梨

梨は大別すると、西洋梨と通常の日本の梨に分かれます。
さらに、日本の梨では二十世紀や長十郎、幸水、長寿・・・などで、西洋梨ではラ・フランスを初めとしてパートレットなどが多く出回っています。

西洋梨と日本の梨を比較した場合、成分の違いとしては食物繊維が西洋梨に多い程度で、他はそれほど違いはありません。
どちらにもみられるのはカリウムが多いところです。

梨は水分が多い果物ですから、選ぶときのポイントは重量感があるものを選びましょう。

 

梨に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 梨・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 43  0,3  0,1   11,3  微量  140  2  11   0   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  微量  6  3  0  0,9  0

洋ナシ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 54  0,3  0,1   14,4  微量  140  5  13   0,1   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  0,01  4  3  0  1,9  0

栄養成分の詳細
なしに多く含まれる栄養成分。

 

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梨の効能

梨の水分量の多さは、利尿作用や高熱による脱水症状を緩和する働きが有りますので、日射病や発熱、熱射病などに有効です。

他にもサポニンやアスパラギン酸、タンパク質分解酵素も含まれていますので、のどの炎症を鎮める作用や、疲労回復効果、肉や魚のタンパク質を消化吸収を良くさせます。

 

梨の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 理想的な保存方法・・・乾燥に弱いので濡れた新聞紙などに包み、密閉したポリ袋に入れ野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で約1週間

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いちご

いちご

いちご(苺)の種類は多く100種類以上にものぼるといわれます。
一般に言われるのは、栽培される多年草のオランダイチゴのことを指します。

いちごで特筆しているのはビタミンcです。
その量としては100g中に約60mgも含まれています。
しかしこれは生で食べた場合のことであり、ジャムなどといった加工品ではその量は満たされません。
他にも、カリウム食物繊維が比較的多く含まれます。

いちごを選ぶときのポイントとしては、色が鮮やかでへたがみずみずしいものを選ぶようにしましょう。

 

いちごに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 いちご・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 34  0,9  0,1   8,5  微量  170  17  31   0,3   0,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,03  0,02  90  62  0  1,4  0

いちごジャム(高糖度)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 256  0,4  0,1   63,3  6  67  9  13   0,2   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,01  23  9  0  1,3  0

いちごジャム(低糖度)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 205  0,4  0,1   48,4  12  79  12  14   0,4   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,01  0,01  27  10  0  1,1  0

栄養成分の詳細
いちごに多く含まれる栄養成分。

 

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いちごの効能

苺に豊富に含まれているビタミンcには、美肌効果や抗酸化作用による老化、ガン予防効果があります。
さらに、ペクチンも多く含まれますが、これには血中のコレステロールを下げて善玉コレステロールを増やすといった働きが有りますので生活習慣病に有効です。

他にも、メチルサリチルという酸味の成分には神経痛や頭痛を和らげる効果が有ります。

 

いちごの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・輸入物は秋・国産は冬
  • 理想的な保存方法・・・重ねずに容器に入れて冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1週間

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ピーナッツ

ピーナッツ

ピーナッツとは落花生のことで、食品として出回ると殻を剥いたものがピーナッツと呼ばれ、殻のついたものを「落花生」と一般的に呼んでいます。又、「南京豆」とも呼ばれることもあります。

国内に出回る木の実ではこのピーナッツ系が一番多く、生産量でもトップです。
栄養成分としては、良質のタンパク質脂質を多く含んでいますし、カルシウムや亜鉛、鉄などといったミネラルも豊富に含んでおりなおかつそのバランスが良いのも特徴で、ビタミンではビタミンEの含有量が100g中に約10mgも含まれ、B群も豊富です。

ピーナッツは一般的に炒ったものや茹でたものを食べることが多いのですが、炒め物などでも利用されます。選ぶときのポイントとしては、重みが有り網目がくっきりしたものを選びましょう。

 

ピーナッツに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 ピーナッツ・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 562  25,4  47,5   18,8  2  740  50  380   1,6   2,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,85  0,10  76  0  0  7,4  0

バターピーナッツ

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 592  25,5  51,3   18,2  120  760  50  380   2,0   3,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,20  0,10  98  0  0  6,9  0,3

ピーナッツバター

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 640  25,4  50,7   20,5  350  660  47  370   1,6   2,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,20  0,09  87  0  0  6,1  0,9

栄養成分の詳細
ピーナッツに多く含まれる栄養成分。

 

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ピーナッツの効能

ピーナッツの脂質には、必須脂肪酸のリノール酸や、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸が多く含まれますので、コレステロールを減少させ高血圧や動脈硬化を防ぎます。

ビタミンEは冷え性や更年期障害などに効果がありますし、抗酸化作用で生活習慣病や癌などを予防します。
他には、コリンやサポニン、レシチン、などの成分が含まれ、コレステロールの低減、肝機能の強化、ぼけの防止などに効果を発揮します。

しかし、エネルギーも高いので食べ過ぎに注意することにこしたことはないでしょう。

 

ピーナッツの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 理想的な保存方法・・・早めに茹でて冷凍する
  • 保存期間の目安(賞味期限)・・・冷凍したものであれば約3ヶ月

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プルーン

プルーン

プルーンとは西洋すももの一種です。
プルーンで目を引くのはカリウムやカルシウムなどのミネラル類ビタミン類です。
そして、食物繊維も豊富に含み、その量は100g中に約7mgも含んでいます。

しかしこれはドライタイプのプルーンの成分で、フレッシュのものは到底この量には及びません
ドライタイプのプルーンを選ぶときのポイントとしては、新しく大粒のものを選びましょう。

 

プルーンに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 プルーン・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 49  0,7  0,1   12,6  1  220  6  14   0,2   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 40  0,03  0,03  35  4  0  1,9  0

プルーン・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 235  2,5  0,2   62,4  1  480  39  45   1,0   0,5

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 110  0,07  0,07  3  0  0  7,2  0

栄養成分の詳細
プルーンに多く含まれる栄養成分。

 

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プルーンの効能

プルーンの効能としてまず目を引くのは鉄です。
鉄が1mgと豊富に含まれますので、貧血に高い効果を発揮します。

そして骨を強化にするカルシウム、食物繊維の効能、カロテンは美肌効果なども挙げられます。

 

プルーンの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 保存方法・・・ジャムや乾燥(ドライフルーツ)などに加工すると長期保存できる・熟してないものは常温で追熟させ容器や袋にいれ冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間(賞味期限)・・・生のものは1週間以内

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うめ

うめ

うめ(梅)を食べる場合は通常酒につけるとか、干して梅干などにします。
これは、生がまずいとかおいしいとかの問題ではなく、有毒成分とされる「青酸化合物」が含まれているからです。

うめに目立つ成分としては、酸味のもとでもある、クエン酸りんご酸食物繊維ビタミンEが豊富に含まれています。
うめを選ぶときのポイントとしては、虫食いがなく粒がそろっているものを選びましょう。

うめに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 うめ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 28  0,7  0,5   7,9  2  240  12  14   0,6   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 20  0,03  0,05  8  6  0  2,5  0

うめ塩漬け

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 24  0,7  0,4   6,7  7600  150  47  15   2,9   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,02  0,04  1   0  0  2,7  19,3

うめ干し(塩漬け)

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 33  0,9  0,2   10,5  8700  440  65  21   1,0   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 7  0,02  0,01  1   0  0  3,6  22,1

栄養成分の詳細
うめに多く含まれる栄養成分。

 

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うめの効能

梅干しには「ピルビン酸」という成分があります。
これは、肝機能の強化に有効です。
うめ(梅)の酸味でもあるクエン酸には糖質の代謝を促し、筋肉に蓄積された乳酸や疲労物質を燃やしエネルギーに変換してくれます。

これにより、疲労回復に効果を発揮したり、腰痛や肩こりなども和らげます。
さらに抗菌作用や食欲増進効果、血行促進効果なども効能もあります。
そして、梅肉に含まれる「ムメフラール」という成分はクエン酸とともに血が固まるのを防いでくれます。

 

うめの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・塩・焼酎などに漬ける(漬けるまでは新聞紙などで包み冷暗所へ置く)
  • 賞味期限・・・塩漬け・梅干などについては賞味期限はない

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ごま

ごま

ごま(胡麻)は健康に良いと昔から良くいわれますが、栄養成分としては数種類の不飽和脂肪酸と脂質が半分、後はタンパク質と各種のミネラルで構成されています。

ミネラルでは、カルシウムが100g中に1200mgも含まれるのが特徴で、鉄や亜鉛もそれなりに含まれます。そしてビタミンではEが多く含まれています。

不飽和脂肪酸では、オイレン酸、リノレン酸、リノール酸などが含まれています。
ちなみに、不飽和脂肪は善玉の脂肪で、不飽和脂肪酸は主にコレステロールを下げる働きがあります。

 

ごまに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 洗いごま

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 578  19,8  51,9   18,4  2  400  1200  540   9,6   5,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,95  0,25  93  微量  0  10,8  0

いりごま

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 599  20,3  54,2   18,5  2  410  1200  560   9,9   5,9
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,49  0,23  150   微量  0  12,6  0

むきごま

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 603  19,3  54,9   18,8  2  400  62  870   6,0   5,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  1,25  0,14  83  0  0  13,0  0

栄養成分の詳細
ごまに多く含まれる栄養成分。

 

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ごまの効能

オイレン酸、リノレン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸がゴマには含まれていますが、これは上記のように血中のコレステロールを減少させ血管を健康にしてくれます。

他にも、活性酸素を無毒にする成分である「セレン」や、抗酸化作用がある「セサミノール配糖体」という成分も多く含まれています。
そして、ビタミンEもにも抗がん作用同様のものがありますので、相当の抑制効果が得られると思います。

 

 

ごまの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・密閉容器に入れ冷暗所または冷蔵庫で保存
  • 理想的な保存期間(賞味期限)・・・約10ヶ月

 

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グレープフルーツ

グレープフルーツ

グレープフルーツは、本来亜熱帯の降水量が多い地域が産地とされる果物です。
グレープフルーツもほとんどみかんやオレンジとビタミンCクエン酸の含有量は変わりません。
しかし、グレープフルーツには「リモニン」という物質が100g中に約20mgと多く含まれています。

グレープフルーツを選ぶときのポイントですが、表面ができるだけきれいなものを選ぶようにしましょう。
きずがあったり、でこぼこしているものはあまりよくありません。

 

グレープフルーツに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 グレープフルーツ・果肉

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 38  0,9  0,1  9,6  1  140  15  17  微量   0,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,07  0,03  15  36  0  0,6  0

グレープフルーツジュース・ストレート

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 40  0,6  0,1  10,3  1  180  9  12  0,1   微量
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,04  0,01  11  38  0  0,1  0

グレープフルーツジュース・濃縮還元

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 35  0,7  0,1  8,8  1  160  9  12  0,1   微量
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 10  0,06  0,02  10  53  0  0,2  0

グレープフルーツジュース・50%果汁

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 46  0,3  微量  11,1  4  90  7  6  0,1   微量
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,02  微量  5  19  0  0,1  0

グレープフルーツジュース・20%果汁

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 39  0,1  微量  9,7  2  34  3  3  0,1   微量
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0  0  2  8  0  0  0

栄養成分の詳細
グレープフルーツに多く含まれる栄養成分。

 

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グレープフルーツの効能

グレープフルーツにも多く含まれているビタミンCやクエン酸には、疲労回復や美肌、老化防止などに大きな力を発揮します。

又、上記に記したように「リモニン」という苦味成分が含まれています。
この働きは、発ガン物質を解毒する酵素の働きを良くして、発癌物質を体外に出すのに有効です。

さらに、「イノシトール」という成分もありますが、これは肝臓の脂肪やコレステロールの代謝を促しますので、肝機能を強化したり、動脈硬化を予防します。

 

グレープフルーツの旬と理想的な保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・乾燥を避けるためにポリ袋などに入れ常温で保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・約2週間

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アボカド

アボガド

アボガドと呼んでいる人も多いですが、正しくはアボカドです。

アボカドはメキシコや中央アメリカが原産で主に熱帯、亜熱帯で生育する果物です。

アボカドといえば果物にはめずらしく糖質タンパク質が豊富で、別名「森のバター」とも呼ばれています。
糖質のその含有量は果汁100g中に約19gも含まれています。
しかもこのアボカドの脂肪はコレステロールの心配がない、「リノール酸」や「リノレン酸」です。

他にも鉄やカリウムといったミネラルビタミンではB2やEが多く含まれますし、食物繊維も100g中に約5,5gも含まれています。

 

アボカドに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 

 アボカド・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 187  2,5  18,7  6,2  7  720  9  55  0,7   0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 6  0,10  0,21  84  15  微量  5,3  0

栄養成分の詳細
アボカドに多く含まれる栄養成分。

 

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アボカドの効能

ビタミンB2には肥満予防や美容効果あります。
ビタミンEにも美容効果がありますし、老化防止にも有効です。
ビタミンCも含まれていますので、相乗効果がありますし鉄が含まれていますので、鉄の吸収も助けます。
食物繊維も豊富で、その効能はいうまでもありません。

ようするに、アボカドは体にやさしい脂肪と美容に良いビタミンが豊富に含まれているということです。

 

アボカドの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・輸入品は春・国産は秋
  • 理想的な保存方法・・・熟しているものはポリ袋などに入れ冷蔵庫へ(5度以下だと冷蔵障害を起こすおそれがある)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で約1週間

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キウィフルーツ

キウイフルーツ

キウィフルーツの特徴はビタミンcが豊富な点です。その含有量は100g中に約70mgも含まれています。
この量は1日に必要とされる量の約3分の一で、2個食べれば十分に満たしてくれます。

他にも、ビタミンEが1,3mg、ミネラルではカルシウムカリウム食物繊維は100g中に2,5gも含んでいます。

キウィフルーツは国内でも作られていますが、おそらく元は海外でしょう。
熟していないうちに食べると酸味が強くて食べられません。さわってやわらかいものを選ぶと良いでしょう。

 

キウィフルーツに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 

 キウィフルーツ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 53  1,0  0,1  13,5  2  290  33  32  0,3   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 6  0,01  0,02  36  69  0  2,5  0

栄養成分の詳細
キウイに多く含まれる栄養成分。

 

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キウィフルーツの効能

キウィフルーツに含まれるビタミンcはメラニン色素の生成を阻害します。
これにより、美肌効果を得ることができますし、コラーゲンの生成を助け肌に張りを持たせます。
他にも、鉄の吸収を助ける効果や発癌物質の生成も抑制します。

食物繊維も豊富ですが、この食物繊維は水溶性のペクチンで便秘や動脈硬化、高血圧を予防してくれます。さらにカリウムも含まれますので高血圧予防にはなおさら有効です。

他には、タンパク質分解酵素である「アクチニジン」も含まれますので肉や魚などをとるときともに食べると消化の促進になります。

 

キウィフルーツの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・輸入物は秋・国産は冬
  • 理想的な保存方法・・・熟していないものは常温でエチレンガスを出す果物(バナナ・りんご・等)と一緒に置くと良い・熟したものは乾燥をさけるため袋や容器にいれ冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1週間

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レモン

レモン

レモンはそのほとんどが輸入品で、一時期農薬の問題が注目された時期もありました。
現在では、輸入物に比べれば安心とされる国産物も出回ってきています。

輸入される際に痛み防止として農薬が使われるようですから、皮の部分が懸念されると思います。
それに比べ、国産品は皮も安心して使用できるといわれます。

レモンの果肉で特筆しているのは、なんといってもビタミンCです。
その含有量は果汁100g中に約50mgと豊富に含まれています。

ビタミンCのとりかたですが、できるかぎり食べる直前にレモンを切り絞りましょう。
これは、ビタミンCが壊れやすいという性質と、香りも失うことがありませんので。
選ぶときは、重みが有り皮につやがあるものが良いとされます。

レモンに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 レモン・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 54  0,9  0,7  12,5  4  130  67  15  0,2   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2  0,07  0,07  31  100  0  4,9  0

レモン果汁

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛 
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 26  0,4  0,2  8,6  2  100  7  9  0,1   0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,04  0,02  19  50  0  微量  0

栄養成分の詳細
レモンに多く含まれる栄養成分。

 

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レモンの効能

レモンに豊富に含まれるビタミンCの効能は、美肌効果、風邪の予防、肝機能の向上、などがあります。
クエン酸には、疲労回復効果やむくみを抑えるというような効果があります。

そして、色素に含まれる「エリオシトリン」という成分には抗酸化作用がありますので、高血圧や糖尿病を予防してくれます。

レモンの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・輸入品は春・国産は秋
  • 理想的な保存方法・・・丸のものはポリ袋などに入れて冷蔵庫へ(切ったものはラップをする)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で約1週間

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