かりん

花梨

かりん(花梨)はバラ科の落葉高木で、中国が原産です。
食用とするのは実で、主に「砂糖漬け」や「かりん酒」にして好まれています。

実にはビタミンC、りんご酸、クエン酸、加糖、タニシン等が含まれています。
薬用としても古くから、咳止めや利尿、炎症の鎮静等に利用されていています。

日本の主な生産地としては、長野県の諏訪市・箕輪町や香川県まんのう町があげられます。

 

かりんに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 かりん・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 68  0,4  0,1  18,3  2  270  12  17  0,3  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 11  0,01  0,03  12  25  0  8,9  0

栄養成分の詳細
かりんに多く含まれる栄養成分。

 

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かりんの効能

ビタミンCにはコラーゲンの生成に関与するという働きがあります。
そのため、ビタミンCが不足した場合はコラーゲンの生成がうまくいかずに細胞の分裂が弱くなります。

赤血球の働きの強化や、メラニン色素の生成の抑制、赤血球の合成、等多くの働きもあります。
又、強い抗酸化力により過酸化資質の生成を抑制し、動脈硬化等の生活習慣病の予防に有効です。

 

かりんの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 理想的な保存方法・・・ポリ袋や新聞紙に包み冷暗所へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・完全に熟すまで

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ゆり根

ゆり根

ゆり根とは、文字通り植物の「ゆり」の球根です。

食用とされるゆりの種類は、「山ゆり」「おにゆり」「こおにゆり」「かのこゆり」で、中でも「こおにゆり」が栽培品種として最も食用にされているそうです。
食べ方としては、 「きんとん」や「茶碗蒸し」が昔からありますが、今ではから揚げや和え物、煮物、等様々な料理にして楽しまれています。

ただ、一般的には正月料理としての利用が多く、その頃にあわせて農家は出荷のピークを迎えるようです。

山百合はほとんど地域で生えていますので、その気になれば掘りおこすことはできると思います。
販売されているものの多くは北海道産で、 全国で消費されるゆり根の大部分を生産しているようです。

収穫してすぐには甘みが足りませんので、2ヶ月程度保存室で保存することでデンプンが糖分に変わり美味しくいただくことができます。
これは、さつまいもやカボチャと同じ食べ方です。

 

ゆり根に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ゆり根・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 125  3,8  0,1  28,3  1  740  10  71  1,0  0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,08  0,07  77  9  0  5,4 0

ゆり根・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 126  3,4  0,1  28,7  1  690  10  65  0,9   0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,07  0,07  92  8  0  6,0 0

栄養成分の詳細
ゆり根に多く含まれる栄養成分。

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ゆり根の効能

目だって多い栄養素は、「炭水化物」と「カリウム」「葉酸」です。「食物繊維」も比較的多く含まれています。

カリウムには、細胞内の酵素反応を調節するという働きがあります。エネルギーの代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境づくりをしています。

炭水化物は、エネルギーになりますので体に活力を与えることができます。

葉酸は新しい赤血球を正常に作り出すために必要不可欠とされるため、「造血のビタミン」とも呼ばれています。

 

ゆり根の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋から冬
  • 理想的な保存方法・・・若いものは容器に入れ冷暗所でしばらく寝かす
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・ものにもよるが野菜室で2ヶ月程度は大丈夫

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たちうお

たちうお

たちうおは漢字では「太刀魚」と書きます。
漢字で表しているように刀のような姿をして いるため、英語圏では「サーベルフィッシュ」とも呼ばれています。

大きいものでは重さ2k長さ2m位にはなりますが、80cm~1m位のものが市場にはよく出回っています。
刺身、塩焼き、から揚げ、てんぷら、煮付け、と 何にして食べても美味しい魚ですが、特に大きいものは塩焼きが絶品です。
刺身も美味しいのですが、体が薄いので素人はさばきにくいので、てんぷらやから揚げがお勧めです。

たちうおは食用とする以外に、かつては女性化粧品の マニキュアのラメやセルロイドに練りこまれ、下敷きや筆箱といった文房具に利用されていたそうです。
釣りの対象魚としても人気が高く、昼は深場にいるのでルアーでジギング、夜は浅いところに来るので秋刀魚やきびなごといった身餌でも狙うことができます。

たちうおに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 たちうお・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 266  16,5  20,9  微量  88  290  12  180  0,2  0,5

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 52  0,01  0,07  2  1  72  0  0,2

栄養成分の詳細
たちうおに多く含まれる栄養成分。

 

 

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たちうおの効能

大きいものほど脂がのっているのですが、たちうおの脂質は「オレイン酸」と呼ばれるもので、このオレイン酸は一価不飽和脂肪酸の仲間でコレステロールを減少させる作用がありますが、酸化するという欠点もあり、酸化すると細胞内のDNAを傷つけることになり「がん」の原因になるといわれます。

しかし、オレイン酸が優れているのは、酸化することでできる「過酸化脂質」を作りにくい性質を同時に持っているという点です。

たちうおの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・産卵期が夏から秋にかけてなので旬もその頃になります
  • 理想的な保存方法・・・大きいものは下処理、小さいものは半分程度に切ってポリ袋等の容器に入れ冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度(冷凍にすれば長期保存も可)

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野沢菜

野沢菜

野沢菜は「アブラナ科」の野菜です。

菜の花の呼ばれ親しんでいるのはこの野沢菜の花です。

主な産地は長野県の信越地方ですが、寒さが厳しい冬は生産することができないため、徳島県で生産されています。
この連携があったからこそ、「野沢菜漬け」は全国の消費者に認知されているといわれます。

この野沢菜漬けは浅漬けの部類に入り、これを長期間漬け込み乳酸発酵させたものが「たまり漬け」や「古漬け」となり保存食として昔から食されてきたようです。

 

野沢菜に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 野沢菜・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 16  0,9  0,1  3,5  24  390  130  40  0,6   0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 100  0,06  0,10  110  41  0  2,0  0,1

野沢菜・塩漬け

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 18  1,2  0,1  4,1  610  300  130  39 0,4  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 130  0,05  0,11  64  27  0  2,5 1,5

栄養成分の詳細
野沢菜に多く含まれる栄養成分。

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野沢菜の効能

カリウムが多く含まれていますので、ナトリウムの排出をスムーズにし、血圧を下げる作用がありますので高血圧の予防になるでしょう。
しかし、塩漬けはナトリウムが多く含まれすぎですから、食べすぎには注意しなければなりません。

ビタミン類の中では、ビタミンAが多く含まれていますが、これは「目のビタミン」ともいわれ、目に必要な「ドブシン」という物質を作るのに重要な働きをしています。
この物質は 暗がりでもわずかな光に反応してこわれ、脳に刺激を与えた後、元の形に再生される物質です。この過程を「暗順応」といいます。

 

野沢菜の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋から冬
  • 理想的な保存方法・・・野沢菜漬けは常温で保存すると急激に酸味がでるので低温で保存しなければならない。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・保存される温度で変わるが、冷蔵庫で2週間程度。

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はたはた

はたはた

はたはたはスズキ目に属する魚で「カミナリウオ」とも呼ばれています。
これは、はたはたが産卵のため晩秋から冬にかけて雷がたくさん起きる時期に海岸にやってくることからこのように呼ばれているそうです。

体長は20cm程度の魚で、普段は水深500m以上の海底に生息しています。

秋田県の特産と知られ、「しょっつる」と呼ばれる魚醤に加工されます。
この醤油を利用した「しょっつる鍋」にはたはたを入れて食されています。

卵は「ブリコ」といい、卵全体がぬめりで覆われています。
はたはたの食べ方としては、鍋以外には塩焼きや寿司(なれ寿司)が一般的です。

かつての乱獲の影響で、現在では大きさによる漁獲制限が設けられています。

 

はたはたに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 はたはた・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 113  14,1  5,7  微量  180  250  60  120  0,5   0,6

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 20  0,02  0,14  7  0  100  0  0,5

はたはた・開き干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 167  16,7  10,3  微量  510  240  17  180  0,3  0,8

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 22  0,05  0,05  11  3  130  0  1,3

栄養成分の詳細
はたはたに多く含まれる栄養成分。

 

 

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はたはたの効能

特出しているのはカリウムです。

カリウムが多く含まれますが、これは細胞内の酵素反応を調節する働きがあります。エネルギーの代謝を円滑にし、細胞が正常に活動する環境づくりをしています。
又、ナトリウムが腎臓で再吸収されるのを抑制し、尿への排泄を促す働きがあることから、血圧を下げる作用があるとされ、高血圧を予防する効果があると考えられています。

 

はたはたの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・獲れる場所により旬とされる時期も変わりますが、一般的には産卵期の冬。
  • 理想的な保存方法・・・下処理をして容器に入れ冷凍すれば長期保存ができる。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍庫で2ヶ月~

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あんこう

あんこう

あんこう(鮟鱇)とはアンコウ目・アンコウ科に属する魚の総称で、タラの近縁にあたります。大きなものは体長2mにもなります。

輸入されているものもありますが、国内の産地としては、福島県いわき市・茨城県大洗・千葉県銚子・山口県下関・熊本県天草、などがあげられます。この中でも福島、茨城は有名です。

生息するのは水深30mから500m位の深海で、他の魚を食べる肉食性という性質をもっています。餌となる魚のとり方は、海底の砂に身を隠し疑似餌に似た突起物を動かし寄ってきた魚を丸呑みするという大胆な方法です。

グロテスクな形のわりには淡白な白身の魚で、吊るし切りという方法でさばかれ、捨てるところは無いというほど親しまれています。日本では主に冬が旬とされ、「西のふぐ」・「東のあんこう」とも言われます。鍋やからあげ、ムニエル、刺身、アンキモなどで食されています。

 

あんこうに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

あんこう・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 58  13,0  0,2   0,3  130  210  8  140   0,2   0,6
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 13  0,04  0,16  55  1  78  0  0,3

きも・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 445  10,0  41,9   2,2  110  220  6  140   1,2   2,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 8300  0,14  0,35  88  1  560  0  0,3

栄養成分の詳細
あんこうに多く含まれる栄養成分。

 

 

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あんこうの効能

皮と身の部分にはコラーゲンが豊富に含まれています。
コラーゲンは、体内の形成や機能の正常化には重要な成分です。骨や軟骨、靭帯などを構成するのに大切な働きをしています。
そのため、骨粗しょう症の予防や眼精疲労、老人性白内障などの予防に有効です。
なお、お肌がぷるぷるになると言われますが、それに特化した効果は認められません。

アンキモにはビタミン類が豊富に含まれていますので、血管や粘膜、皮膚の健康に役立ちます。
ただし、コレステロールも多く含まれていますので、高脂血漿などといった疾病がある人は食べ過ぎに気をつけましょう。

 

あんこうの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬~春
  • 理想的な保存方法・・・下処理をして水分をとり、密閉容器かポリ袋に入れ冷蔵庫へ(冷凍も可)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で3~4日程度・冷凍は2ヶ月以上

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馬肉

馬刺し

馬肉は馬の肉で、赤身の部分は「桜肉」とも呼ばれます。
輸入されているものがほとんどですが、国産は廃用となる競走馬を食肉とするケースが一般的で、食用として飼育されていることはないようです。

馬肉は低脂肪、低コレステロール、高タンパクな肉として知られていますが、鉄やカルシウムなどのミネラル、ビタミン類も豊富に含まれている肉の王様です。

食べ方としては、赤身や霜降りの刺身、桜鍋、もつ煮、ステーキ、すき焼き、等が挙げられます。
刺身は主に、熊本、長野、山梨、山形、福島(会津)などで食されています。特に熊本県は有名です。

 

馬肉に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

赤肉・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 110  20,1  2,5  0,3  50  300  11  170  4,3   2,8

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 9  0,10  0,24  4  1  65  0  0,1

栄養成分の詳細
馬肉に多く含まれる栄養成分。

 

 

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馬肉の効能

高たんぱくで低カロリーということから、ダイエットに有効です。

鉄分や亜鉛などのミネラル、ビタミンB12、なども多く含まれていますから、疲労回復効果や貧血予防に有効です。
又、コレステロールを下げるリノール酸、不飽和脂肪酸などの含まれていますから、生活習慣病の予防にも効果的です。

 

馬肉の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・周年
  • 理想的な保存方法・・・生肉の場合は1・2日。長期保存は冷凍が良い。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍でも1ヶ月位が限度。

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からし

からし

からしはアブラナ科の植物「からし菜」、および近縁種の種子から作られる香辛料です。

和がらしと洋がらしがあり、和がらしが一般にいわれる「からし」です。洋がらしはマスタードが代表的ですが、これは様々な種類があり、単に辛いというわけでなく酸味や甘みも含まれます。

手軽に使えるものにチューブ式の練りからしがありますが、これは人工的なカラシ香味成分を配合して作られているものです。

からし菜

からしに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 からし・練り

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 315  5,9  14,5  40,1  2900 190  60  120  2,1  1,0

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,22  0,07  0  0  0  –  7,4

フレンチマスタード

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 174  4,8  10,6  13,1  1200  170  71  140  1,8  0,8

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,14  0,04  14  微量  微量  –  3,0

 あらびきマスタード

エネルギー  タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム  カリウム カルシウム  リン 亜鉛
Kcal g g g mg mg mg mg mg mg
229 7,6 16,0 12,7 1600 190 130 260 2,4 1,4

 

ビタミンA  ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC  コレステロール 食物繊維 食塩相当量 
μg mg mg μg mg mg g g
3 0,32 0,05 16 微量 微量 4,1

栄養成分の詳細
からしに多く含まれる栄養成分。

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からしの効能

からしの辛味成分は「アリルイソチオシアネート(アリル芥子油)」というものです。この成分による刺激は食欲を増進する働きがあります。又、抗菌作用や血栓予防作用、抗がん作用があります。

ただし、大量に摂取することは良くありません。過去に牛が食中毒を起こしたことがあるようです。

 

からしの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・からしには旬がありませんが、「からし菜」は3月です。
  • 理想的な保存方法・・・水に溶いたものは使い切らないと辛味がなくなる。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・商品パッケージに記載された期間。

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山椒

山椒

山椒はミカン科の植物で、ほぼ日本国中に存在していますが特産地は奈良、和歌山、岐阜などです。
山椒の木は大きいものでは5・6m位になり、かなり鋭い棘が生えています。

食用として利用される部分は「木の芽」「実」「花」になります。主に香辛料になるのですが、実は佃煮にも利用されます。

山椒料理の代表的なものとしては、「筍の木の芽和え」「ちりめん山椒」「実の味噌漬け」「山椒昆布」などがあります。香辛料としては「うなぎの蒲焼」や「マーボ豆腐」などに利用されているのが良く知れているところだと思います。

 

山椒に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 山椒・粉

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 375  10,3  6,2  69,6  10  1700  750  210  10,1  0,9

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 17  0,10  0,45  –  0  0  – 0

栄養成分の詳細
山椒に多く含まれる栄養成分。

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山椒の効能

山椒の特徴は独特の辛味と香りです。

山椒の辛味成分は「サンショール」「サンショウアミド」、香り成分は「ジペンテン」「フェランドレン」と呼ばれる物質で、これらには消化促進作用や鎮痛作用、消炎作用、などの効果があります。

又、体を暖め胃腸の働きを促進する効果があることから、大建中湯(ダイケンチュウトウ)当帰湯(トウキトウ)といった医薬品にも用いられています。

 

山椒の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・芽と花は春から初夏、実は6月頃。
  • 理想的な保存方法・・・実は茹でて冷凍にすると長持ちする。芽は長期保存は不可。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍にした実は1年程度。

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わさび

わさび

わさび(山葵)はアブラナ科の野菜です。

わさびは日本原産の野菜で、静岡県の伊豆や長野の安曇野が産地としては名が通っていると思います。

刺身やそば、お茶漬けを食べるときの薬味や山葵漬けなど主に日本料理で利用されるのが一般的ですが、ステーキやロースとビーフ等の西洋料理でも使われることがあります。

香辛料以外の食べ方としては、茎の和え物・煮物・おひたし、花や葉のてんぷら、せんべい、変わったものではわさびアイスクリームなどがあります。

わさび茎

わさびに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

わさび・生

エネルギー  タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム  カリウム カルシウム  リン 亜鉛
Kcal g g g mg mg mg mg mg mg
88 5,6 0,2 18,4 24 500 100 79 0,8 0,7

 

ビタミンA  ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC  コレステロール 食物繊維 食塩相当量 
μg mg mg μg mg mg g g
1 0,06 0,15 50 75 0 4,4 0,1

わさび漬

エネルギー  タンパク質 脂質 炭水化物 ナトリウム  カリウム カルシウム  リン 亜鉛
Kcal g g g mg mg mg mg mg mg
145 7,1 0,5 28,0 1000 140 40 72 0,9 1,1

 

ビタミンA  ビタミンB1 ビタミンB2 葉酸 ビタミンC  コレステロール 食物繊維 食塩相当量 
μg mg mg μg mg mg g g
2 0,08 0,17 45 1 0 2,7 2,5

栄養成分の詳細
わさびに多く含まれる栄養成分。

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わさびの効能

わさびの辛味は「ニシグリン」という成分が、すりおろされるときに酸素に触れ「アリルイソチオシアネート 」などの成分になります。これには殺菌効果、食欲増進効果、等があります。

ビタミンCは、肌の健康を維持する役目や風邪の予防に有効です。

又、他のビタミン類やミネラル類も多く含まれていますので、血栓予防効果や消化吸収の促進作用、骨を増強する作用などが認められます。

 

わさびの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋から冬。(根)
  • 理想的な保存方法・・・生わさびの根は使った後は、水気を切りラップをして冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で約1ヶ月

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