にんにく

にんにく

にんにくの特徴はというと、ビタミンB群とビタミンCEが豊富に含まれていることでしょうか。特に、ビタミンB1は100あたり0,19mgも含まれます。
尚、ビタミンAは含まれていません。

ミネラルの中では、カリウムリンが特出しており、特にカリウムのほうは100g中530mgも含まれます。
他にも、マグネシウムカルシウム亜鉛などがバランスよく含まれます。

にんにくの芽である茎にんにくはというと、ビタミン類が通常のにんにくに比べ多く含まれています。特にビタミンCは約4倍、カロテンも含まれていて710μgも含まれます。

にんにくを食べるときの注意点としては、生で食する場合はあまりたくさん食べず、1日ひとかけら程度にとどめておく点です。これは、刺激が強いので少しづつ食べるほうが効果的だからです。尚、はちみつや酢、しょうゆなどに漬け込んで食べるのも良い方法です。

にんにくの芽

にんにくに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 にんにく・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 143  6,0  1,3  26,3  9  530  14  150  0,8  0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 0  0,19  0,07  92  10  微量  5,7  0

茎にんにく

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 45  1,9  0,3  10,6  9  160  45  33  0,5  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 60  0,11  0,10  120  45  0  3,8  0

栄養成分の詳細
にんにくに多く含まれる栄養成分。

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にんにくの効能

にんにくといえばまず思うのは、その強い独特の香りです。
この香りはアリシンと呼ばれますが、これには強い殺菌作用があり、ウイルスや細菌から体を守ります。
さらに、毛細血管を広げ胃腸などを活発にしてくれますので冷え性の改善に効果的です。
他にも、肩こりや冷え性、腰痛の解消、低血圧の予防、そしてビタミンB1と結合することにより疲労回復効果などです。

アリシンは、無臭成分のアイリンに酵素のアリナーゼが作用して変わる成分です。アリシンは分解される過程で、「システイン」と呼ばれる含流アミノ酸を作ります。
含流アミノ酸には、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす働きがあります。これにより、生活習慣病を予防することができます。

他にもガンの発生を予防する効果や、新陳代謝を活発にする作用があります。

 

にんにくの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・初夏~秋
  • 理想的な保存方法・・・長期保存の場合はばらしてラップにつつみ冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・1ヶ月

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よもぎ

よもぎ

よもぎは比較的何処にもある、春を代表する野草として知られています。食べ方とすれば草もちやよもぎ茶などで食べるのが一般的でしようか。

よもぎは何処にでも生えてる野草の割には、驚くほど多くの栄養素を強力に含んでいます。
一例をあげて見ると、ビタミンCが100gあたり35mg、ビタミンEは3,2mg、カリウムや、カルシウムなどのミネラルは約4mg、食物繊維にしては7,8gとトップクラスの含有量です。他にも、ビタミンB群などがバランスよく含まれています。

よもぎを選ぶときのポイントしては、新芽で緑が濃くみずみずしいものを選ぶようにしましょう。
そうすれば、香りも良いですし栄養価も十分満たしているはずです。

 

よもぎに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 よもぎ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 46  5,2  0,3  8,7  10  890  290  180  4,3  0,6

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 440  0,19  0,34  190  35  0  7,8  0

よもぎ・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 42  4,8  0,1  8,2  3  250  140  88  3,0  0,4

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 500  0,08  0,09  51  2  0  7,8  0

栄養成分の詳細
よもぎに多く含まれる栄養成分。

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よもぎの効能

よもぎの効能としては、血液の循環を良くして体を温めたり、ホルモンの分泌を促し内蔵機能を強くします。これにによって、不妊症や冷え性の改善、肩こりや腰痛、月経痛、月経不順、神経痛などに効果を発揮します。

又、精油成分であるセスキテルペンやシネオールなどには殺菌作用がありますので、細菌やウイルスから身を守ってくれますし、気管支炎の改善や子宮の働きを活発にしてくれます。他にも、カリウムは高血圧の改善に効果がありますし、カロテンや葉緑素、ビタミンcなどは生活習慣病の予防になります。

 

よもぎの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙につつみ冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2、3日

 

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パセリ

パセリ

パセリは料理の飾りなどで使用される場合が多く、なかなか食べる機会は無いように思えますが、なんとこの野菜の栄養価は緑黄色野菜の中でもトップクラスなのです。

例えば、カロテンビタミンCビタミンEは100g中に約3mg、ビタミンKは850μg、カリウムマグネシウムも豊富、は7,5mg、亜鉛も1mg、他にもビタミンB群なども豊富に含まれています。

パセリの食べ方としては、細かく刻んで料理に入れるとか、てんぷらなどにしてみてはいかがでしょうか。
独特の香りがありますが、栄養価が高いので工夫して食べることをおすすめいたします。

又、乾燥したものは調味料や香辛料として使われます。

 

パセリに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 パセリ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 44  3,7  0,7  8,2  9  1000  290  61  7,5  1,0

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 620  0,12  0,24  220  120  0  6,8  0

パセリ・乾燥

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 341  28,7  2,2  51,6  880  1300  120  460  17,5  3,6

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 2300  0,89  2,02  1400  820  0  –  2,2

栄養成分の詳細
パセリに多く含まれる栄養成分。

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パセリの効能

パセリの葉には葉緑素が豊富に含まれます。
この葉緑素には、コレステロールの酸化、吸収を防ぐ働きがあり、ビタミン類との相乗効果で生活習慣病を防ぎます。

独特の香りには、疲労回復や食欲増進、食中毒の防止、などに効果がありますし、保温作用や発汗作用がありますので、かぜや冷え性に効果的です。又、鉄が含まれていますので貧血を防止する効果もあります。

 

パセリと旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春
  • 理想的な保存方法・・・水にさしてラップをし、冷蔵庫に
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫3、4日

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チンゲン菜

チンゲン菜とは中国の野菜です。
いつのまにか市民権を得たように、今では癖の無いその味がすっかりおなじみになっています。

チンゲン菜は、油と相性が良いということもあり、やはり中華料理に使われることが多く、その栄養価もなかなかのものです。

特徴としては、カロテンが多く含まれていることでしょうか。
100gあたり、2000μg程度含まれます。
他には、カリウムカルシウムなどといったミネラルも豊富に含まれています。

 

チンゲン菜に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 チンゲン菜・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 9  0,6  0,1  2,0  32  260  110  27  1,1  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 170  0,03  0,07  66  24  0  1,2 0,1

チンゲン菜・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 12  0,9  0,1  2,4  28  250  120  27  0,7  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 220  0,03  0,05  53  15  0  1,5  0,1

 

栄養成分の詳細
チンゲンサイに多く含まれる栄養成分の詳しい解説は
下記のリンクをご覧ください。

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チンゲン菜の効能

チンゲンサイは油と相性が良いので炒めて食べることが多いようです。
炒めることにより、量も多く取れますのでカロテンも効率よく吸収できますので風邪の予防には効果的です。

豊富に含まれている、ミネラル類は胃酸を中和して胸やけに効果を発揮します。
さらに、チンゲン菜などのアブラナ科の野菜には含流化合物が含まれていて、これがガンを抑制する効果があることが確認されています。
特に、胃がんや直腸がん、結腸がん、呼吸器系のがんに有効といわれます。

 

チンゲン菜の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・湿った新聞紙でくるんで立てて冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で3~4日

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三つ葉

三つ葉

三つ葉には、糸三つ葉・切り三つ葉・根三つ葉と3種類があります。
そして、それぞれに栄養価も少しずつ違うのが特徴です。

糸三つ葉の特徴としては、カロテンが多いところです。その量はというと100gあたり3200μgとダントツです。根三つ葉の場合は、ビタミンcが豊富です。量としては100gあたり22mgとなります。切り三つ葉にも、ビタミンちゃカロテンは含まれますが、緑が少ない分他の三つ葉より栄養価では劣ってしまいます。

三つ葉には独特の香りがあります。
この風味や香りを生かす食べ方としては、加熱しすぎないことです。
汁物などに入れる場合は、火をとめた後最後に散りばめるようにしましょう。

 

三つ葉に含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 根三つ葉・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 20  1,9  0,1  4,1  5  500  52  64  1,8  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 140  0,05  0,13  66  22  0  2,9 0

糸三つ葉・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 13  0,9  0,1  2,9  3  500  47  47  0,9  0,1

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 270  0,04  0,14  64  13  0  2,3  0

栄養成分の詳細
三つ葉に多く含まれる栄養成分。

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三つ葉の効能

三つ葉にはビタミンCやAが含まれますので、免疫力が高まり新陳代謝が活発になります。
冷え性や眼精疲労、かぜ、美肌保持などに有効です。

さらに、三つ葉の香り成分には、胃もたれや胸焼け解消、食欲増進、神経の興奮を鎮める作用による不眠症の解消などに効果的ですから、できるだけ香りが強く、又緑が濃いものを選びましょう。

 

三つ葉の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙やラップに包み冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日

 

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にら

にら

にらには、100gあたり3500μgというカロテンが豊富に含まれます。

この量は1束で1日のビタミンAの所要量をほぼ満たしています。

にらの臭いには独特の臭みがありますが、この臭いの主成分は硫化アリルや硫化メチルと呼ばれ、血液を浄化する作用があります。

他にも、ビタミンCB群がバランスよく含まれ、カリウムカルシウムマグネシウム、などのミネラルも豊富に含まれています。

 

にらに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 にら・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 21  1,7  0,3  4,0  1  510  48  31  0,7  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 290  0,06  0,13  100  19  微量  2,7 0

 にら・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 31  2,6  0,5  5,7  1  400  51  26  0,7  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 370  0,04  0,12  77  11  微量  4,3  0

栄養成分の詳細
にらに多く含まれる栄養成分。

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にらの効能

にら特有の香り成分は硫化アリルや硫化メチルです。
これらには、血液をきれいにしてサラサラにする効果がありますので、血行がよくなり冷え性や腰痛、肩こり、月経痛、などに効果を発揮します。

そして、血行が良くなることにより体が温まりますので、動脈硬化や高血圧、精力増進などにも有効です。
さらに、ビタミンB1の吸収を助けますので、糖質の代謝が促進され肥満が予防できます。
疲労回復や食欲増進、体力増強にも有効です。

 

にらの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・春
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙にくるみ冷蔵庫の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日

 

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おくら

おくら

オクラとは切るとねばねばがある夏野菜です。

このネバネバが重要で、これには食物繊維ペクチンムチンが含まれ、他にもビタミンB群ビタミンcカロテンカルシウムなどが豊富に含まれます。
特に食物繊維の量としては、100gあたり5gも含まれます。

しかし、中にはこのネバネバが嫌でオクラを嫌う人も多いと思います。
オクラの食べ方としては、生で刻んで食べるのが理想なのでしょうが、スープにしても良いかと思います。
そうすれば、溶けた栄養分をそのまま飲んでしまえますし、それほどねばりもきにならないと思います。

おくらに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 おくら・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 30  2,1  0,2  6,6  4  260  92  58  0,5  0,6

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 56  0,09  0,09  110  11  微量  5,0 0

おくら・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 33  2,1  0,1  7,6  4  280  90  0,5  0,5  0,6

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 60  0,09  0,09  110  7  微量  5,2  0

栄養成分の詳細
おくらに多く含まれる栄養成分。

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おくらの効能

オクラに含まれているペクチンは良質の食物繊維です。
その効能としては、便秘解消や予防、大腸がん防止効果、肌荒れや肥満防止、糖尿病の予防や治療、生活習慣病の予防、などです。

ちなみに、含んでいる100gあたりの植物繊維の量としては、モロヘイヤごぼうにつぐ量で、しかもごぼうとほとんど変わりません。

オクラを選ぶときのポイントとしては、細かい毛がたくさんあり、緑の色が濃く角があるものを選びましょう。

 

おくらの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・夏
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙やラップに包み冷蔵の野菜室へ
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で2~3日

 

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ほうれん草

ほうれんそう

ほうれん草にはビタミンミネラルとも豊富に含まれています。
ビタミンB群CKE・なども豊富に含まれ、特に葉酸は多く100gあたり210μgも含まれます。
カロテンはというと、こちらも100gあたり4200μg程度含まれています。
他にも、鉄やルテインなどすべての栄養素がまんべんなく含まれています。さすがポパイのエネルギー源。

ほうれん草の食べ方としては、ゆでて食べる場合が多いと思いますが、ゆで時間には気をつけましょう。あまり長くゆでるとビタミンcの損失が多くなります。
理想的なゆで時間は1分程度でしょう。ゆで方は塩をひとつまみ入れ、根元から入れるとアク抜きができますし、色も鮮やかです。
おひたしや和え物などにして100g程度食べれば、それだけで1日に必要とするビタミンAの所要量を満たすことが可能です。

 

 ほうれんそうに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 

 ほうれんそう・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 20  2,2  0,4  3,1  16  690  49  47  2,0  0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 350  0,11  0,20  210  35(夏20・冬60)  0  2,8 0

 

ほうれんそう・ゆで

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 25  2,6  0,5  4,0  10  490  69  43  0,9  0,7

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 450  0,05  0,11  110  19(夏19・冬30)  0  3,6  0

栄養成分の詳細
ほうれんそうに多く含まれる栄養成分。

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ほうれんそうの効能

ほうれんそうに含まれる成分は多く、様々な働きをしています。
葉酸やビタミン類によるガンの予防効果、色のもととなる葉緑素には血液を浄化する作用や悪玉コレステロールの吸収を防ぎ排出する働き、鉄や鉄の吸収を助けるビタミンcには貧血の予防効果など。

さらに抗酸化物質であるルテインもほうれんそうには多く含まれます。ルテインには目の健康を保ち白内障などを予防する働きなどがあります。
ちなみに、このルテインは加熱しても損失はありません。

 

ほうれん草の旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・冬
  • 理想的な保存方法・・・湿った新聞紙にくるみ冷蔵庫の野菜室へ立てる
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で3~4日

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かぼちゃ

かぼちゃ

かぼちゃには西洋かぼちゃと日本かぼちゃ、ペポかぼちゃの3種類に大別され、カロテンだけとれば西洋かぼちゃが一番多く含まれます。ペポかぼちゃは幾つかの観賞用品種を含み、別名「おもちゃかぼちゃ」とも呼ばれ、良く見るものではズッキーニがあります。

かぼちゃ

かぼちゃの特徴としては、ビタミンミネラルのバランスが良く、しかも豊富に含んでいることです。果肉には、その色素となるβカロテンが多く含み、皮やわたにもそれ以上のカロテンを含んでいます。
ビタミンでは、C・E・B1・B2が含まれ、食物繊維カリウムなども多く含んでいます。

意外とされるのは種です。
かぼちゃの種には、カリウム、マンガン亜鉛などのミネラルが多く含まれます。
このように、かぼちゃには身以外にも多くの栄養素が含まれますので、身の部分だけではなく、皮や、可能であれば種やわたも工夫して食べると良いでしょう。
種の食べ方としては、3日位干して炒ると良いつまみになります。

かぼちゃに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 日本かぼちゃ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 49  1,6  0,1  10,9  1  400  24  50  0,5  0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 60  0,07  0,06  80  16  0  2,8 0

西洋かぼちゃ・生

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 91  1,9  0,3  20,6  1  450  15  43  0,5  0,3
ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 330  0,07  0,09  42  43  0  3,5  0 

栄養成分の詳細
かぼちゃに多く含まれる栄養成分。

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かぼちゃの効能

かぼちゃは、老化防止から美容効果などまで広く効能があります。
かぼちゃに含まれる、カロテンや各種のビタミン、食物繊維には、活性酸素を抑える作用、抗がん作用、皮膚や粘膜の抵抗を高めウイルスや細菌を防ぐ働き、免疫力を高める働き、アンチエイジング効果、美容効果など多くのはたらきがあります。

そのため、癌の予防、更年期障害の緩和、冷え性・肩こりなどの改善、肥満防止、かぜの予防、美肌、便秘予防などに効果を発揮します。

かぼちゃの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・ 夏
  • 理想的な保存方法 ・・・切ったものはラップで冷蔵庫・まるごとは常温で
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・常温では1ヶ月、切った場合は冷蔵庫で2,3日

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にんじん

人参

にんじんに含まれている栄養素として特出しているものはβカロテンです。
それは、皮付きで100gあたり9100μgと、野菜の中では2番目に多い含有量です。しかもこのβカロテンは皮に多く含まれています

スーパーのにんじんをみると葉が無い状態で売られているのが一般的ですが、実はこの葉にもビタミンやミネラルが含まれているのです。
このように、にんじんを食べる場合は、皮や葉も利用するのが理想的です。

にんじんの食べ方としては、炒め物などが良いと思います。これは、生で食べるより油とともにとると吸収率が格段に上がるからです。ちなみに、生では10%程度ですが油とでは60%以上です。

もし、生でにんじんを食べる場合は、酢やレモンを加えましょう。
にんじんは生で他の野菜と混ぜた場合、その野菜のビタミンCを壊す酵素(アスコルビナーゼ)がふくまれてるからです。しかし、酢やレモンを加えることによりその酵素の働きは抑えられます。

人参の葉

にんじんに含まれる栄養成分

可食部(食べられる部分)100gに含まれている成分の数値です。

※μg(マイクログラム)は1gの10万分の一/mgは1gの千分の一

 皮付き生にんじん

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 37  0,6  0,1  9,1  24  280  28  25  0,2  0,2

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 760  0,05  0,04  28  4  0  2,7 0,1

 葉にんじん・生の葉

エネルギー    タンパク質  脂質   炭水化物  ナトリウム   カリウム  カルシウム   リン   鉄   亜鉛
 Kcal  g  g  g  mg  mg  mg  mg  mg  mg
 18  1,1  0,2  3,7  31  510  92  52  0,9  0,3

 

ビタミンA    ビタミンB1   ビタミンB2  葉酸  ビタミンC   コレステロール  食物繊維  食塩相当量  
 μg  mg  mg  μg  mg  mg  g  g
 140  0,06  0,12  73  22  0  2,7  0,1

栄養成分の詳細
人参に多く含まれる栄養成分。

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にんじんの効能

にんじんに含まれている栄養素として特出しているものはβカロテンです。βカロテンは、体内に入るとビタミンAに変わります。小さいにんじんを1本食べると、1日のビタミンA所要量を十分に満たします。

しかも、ただ変わるだけではなく必要な量だけ変わるのです。もし多くにとってしまった場合は、余分なものは尿となり排出されますので過剰摂取の心配もありません。
βカロテン・ビタミンAの効能としては抗がん作用があげられます。特にβカロテンは、強力な活性酸素除去効果があるカテロイドの仲間です。
この活性酸素を除去効果は、老化や生活習慣病、がんなどの予防に大きな力を発揮します。

にんじんの旬と保存方法

  • 食べると良い時期(旬)・・・秋から冬。
  • 理想的な保存方法・・・新聞紙にくるみポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に立てる。
  • 理想的な保存期間の目安(賞味期限)・・・冷蔵庫で約2週間

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