梨は大別すると、西洋梨と通常の日本の梨に分かれます。
さらに、日本の梨では二十世紀や長十郎、幸水、長寿・・・などで、西洋梨ではラ・フランスを初めとしてパートレットなどが多く出回っています。
西洋梨と日本の梨を比較した場合、成分の違いとしては食物繊維が西洋梨に多い程度で、他はそれほど違いはありません。
どちらにもみられるのはカリウムが多いところです。
梨は水分が多い果物ですから、選ぶときのポイントは重量感があるものを選びましょう。
梨に含まれる栄養成分
可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。
※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一
梨・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
43 | 0,3 | 0,1 | 11,3 | 微量 | 140 | 2 | 11 | 0 | 0,1 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
0 | 0,02 | 微量 | 6 | 3 | 0 | 0,9 | 0 |
洋ナシ・生
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | カルシウム | リン | 鉄 | 亜鉛 |
Kcal | g | g | g | mg | mg | mg | mg | mg | mg |
54 | 0,3 | 0,1 | 14,4 | 微量 | 140 | 5 | 13 | 0,1 | 0,1 |
ビタミンA | ビタミンB1 | ビタミンB2 | 葉酸 | ビタミンC | コレステロール | 食物繊維 | 食塩相当量 |
μg | mg | mg | μg | mg | mg | g | g |
0 | 0,02 | 0,01 | 4 | 3 | 0 | 1,9 | 0 |
栄養成分の詳細
なしに多く含まれる栄養成分。
スポンサーリンク |
梨の効能
梨の水分量の多さは、利尿作用や高熱による脱水症状を緩和する働きが有りますので、日射病や発熱、熱射病などに有効です。
他にもサポニンやアスパラギン酸、タンパク質分解酵素も含まれていますので、のどの炎症を鎮める作用や、疲労回復効果、肉や魚のタンパク質を消化吸収を良くさせます。
梨の旬と保存方法
- 食べると良い時期(旬)・・・秋
- 理想的な保存方法・・・乾燥に弱いので濡れた新聞紙などに包み、密閉したポリ袋に入れ野菜室へ
- 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で約1週間