   4,9  120  420  7  260   0,2   1,8 

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  微量  0,07  81  2  33  0  0,3

栄養成分の詳細
帆立貝に多く含まれる栄養成分。

 

 

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帆立貝の効能

帆立貝には、造血作用があるビタミンB12や葉酸が含まれていますので貧血などに有効です。

タウリンも多く含まれていますので、コレステロールの酸化を防ぎ、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞などを予防します。
さらに、血行がよくなりますので肩こり、冷え性にも有効です。

 

 

帆立貝の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

 

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カキ

かき

カキ(牡蠣)は海のミルクとも呼ばれ、たいへんすぐれた栄養価をもっています。

カキはほとんどが養殖ですが、中には「岩ガキ」のように天然のものも出回っています。
ちなみに、養殖物のカキの旬は冬ですが、岩ガキの旬は夏です。

カキの栄養成分では、特にカルシウムや鉄、亜鉛、銅、、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれている点です。
他にも、ビタミンB群やEが多く含まれます。

食べ方は、焼き物や刺身、洋食、煮物、など多くの料理に使われます。
選び方は、とにかく身がふくらんでいるもの、縁のひだが黒いものなどが良いでしょう。

 

カキに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 カキ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 60  6,6  1,4  4,7  520  190  88  100   1,9   13,2 

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 22  0,04  0,14  40  3  51  0  1,3

カキ・燻製油漬缶詰

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 298  12,5  22,6   11,2  300  140  35  260   4,5   25,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2  0,05  0,09  25  0  110  0  0,8

栄養成分の詳細
かきに多く含まれる栄養成分。

 

 

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かきの効能

かきにはヘモグロビンの構成成分となるが多く含まれ、さらに鉄の吸収を助けるが多く含まれています。

そして、赤血球の生成を促進するビタミンB12もたっぷり含んでいますので貧血にはかなり有効です。
又、糖質のほとんどを占めているグルコーゲンは肝臓の働きを助けます。タウリンも含まれていますので、アルコールの分解を助けたり、中性脂肪を減らします。

豊富に含まれている、カルシウムマグネシウムには神経の興奮をしずめますので、精神安定やストレス解消、高血圧予防、視力回復、などに有効です。

他にも、精子をつくる亜鉛も豊富に含まれていますので、精力増強効果も期待できます。
この量は大きめのカキ一つで1日の亜鉛の必要量を満たすと言われます。

 

かきの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬(真がき)夏(岩がき)
  • 理想的な保存方法・・・パックのものはそのまま冷蔵庫で保存、冷凍にするときは小分けにしてラップに包み保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日

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しじみ

しじみ

しじみ(蜆)は、大和シジミとましじみという種類が多く市場に出回っています。

しじみの栄養成分で特に多いものはミネラルです。
ミネラルの中では、カルシウムや鉄がもっとも多く含まれていて、なんとその量は貝類の中ではトップクラスです。

ビタミン類も多く、ビタミンAやビタミンE、ビタミンB群、さらにビタミンB12は100g中62,4μgとこれは魚介類の中では一番です。

しじみの食べ方としては、味噌汁が一般的です。尚、しじみは淡水に生息していますので、真水で砂抜きをしましょう。
選ぶときのポイントは、異臭が無くかたく口を閉じているものが良いでしょう。

 

しじみに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 

 しじみ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 51  5,6  1,0  4,3  73  66  130  86   5,3   2,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 24  0,03  0,25  17  1  78  0  0,2

栄養成分の詳細
しじみに多く含まれる栄養成分。

 

 

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しじみの効能

しじみに豊富に含まれる、ビタミンB12は赤血球を増加させ、貧血を予防します。

さらに、タウリンやメチオニン、シスチンも豊富に含まれますので、血圧やコレステロール値を下げる効果や、疲労回復効果、肝機能を強化する効果などがあります。

 

しじみの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・海水で砂抜き後、ビニール袋に入れ冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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えび

あまえび

えび(海老)と一言でいってもどれだけの種類がいることでしょう。
日本のものだけみてもその種類は700種位はあるといわれます。

特に身近にあるものとしては、イセエビや車えび、桜えび、芝エビ、白エビ、ボタンエビ、甘エビ、ブラックタイガー、などでしょうか。

えびに共通していえることは、高たんぱくで低脂肪というところです。さらに、ミネラルビタミンが豊富、特にビタミンではEがイセエビや甘エビなどに多く含まれています。

エビの料理はそれこそ、数限りなくあります。
選ぶときのポイントとしては、生では殻にぬめりがあり変色していないものを、むきえびは太っているものを選ぶと良いでしょう。

 

えびに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 あまえび・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 87  19,8  0,3  0,1  300  310  50  240   0,1   1,0
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 3  0,02  0,03  25  微量  130  0  0,8

いせえび・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 92  20,9  0,4  微量  350  400  37  30   0,1   1,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,03  15  1  93  0  0,9

くるまえび・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 97  21,6  0,6  微量  170  430  41  310   0,5   1,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,11  0,06  23  微量  170  0  0,4

しばえび・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 83  18,7  0,4  0,1  250  260  56  270   1,0   1,0
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,02  0,06  57  2  170  0  0,6

さくらえび・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 91  18,2  1,5  微量  830  250  690  360   0,5   1,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 7  0,10  0,08  41  0  230  –  2,1

栄養成分の詳細
えびに多く含まれる栄養成分。

 

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えびの効能

えびはコレステロール値が高い食品ですが、悪玉コレステロールを強力に除去するいろいろな成分も含んでいます。それゆえ、結果的には生活習慣病やガンの予防にかなり効果的なのです。

そして、高たんぱくで低脂肪、低エネルギーです。
これはダイエット食品としても有効ですし体重コントロールをするにも効果的でしょう。

 

えびの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏~冬
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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うなぎ

うなぎ

うなぎ(鰻)という魚は、まだその生態についてはほとんど不明で、卵からふかさせる完全養殖には成功しておらず、稚魚を採って育てるという養殖形態をとっています。

日本は古くからこの鰻とは関わりが深く、蒲焼やどんぶり物で多くの人に親しまれてきました。
現在その消費量としては世界でも一番といわれています。

うなぎの栄養成分として抜きにでているものは、ビタミンミネラルの含有量です。
例えば、ビタミンAでは100g中2400μgも含まれていますし、他にもビタミンCを除いて、ビタミンB群、D、Eも大変豊富に含まれます。
他にも、良質のタンパク質脂質、カルシウムなどもバランスよく、しかも十分な含有量を兼ね備えています。

このように、大変すぐれた栄養価を持つうなぎは、夏ばてが気になる時期に食べると、最適な栄養補給になるとして、昔から「土用の丑」の日に食べる習慣がついています。

うなぎの選び方は、蒲焼などの場合は身が厚いもの、生は身が締まり光沢があるものが理想です。

 

うなぎに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

うなぎ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 255  17,1  19,3   0,3  74  230  130  260   0,5   1,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2400  0,37  0,48  14  2  230  0  0,2

うなぎ・蒲焼

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 293  23,0  21,0   3,1  510  300  150  300   0,8   2,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1500  0,75  0,74  13  微量  230  0  1,3

栄養成分の詳細
うなぎに多く含まれる栄養成分。

 

 

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うなぎの効能

うなぎ(鰻)に含まれるビタミンB1は、糖質の代謝を助け疲労物質を取り除きます。
ビタミンB2やB6は、脂質やタンパク質の代謝を助けエネルギーに変えるという働きがあります。
ビタミンB12も含まれていますが、これは、食欲不振に効果的で体力を増強するという働きがあります。

ビタミンAやEもたっぷり含んでいますが、これは免疫力を高める作用があります。これにより、細菌やウイルスを撃退してくれますし、かぜの予防や肌荒れ、冷え性、肩こりなどにも有効とされます。

さらに、骨粗鬆症に力を発揮するカルシウムやカルシウムの吸収を助けるビタミンD、生活習慣病を予防するEPAやDHA、胃腸の粘膜を保護し消化吸収を助ける、ムコプロテインという成分も含まれています。

 

 

うなぎの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・蒲焼などの焼き物はラップで冷凍室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で3~4日程

 

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いか

するめいか

いか(烏賊)と一言に言ってもその種類は多く、例えば一般的に売られているヤリイカやスルメイカ、ホタルイカを初めとして、コウイカ、アオリイカ、アカイカ、ジンドウイカ、など、日本近海のものだけでも100種類を越えていると言われます。

中でも最も漁獲量が多いのはするめいかです。
その量としては、いかの総漁獲量の約40%近くを占めているといわれます。

良く見かける、するめいか、やりいか、ほたるいかを見てみますと、するめいかやヤリイカの場合はタンパク質ビタミンEが多く含まれています。
富山で獲れるほたるいかは、内臓にビタミンAやEを大量に含んでいます。

いかの料理としては、刺身や焼き物、煮物、炒め物、干物、洋食、などありとあらゆる料理法があります。これは使いやすさと価格、味の良さなどが関係しているのでしょう。
選ぶときのポイントとしては、色がつやつやしていて透明感があるものが良いとおもいます。

ほたるいか

いかに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

するめいか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 88  18,1  1,2   0,2  300  270  14  250   0,1   1,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 13  0,05  0,04  5  1  270  0  0,8

あかいか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 89  17,9  1,4   微量  200  330  12  280   0,1   1,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,01  0,02  2  1  280  0  0,5

こういか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 66  14,9  0,3   0,1  280  220  17  170   0,1  1,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 5  0,03  0,05  3  1  210  0  0,7

ほたるいか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 84  11,8  3,5   0,2  270  290  14  170   0,8   1,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1500  0,19  0,27  34  5  240  0  0,7

やりいか・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 85  17,6  1,0   0,4  170  300  10  280   0,1   1,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 8  0,04  0,03  5  2  320  0  0,4

栄養成分の詳細
いかに多く含まれる栄養成分。

 

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いかの効能

いかは脂質が少なく低エネルギーなのが特徴です。
さらに、良質のタンパク質を多く含んでいますので体重コントロールやダイエットをしている人には有効ではないかと思います。

さらに、タウリンも多く含まれていますので、中性脂肪を減らす効果が高いでしょう。
そして、イカ墨には「リゾチーム」という成分があり、これには抗がん作用があるといわれます。

 

いかの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・やりいかは秋から冬、するめいかは秋、ほたるいかは春
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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