はまぐり

はまぐり

はまぐり(蛤)の栄養素で目立つのは、カルシウムです。
さらに、ミネラルでは鉄やマグネシウムご豊富ですし、ビタミンB群もバランスよく含まれます。

はまぐりは二枚貝の中でもうまみが強いのですが、これはグリニンやアラニン、グルタミン酸が豊富に含まれているからです。

はまぐり(蛤)の食べ方としては、吸い物や焼き物、酒蒸し、などが一般的でしょう。
選ぶときは、中くらいの大きさで殻につやがあり、かたく閉じているものが良いでしょう。

 

はまぐりに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 はまぐり・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 38  6,1  0,5  1,8  780  160  130  96  2,1  1,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 9  0,08  0,16  20  1  25  0  2,0

はまぐり・焼き

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 77  13,3  1,0  2,8  770  230  140  140  3,3  2,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 16  0,13  0,29  27  2  62  0  2,0

栄養成分の詳細
はまぐりに多く含まれる栄養成分。

 

 

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はまぐりの効能

ハマグリ(蛤)の効能としては、鉄やビタミンB12、葉酸が含まれていますので、赤血球が増え、ヘモグロビンの生成を促します。

カルシウムも多いですから骨粗鬆症にも有効です。
さらに、タウリンはコレステロールが血管に付くのを防ぎますし、高血圧の予防や疲労回復に有効です
ハマグリ(蛤)の効能としては、鉄やビタミンB12、葉酸が含まれていますので、赤血球が増え、ヘモグロビンの生成を促します。

カルシウムも多いですから骨粗鬆症にも有効です。
さらに、タウリンはコレステロールが血管に付くのを防ぎますし、高血圧の予防や疲労回復に有効です。

 

はまぐりの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・塩水で砂抜きをして、塩水につけたまま保存用容器で冷蔵庫へ(酸素を取り入れる隙間を空けることが大切)・長期保存は冷凍
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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あさり

あさり

あさりは貝の中でももっとの多くとれますし、又消費量も多い貝の一つです。

あさりに含まれる成分としては、ビタミン類ではB2とB12が豊富に含まれています。
ミネラルでは、カルシウムが100g中に66mg、鉄は3,8mgとこちらも多く含んでいます。

アサリの食べ方としては、味噌汁がなんといっても一般的でしょうか、他にもパスタや酒蒸し、佃煮、あるいは缶詰めなどでも出回っています。

アサリを選ぶときのポイントは、模様が鮮やかで水管を出しているものがよいでしょう。

 

あさりに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 あさり・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 30  6,0  0,3  0,4  870  140  66  85  3,8  1,0

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 4  0,02  0,16  11  1  40  0  2,2

あさり・つくだ煮

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 225  20,8  2,4  30,1  2900  270  260  300  18,8  2,8

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 43  0,02  0,18  42  0  61  0  7,4

栄養成分の詳細
あさりに多く含まれる栄養成分。

 

 

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あさりの効能

あさりにはビタミンB12と鉄が豊富に含まれています。
この効果は、貧血の予防や肝機能を強化する働きがあります。

タウリンも含まれていますので、血圧やコレステロールを下げ、生活習慣病や疲労回復に大きな効果を発揮します。

 

あさりの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏~冬
  • 理想的な保存方法・・・塩水で砂抜き後、容器に入れ冷蔵庫へ(酸素を取り入れる隙間が必要)・冷凍も可
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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かに

ずわいがに

かに(蟹)には、たらばがに、ずわいがに、毛がに、ワタリガ二、などが一般的ですが、他にもゾウリガ二やタカ足ガ二、イソガ二、サワガニなども地方によっては食べられています。

一般的に食される、ずわいがに、毛がになど、これらを見るとタンパク質が多く含まれ脂質が少ないのが特徴です。
さらに、ビタミンB群やEミネラルではマグネシウムやカルシウム、銅などが多く含まれています。

食べ方も、刺身はもちろんのこと、しゃぶしゃぶや焼き物、茹で物、和え物、吸い物、鍋物、炒め物、洋食、
中華、など味もよいので多くの料理に使われています。
選ぶときのポイントとしては、重量感があり腹に粘りがないものを選びましょう。

 

かにに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 毛がに・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 83  18,4  0,5  0,2  240  280  66  200  0,6  3,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,07  0,23  10  微量  53  0  0,6

ずわいがに(松葉蟹・越前蟹)・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 69  15,0  0,6  0,1  240  240  120  150  0,7  3,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,21  0,57  9  微量  44  0  0,8

たらばがに・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 80  17,5  0,5  0,3  310  230  48  190  0,2  4,2
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,07  0,06  15  微量  53  0  0,8

わたりがに(がざみ)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 65  14,4  0,3  0,3  360  300  110  200  0,3  3,7
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 1  0,02  0,15  22  微量  79  0  0,9

栄養成分の詳細
かにに多く含まれる栄養成分。

 

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かにの効能

かに(蟹)には、コレステロールを減少させる働きがある、タウリンやキチン、アスタキサンチンが豊富に含まれています。

食物繊維であるキチンには、便秘の予防やガンの予防に効果的ですし、血圧を正常にする作用もあります。さらに、アスタキサンチンにもコレステロールの酸化を防ぐ効果が有りますし、ビタミンEとともに動脈効果を予防します。

 

かにの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・足と甲羅を離して密閉袋やラップなどで巻いて冷凍保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度(生・ボイル)

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たこ

たこ

たこ(蛸)にも多くの種類があります。
例えば、まだこやいいだこ、みずだこ)、など・・・

市場に多く出回っているものでは、まだこやいいだこが一般的でしょうか、たまにはみずだこも売られていますが・・・
蛸の特徴としては、脂質が少ないところでしょうか。

個別に見て見ると、まだこにはタンパク質が豊富に含まれています。
いいだこの方は内臓ごとたべることがほとんどですから、カルシウムや亜鉛、鉄、銅、などのミネラルビタミン類が豊富に含まれています。特にビタミンEは2,7g、鉄は2,2g(100g中)も含まれています。

タコを選ぶときは、弾力が有り色がきれいなものを選びましょう。

 

たこに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 真だこ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 76  16,3  9,7  0,1  280  290  16  160  0,6  1,6
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 5  0,03  0,09  4  微量  150  0  0,7

真だこ・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 99  21,7  0,7  0,1  230  240  19  120  0,2  1,8
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 5  0,03  0,05  2  微量  150  0  0,6

いいだこ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 70  14,6  0,8  0,1  250  200  20  190  2,2  3,1
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 36  0,01  0,08  37  1  150  0  0,6

栄養成分の詳細
たこに多く含まれる栄養成分。

 

 

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たこの効能

蛸にはタウリンが多く含まれているのが特徴です。
これは、生命活動を維持するのに欠かすことができない成分です。
タウリンは体内でも含まれているアミノ酸ですが、食べ物からとった場合はコレステロールや血圧を正常に保ちます。

さらに、胆汁酸の分泌を促進して、コレステロールを分解して排出します。
そして、疲労回復や肝臓機能の強化、視力低下などにも効果を発揮します。

 

たこの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~冬
  • 理想的な保存方法・・・塩もみしてぬめりを取り、ジッパー付きポリ袋に入れ冷凍保存
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度

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さくらえび

桜海老

数多いエビの中でも比較的多く出回っている、さくらえび(桜海老)を取り上げてみましょう。

さくらえびというエビは、おそらく静岡県の駿河湾、由比、蒲原地方でとれるえびだと思います。
この地方の近辺ではスーパーでも生で売られていますが、多くの場合釜ゆでされたものや素干し、あるいは掻き揚げなどで売られていることでしょう。

このさくらえびの特徴としては、殻ごと食べることが通常ですから、豊富なカルシウムが含まれている点です。
特に、干したものでは100g中62000mgも含まれています。

他にも、タンパク質も豊富で、ミネラルもバランスよく含まれています。ビタミン類では、ビタミンB群やビタミンEが多く含まれます。

さくらえび(桜海えび)の食べ方としては、刺身や、掻き揚げ、野菜などとの煮物などが一般的でしょうか、選ぶときは色がきれいなものにしましょう。

さくらえびに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 さくらえび・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 91  18,2  1,5  微量  830  250  690  360  0,5  1,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 7  0,10  0,08  41  0  230  –  2,1

さくらえび・素干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 312  64,9  4,0  0,1  1200  1200  1200  1200  3,2  4,9

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 微量  0,17  0,15  230  0  700  –  3,0

栄養成分の詳細
さくらえびに多く含まれる栄養成分。

 

 

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さくらえびの効能

さくらえびに含まれるカルシウムは圧倒的ですし、ともに含まれるマグネシウムも骨の強化に貢献しますので、腰痛や骨粗鬆症に効果的です。

さらに、タウリンやチキン、アスタキサンチン、ビタミンEも豊富に含まれていますので、動脈硬化や高血圧、などの生活習慣病やガンにもかなり有効です。

 

さくらえびの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~春
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で1~2日程度(生)

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穴子

アナゴ

穴子の主な産地は東京湾や瀬戸内海です。
あなご(穴子)といえば伝統的な和食や江戸前の握りずしなどで有名ですが、今では多くのスーパーや回転寿司店などでも普通に売られています。
ただ、スーパーや回転寿司チェーンなどで売られているあなご(穴子)の中には、中国や他の国で獲られたものが多いようで、中には穴子に似ている魚で代用されているとも言われます。

あなご(穴子)にはビタミンAが非常に多く含まれます。
その量は100g中500μg位で、1日の所要量の約90%程度に相当します。
他にも、カルシウムが100g中75mg、ビタミンB群ビタミンEも豊富に含まれています。

あなご(穴子)はなかなか自分で料理して食べるという機会は少ないと思いますが、食べ方としては煮たり蒸したりするのが一般的でしょう。特に蒸した場合はビタミンAが増加するようですからお勧めです。

選ぶときのポイントとしては、開いて売っているものは皮に光沢があり身が白いものが良いでしょう。

 

穴子に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 穴子・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 161  17,3  9,3  微量  150  370  75  210  0,8  0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 500  0,05  0,14  9  2  140  0  0,4

穴子・蒸し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 194  17,6  12,7  微量  120  280  64  180  0,9  0,8

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 890  0,04  0,11  15  1  180  0  0,3

栄養成分の詳細
あなごに多く含まれる栄養成分。

 

 

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あなごの効能

あなご(穴子)にたっぷり含まれるビタミンAは、粘膜や皮膚の抵抗力を高めますので、かぜや肌荒れなどに有効ですし、ドライアイや眼精疲労にも効果的です。

ビタミンEも豊富に含んでいますので、これはビタミンAとともに細菌やウイルス、又ガンの予防に効果を発揮しますし、老化の防止にも有効です。

 

あなごの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・下処理してラップで包み冷蔵庫へ(3日以上保存するときは冷凍)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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さけ

さけ

さけ(鮭)も種類が多い魚です。
一般的にただ「さけ」と言えば、「白さけ」を指します。

さけ(鮭)の特徴としては、良質のタンパク質が豊富にふくまれていることと、特筆するのはビタミンDが豊富に含まれていることです。この量は100g中32μgもあります。
さらに、葉酸やビタミンB群なども豊富に含まれます。

さけ(鮭)の食べ方も非常に多く、焼き物や煮物、揚げ物、又は刺身や洋食などでも幅広く食されています。選び方のポイントは、ピンク色がきれいで皮が銀色に光っているものが良いでしょう。

 

さけに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 さけ(しろさけ)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 Kcal(カロリー)  22,3  4,1  0,1  66  350  14  240  0,5  0,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 11  0,15  0,21  20  1  59  0  0,2

べにざけ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 138  22,5  4,5  0,1  57  380  10  260  0,4  0,5
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 27  0,26  0,15  13  微量  51  0  0,1

ぎんざけ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 204  19,6  12,8  0,3  48  350  12  290  0,3  0,6
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 36  0,15  0,14  9  1  60  0  0,1

キングサーモン・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 200  19,5  12,5  微量  38  380  18  250  0,3  0,4
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 160  0,13  0,12  12  1  54  0  0,1

栄養成分の詳細
さけに多く含まれる栄養成分。

 

 

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さけの効能

さけ(鮭)にも健康成分である、EPAやDHAが豊富に含まれます。

さらにガンや動脈硬化を防ぐ「アスタキサンチン」も含まれています。
この「アスタキサンチン」という成分は、かにやえびに含まれていますが、魚類では鮭だけに含まれる色素です。

他にも、皮にはコラーゲンが含まれ、頭の軟骨には「ムコ多糖類」が含まれますので、関節の働きをよくして、肥満を予防します。

 

さけの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~冬
  • 理想的な保存方法・・・水気を拭き取りキッチンペーパーで包み、ラップをして冷蔵庫へ(3日以上保存するときは塩をふって冷凍するとよい)
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

 

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さわら

さわら

さわら(鰆)も成長するにつけ名前が変わる出世魚です。
幼魚のころは「さごち」とか「さごし」とか呼ばれます。

さわら(鰆)も白身ですから良質のタンパク質が多く含まれています。
脂質も多いのが特徴で、100中約10g程度含まれます。

ビタミンでは、ビタミンB群やビタミンDが多めですが、ミネラルは特出しているものも無く、それほど多いほうではないようです。

さわら(鰆)の旬としては、秋から冬ですが冬のさわらは特に脂が乗っています。
食べ方は、刺身でも良いですし、焼き物や蒸し物、洋食などでもおいしく食べることができます。
選び方は、皮につやがあり透明感があるものを選びましょう。

 

さわらに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 さわら・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 177  20,1  9,7  0,1  65  490  13  220  0,8  1,0

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 12  0,09  0,35  8  微量  60  0  0,2

さわら・焼き

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 202  23,6  10,8  0,1  90  610  22  310  0,9  1,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 16  0,09  0,34  8  微量  87  0  0,2

栄養成分の詳細
さわらに多く含まれる栄養成分。

 

 

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さわらの効能

さわら(鰆)は白身のわりにはEPAやDHAが豊富に含まれます。
さわらの脂質は不飽和脂肪酸で、EPAやDHAが多く、血栓をとかして血液をサラサラに保つ効果があります。中性脂肪やコレステロールを低減しますので、生活習慣病には有効です。

さらに、DHAには脳細胞の働きを活発にしますので、視力回復やぼけの予防に効果的です

 

さわらの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋~冬
  • 理想的な保存方法・・・3枚におろし、キッチンペーパーなどで包み、ラップをして冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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ひらめ

平目

ひらめ(平目)といえば白身の高級魚として知られています。
その味わいは、上品な甘みがありタンパクで癖が無く、しかも程よい白身独特の脂が乗っています。
特に「エンガワ」と呼ばれる、ヒレのつけ根の部分は高級部位で、脂、甘み、歯ごたえともに一級品です。

ひらめもいつごろからか養殖ものが出回っていて、以前に比べれば比較的容易に手に入れることが可能です。

ひらめには、アミノ酸バランスが良い良質のタンパク質が豊富に含まれています。
特に、養殖のものはタンパク質や脂質ビタミン類ともに多く含まれています。
ビタミン類では、ビタミンDが100g中18μg、ビタミンEは1,4μg程度含まれます。

平目の食べ方としては、薄造りが最も一般的でしょうか。他にもぞうすいやアラの吸い物、しゃぶしゃぶ、ムニエルなども良いかと思います。

選ぶときのポイントとしては、身が厚く透明のぬめりがあるものが良いとされます。
養殖と天然ものの違いは、天然物は腹の部分が真っ白です。

 

平目に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 平目(天然)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 103  20,0  2,0  微量  46  440  22  240  0,1  0,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 12  0,04  0,11  16  3  55  0  0,1

平目(養殖)・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 124  21,2  3,7  微量  42  430  23  240  0,1  0,5

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 21  0,08  0,33  13  3  63  0  0,1

栄養成分の詳細
ひらめに多く含まれる栄養成分。

 

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ひらめの効能

ひらめは高たんぱくで消化が良いので、栄養補給やダイエットに適しています。

タウリンの多く含んでいます。
量的には、100g中170mgとトップレベルです。このタウリンは高血圧や動脈硬化を防ぐのにもってこいです。

さらに、えんがわ(縁側)の部分にはコラーゲンも豊富に含まれますので、肌の若返りなどに大きな効果を発揮します。

 

ひらめの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・5枚におろしキッチンペーパーなどに包みラップをして冷蔵庫へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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さんま

さんま

さんまといえば秋が旬です。
旬のさんまには豊富な脂質(100g中約25g)が含まれていますが、他の時期ではなんとその量は4分の1にも減少してしまうのです。良く干物にして売っているのはおそらくこの脂質が減少したものだと思います。

他にも、良質のタンパク質ミネラル類では、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄などが豊富に含まれていますし、ビタミン類も、ビタミンAやB群、ビタミンD、E、ナイアシン、葉酸なども多く含まれます。

さんまの料理としては、煮付けや塩焼きなどがありますが、だんとつの人気をほこるのはやはり塩焼きでしょうか、塩焼きに添えられる大根おろしは、焦げの部分に含まれる発ガン物質を除去する効果がありますので実に効果的な組み合わせといえます。

選ぶときのポイントは、口や尾の付け根が黄色いもの、太いもので身がしまっているものなどを選びましょう。

 

さんまに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 さんま・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal(カロリー)  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 310  18,5  24,6  0,1  130  200  32  180  1,4  0,8

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 13  0,01  0,26  17  微量  66  0  0,3

さんま・開き干し

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 261  19,3  19,0  0,1  500  260  60  140  1,1  0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 25  微量  0,30  10  0  80  0  1,3

栄養成分の詳細
さんまに多く含まれる栄養成分。

 

 

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さんまの効能

鉄やビタミンB12、葉酸も多く含まれますので、血を増やす作用や貧血に大きな力を発揮します。さんまの効能とは!

さんまもイワシやサバ同様、青魚ですからやはりEPAやDHAが豊富に含まれています。
その効能も他の青魚同様に得ることができます。

ビタミンB群の働きには、疲労回復や肥満防止、体力増強、精神安定などの効用があります

 

さんまの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋
  • 理想的な保存方法・・・次の日に食べるのであればラップをして冷蔵庫・それ以降は内臓を出し調味料に漬けるか冷凍。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日程度

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